【明慧日本2015年8月10日】遼寧省大連市に在住の鄒顕義さん(91)は、法輪功に対する弾圧政策の下で息子・文誌さんを殺害した迫害の元凶・江沢民を告訴した。
文誌さんは近所の誰もが認める真面目でよい人だった。しかし、法輪功を学んでいるとの理由で大連市公安局や大化グループの守衛に暴行されて死亡した。
「2000年10月16日午後『文誌は心臓病で死亡した』と勤務先から連絡があった。その後、息子の遺体は隠され、何も見ることができなかった。そして、死体安置所でも公安局の警官らに囲まれて、誰も入ることができなかった。息子は心臓病を患ってはいなかったのに、死因が心臓病とは納得できない」と顕義さんは訴状で訴えた。
全身に真っ青な傷跡が残り、けがをした膝は露出してズボンは破れ、息子の悲惨な様子を目のあたりにしたと最後に息子と会えた両親は言った。
「心臓が損傷し、肋骨は折れ、臀部の表面は損傷がないように見えるが内部の肉は爛れていた。それは一種の拷問具を使用されてあんなふうになった」と法医学者は検査の結果断定した。
息子が死亡したあと、暴行を加えて息子を殺害した悪辣な加害者らが被害者の家に来て、2万元で和解しようと許しを請おた。その行動でさらに、両親は怒りと痛恨の極みにいたった。
嫁は夫が殺害されたことに大きなショックを受け、夫はまだ生きていると幻想し、夫を探したり、衣服を沢山買って夫に送ろうとした。
顕義さんは妻・陳景英さんと共に法輪功を学び始めてから多種の病気が全快した。しかし、妻は弾圧政策の下で法輪功を学ばなくなり、病気が再発して昨年5月に死亡した。