　【明慧日本2015年10月23日】イリンナー・ディヴィスさんはペルーの国籍を持つアメリカの医者で、家族と共に法輪大法を修煉しています。イリンナー・ディヴィスさんは「法輪功は私と家族に、多くの素晴らしいものを与えて下さった」と語りました。

　以下は、彼女が自ら語った初めての修煉体験です。

大法に出会ったきっかけ

　私はペルーの首都リマのあるカトリック教の家庭に生まれました。小さい頃から家族に付いて教会へ礼拝に行ったり、聖書を読んだりしてきて、聖書に書かれていることは普通に受け入れてきました。1993年、私はアメリカに移住しました。

　私はずっと道徳や教養を高める本を探し求めていました。1999年、あるアジア系の同僚が、私に法輪功を紹介し『轉法輪』を読むことを勧められ「この本を読めば如何に道徳水準を高め、如何に良い人になるかが分かる」と言われました。心が動かされた私は、英語版の『轉法輪』と功法ビデオを買い求めました。

　しかし、本の中には漢語や専門用語が多く、英語を母国語としない私は読み辛く感じました。病院でのインターンや医師免許を取得するための試験勉強で忙しく、更に幼い子供の面倒も見なければならないので、本を一旦傍においてから、再び手にすることがありませんでした。

　2000年、夫と一緒にカリフォルニア州に引っ越してから、数名の法輪功学習者に出会いました。彼らから５式の功法を学び、ネットでスペイン語版の『轉法輪』をダウンロードして、初めてこの著作を読み通すことができました。

　2001年から2007年までの間、私は仕事や家事、試験勉強、そして子育てに忙しく、時間がある時だけ学法や煉功をしました。

　2007年の夏、私は初めての正式な仕事を見つけて、1人でニューヨークに来ました。最初は仕事に就いた喜びを感じましたが、次第にその新鮮さがなくなって、自分が今まで生きてきた人生には、何かが欠けていると感じ始めました。他人を助けるべきだと思いながらも、何をどうすればよいか、はっきりと分かりませんでした。カトリック教会で牧師に尋ねましたが、満足のいく答えが得られません。

　失望の中で、臨時の住まいに戻ったとき、不意に『轉法輪』をじっくりと読んでみようと思いました。直感的に、良い人が紹介してくれたこの本は、きっと間違いがない本だと感じました。

　その後の２カ月間、私は繰り返し繰り返しその本を読み、当地の煉功点に行ってグループ学法に参加し、同修達の交流から多くのことを学びました。徐々に、これは私が「生涯探し求めていた真理が書かれている本だ」と気付きました。

法輪功は私と家族に多すぎるほど、沢山のものを与えて下さった

　甲状腺功能衰退症を患っていた私は、10数年間ずっと薬を服用していました。また、重い鬱の症状もあり理由もなく焦り出し、周期的に頭痛に悩まされ、睡眠薬がなければ眠ることができませんでした。煉功してからは全ての症状が消え、ここ数年来、私は薬も飲まず健康で、常にエネルギーに満ち元気いっぱいです。

　日常生活の中で、私は「真・善・忍」を持って自分を律し、他人と衝突したときにまず自分自身の問題を探し、以前のような対抗的な姿勢がなくなりました。また、積極的に嫉妬心と顕示心を取り除くように努力しました。心性が高まってから、他人に真に寛容であるようになりました。

　2人の子供たちは相次いで私と学法や煉功をし始め、間もなく夫も大法を修煉し始めました。家で、私達は更に良い妻、夫、娘、そして息子であるように努力し、会社や学校では、仕事と勉強を真面目に取り組み、常に他人を真っ先に配慮するようになりました。もっと多くの人が大法を修煉することを願っています。そうすれば、世界はもっと穏やかで、もっと素晴らしい世界になると思います。

　江沢民が起こしたこの迫害は、多くの中国人同修や彼らの家族に巨大な苦痛をもたらしただけではなく、迫害するために作られた嘘偽りが世界中に広まって、米国に住むペルー人の私でさえ抑圧感を感じます。時には区内の社会活動に参加しますが、法輪功修煉者である故に、そこで出会う中国人達に非常に不親切な扱いを受けました。

　中国人同修が酷刑による迫害を受けていることを聞き、非常に悲しく感じました。江沢民が起こしたこの迫害は、中国の法律に反しているだけではなく、国際人権法にも反しています。16年間に及ぶこの迫害を早く終結させ、江沢民は法律による厳重な処罰を受けるべきです。

　私は中国人ではありませんが、中国がもっと良くなることを望みます。そして中国の国民が尊厳のある暮らしができて、他国の国民と同じように自由に法輪大法を修煉できることを願っています。