【明慧日本2015年8月27日】河北省万全県の法輪功学習者・李翠花さんは先月30日、懐安(かいあん)県を通りかかった時、警官により不当に連行されて殴打された。
当日、警官らは「身分証明書に問題がある」と言って、李さんに車から降りるように言った。身分証明書の番号をインターネットで確認したところ、高廟堡派出所がねつ造した犯罪記録が検出され、懐安派出所に電話を掛けて通報した。
午後1時ごろ、李さんは懐安派出所で尋問され、カバンも調べられた。しかし、何も証拠がなかった。李さんは地下室まで連行されて警官に平手打ちされ、鉄格子に向かって身体を投げ飛ばしたり、蹴飛ばされたりした。
警官らは偽りの自供を記録し、李さんの指を無理やり引っ張ってDNA検査を行った。さらに李さんに向かって「ここに来るたびに懲らしめてやる」と罵声を浴びせたという。
午後6時、李さんは高廟村の主任、郷の書記、司法アシスタントに自宅から連行された。身分証明書はいまだに返還されておらず、李さんの顎、腕、太ももにはたくさんの青紫色のあざが残っているという。