　【明慧日本2015年10月5日】2015年9月4日朝、シドニーの有名なマーティン・プレイス広場で、法輪功学習者は集団煉功していた。心に響く音楽と穏やかな煉功場面が、多くの市民を引き寄せた。

マーティン・プレイス広場で煉功している法輪功学習者

　マレーシアから来ている中国系の有名な作曲家、音楽プロデューサーの陳さんは、この場面を見て、「法輪功学習者がマーティン・プレイス広場で煉功している光景を見ると、オーストラリアにいることは、どれほど幸せなことかを気付かされます」と感嘆して話した。

シドニーの有名な作曲家陳さん

　陳さんは中国で法輪功への弾圧を制止することや生体臓器狩りをやめさせるため、オーストラリア政府の援助を呼びかける署名簿に、署名した。陳さんは、「中国で日常生活の中で座禅し、世界の普遍的価値観や道徳及び善の原則『真・善・忍』を守るため、こんなに多くの人々が迫害を受けていることを聞くと、本当に悲しくてたまりません」と話した。

　16年間継続する残酷な迫害に直面している法輪功学習者は、終始一貫して、平和的に真相を伝えている。法輪大法は、現在百以上の国々で広まっている。陳さんは、「もし、正しくないこと（善の人を弾圧すること）に気づいたら、やるべきことは剛毅（ごうき）な精神で自分の立場を守り、最大限な慈悲で、自分の考えを伝え、そして、自分の原則を信じ、最後世の人々に認められます。水滴石穿（訳：注「すいてきせきせん」とは小さい力でも積み重なれば強大な力になること）、正義は必ず勝つ」と話した。

　法輪功は中国伝統の真髄を含む佛家の修煉功法である。中国共産党は政権を取ってから60年以来、系統的に中国伝統文化を破壊している。法輪功学習者は迫害を受けている一番深刻な団体である。陳さんは、「我々の日常生活の中に中国人が発明したものがどれほどあるでしょうか、紙、羅針盤などです。私達は気づかなくても、中国文化は既に人々の生活の一部になりました」と話した。

　陳さんは「法輪功学習者が自分の信仰を大切にしていることや、ここシドニーの法輪功学習者達が、中国国内で迫害を受けている法輪功学習者達の安危を心配していると感じている」と述べた。

　最後に陳さんは、「人々が法輪功を信じるかどうかは別として、『真・善・忍』が世界の普遍的価値であり、全世界の人がこの価値観を認めているはずです」と話した。