【明慧日本2015年8月22日】山東省乳山(にゅうざん)市の法輪功学習者・於静涛さん(45歳女性)は昨年10月、不当に連行されて拘禁された。今年6月1日、於さんは乳山裁判所に不正裁判を開廷され、先月10日、懲役4年6カ月を宣告された。
裁判当日、於さんの家族や友人が傍聴しようとしたが、2人しか入廷できなかった。
法廷で於さんの弁護士は「まだ判決結果を宣告されていない場合、被告者は容疑者であり犯罪者ではありません」との理由で「於さんにつけている手足かせを外すように」と申し出たが、無視された。そして弁護士が発言すると、すぐに中断された。
於さんは法輪功を学んでから、法輪功の「真・善・忍」の教えに従って自分に要求してたが、中国共産党が法輪功迫害を開始してから、迫害を加えられた。
2006年、放浪生活を余儀なくされた於さんは、煙台市に行ったとき法輪功の資料を配布したため、警官により連行された。その後、於さんは労働教養3年を強いられ、教養所で心身ともに苦しめられた。
昨年10月、於さんは地元に戻り、法輪功が迫害されている内容のチラシを街で貼った。そのため「中国共産党の法輪功に対する誹謗中傷宣伝を信じている人に通報され、市公安局・国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官により連行された。
その後、警官は於さんの自宅に不法に侵入し、携帯電話、プリンタ、新しい自転車を押収した。その後、警官は家族に通知しないで、於さんを乳山留置場に送り込んだという。
現在、於さんは上訴中である。