文/イギリスの大法弟子
【明慧日本2015年9月23日】
すべての観念を取り除く
18年間の修煉があっという間に過ぎ去っていきました。数え切れない魔難と試練を経験して、徐々に人間の観念を取り除くことができました。そのおかげで、正念を発する時にこのような状態が現れてきました。発正念をすれば、先ほどまで仕事をしていた時の人間の思惟を完全に隔てることができます。それらの思惟がなかったように何も思い出せません。
一度夢の中で、大勢の大法弟子とある高次元の空間で、座禅をしている場面を見ました。突然「法が世間を正し始めた」との信息が頭の中に入ってきました。その瞬間人間の空間に雷がなり、稲妻が走しり、強風がふき、雨が激しく降り出しました。10分か20分が経つと、すべてが終わり「法が世間を正し終えた」との信息が伝わってきました。この時一緒に座禅をしていた大法弟子の中に、家族を心配して、下の人間の空間を眺めてみようとする人がいました。その念が生じた途端、その人がその次元から消えました。そして大法弟子が次々と落ちていくのを見て私は焦りました。「下を見ないで」と叫びました。その叫び声で夢から目を覚ましました。思い出すと、これは師父が「大法弟子は如何なる人心と観念も残してはいけない。如何なる取り除いていない人心があっても、最後の一刻になれば、自分を引き落とす原因になる」と告げてくださったのだと悟りました。
ここ数年、協調の仕事がますます増えてきて、時間的にますます厳しくなってきました。しかし、修煉の要求は高くなる一方でした。私は難しく感じましたので、いつも師父に加持と助けを求めていました。マスコミの仕事に携わったこの何年間、多くの試練やトラブルを経験してきました。しかし、いくら難しくても、毎日事務所へ向かえば、衆生を救い済度し、法を正す道を歩んでいる幸福感を感じました。毎日の時間を法を正す最後の一日として大事に思えば、圧力と試練に耐える力にもなっています。数月前から、朝煉功すると、すぐに虚空に入り、思想も体もなくなり、真の自分と虚空だけがいました。それで法を回す虚に至るというのは一つの境界の事だと悟りました。
法を正す進展が速く、毎日出会う試練や魔難がすべて向上の機会です。私はいつも学法が足りていないと感じ、人心も時々出てきます。特に協調人として、管理についての知識が足りず、いくつかの常人の時に形成された習慣も直せていません。しかし、自分としては、最大限に努力し、更に精進し、マスコミを運営する知識をもっと勉強するしかありせん。師父の慈悲なる加持に背かないよう、法を正す時期の大法弟子の使命と責任を果たせるよう願っています。
師父ありがとうございます!
同修の皆さんありがとうございます。
注:
[1]李洪志師父の著作:『轉法輪』
(2015年英国法輪大法法会での交流文)