　【明慧日本2015年11月15日】明慧ネット9月1日～9月30日の報道の統計によると、この間に不法に身柄を拘束された法輪功学習者は1,908人であり、そのうち1,313人が不法に拘留され、595人が私生活の自由を侵害され、60人が不法に実刑判決に処せられ、さらに146人の法輪功学習者が洗脳センター（思想改造施設）で迫害を受けている。

最も厳しい迫害を受けている省（直轄市）は、山東省233人、黒竜江省122人、江蘇省118人、吉林省101人、安徽省79人、河北省71人、遼寧省65人、湖南省62人、湖北省60人、四川省55人、山西省52人、河南省44人、重慶市35人、広東省30人、天津市27人の順となる。

最も深刻な迫害を受けている都市は、イ坊市83人、煙台市72人、ハルピン市63人、太原市43人、長春市38人、シ博市36人、淮南市36人、無錫市34人、鶏西市31人、成都市30人、黄岡市23人、連雲港市23人、大連市21人、徐州市20人，嶽陽市20人となる。

また、9月には503人の法輪功学習者が江沢民を控訴したことが理由で不法に身柄を拘束された。拘束者人数順としては、山東省131人、江蘇省63人、黑龍江省41人、吉林省29人、重慶市26人となる。また、もっとも深刻な迫害を受けている都市は、イ坊市61人、太原市40人、ハルピン市32人、シ博市32人、煙台市32人、重慶市26人、無錫市20人、連雲港市20人となる。

9月には427人の法輪功学習者が、江沢民を訴訟したことが理由で私生活を侵害されている。最も深刻な省の順として、河北省147人、四川省65人、山東省44人、遼寧省42人、重慶市32人となる。また、最も深刻な迫害を受けた都市としては、保定市42人、唐山市32人、石家莊市27人、巴中市29人、成都市25人となる。

（編集者による補足：中国共産党による情報封鎖のため、迫害事実の報道が遅れており、上述の案件は必ずしも9月に起きているとは限らず、8月またはその前に起きている可能性もある）

　迫害を受けている法輪功学習者は、社会の各階層の異なる職種に広がっている。中には、教育委員、大学副教授、教師、エンジニア、警察官、億万長者、商人、看護師などが挙げられる。広東省の企業家である張仕珍さんは、610弁公室に身柄を拘束され、拘留されていた。迫害前の個人純資産は千万元以上に上るが、法輪功を修煉していることが理由で長年の迫害を受け、多額の個人資産を没収された。張仕珍さんは法輪功への迫害を理由に江沢民を告訴している。

　天津市エンジニアの李文又さんは、中国屈指名門の清華大学で二つの学位を取得しており、卒業後は天津市のガラス製造メーカに勤めていた。李さんは仕事を積極的にこなし、複数の特許を取得し、会社から複数の褒章を受章していた。

　9月10日は「教師の日」であり、教師を敬う日として指定されているが、最近の中国では、中国共産党はこの祝日を利用して学生たちに、自分たちの先生を迫害するよう仕向けている。

写真：黒竜江省の里玉書さんは、法輪功の修煉が理由で不法に1年の労働教養の刑を処せられ、さらに12年の実刑判決を受け、迫害のため顔が変形し、身体障害者になった。2014年釈放されたが、24時間監視下に置かれ、2015年だけで10回以上家財を没収された

写真：貴州省教師の蒋茂松さんは、不法に4年の実刑判決を処せられた

　写真：吉林省体育学院の教師である車平平さんは、法輪功の修煉を理由に2013年10月に身を拘束され、地元の留置場に拘禁された。車さんは強制労働に抗議し、度重なる殴打、灌食などの拷問に遭い、さらに非公開裁判で不当な実刑判決を下されようとしている

　黒竜江省ハルピン市在住の音楽教師の牟書琴さんは、江沢民に対して告訴を提起した。8月28日に、警官に告訴事実を確認したいとの口実で身柄を拘束され、7日間の不法拘留の後、牟さんは釈放されたが、学校に戻ると、校長に反省文を書き、全校生徒の前で読み上げるよう強要された。これに対して、牟さんは拒み、直ちに懲戒処分を言い渡された。

　付表１．2015年9月に明慧ネットで報道された中で、不法に拘留された法輪功学習者の統計一覧（詳細は中国語ページを参照）

　付表２．2015年9月に明慧ネットで報道された中で、私生活を侵害された法輪功学習者の統計一覧595人（詳細は中国語ページを参照）

　付表３．2015年9月に明慧ネットで報道された中で、503人の法輪功学習者が身柄を拘束された。（統計一覧の詳細は中国語ページを参　照）

　付表４．2015年9月に明慧ネットで報道された中で、427人が江沢民を告訴したことが理由で迫害を受けた。（統計一覧の詳細は中国語ページを参照）

　付表５．2015年9月に明慧ネットで報道された中で、60人が実刑判決を言い渡された。（詳細は中国語ページを参照）

付表６．2015年9月に明慧ネットで報道された中で、146人が洗脳センターで迫害を受けていた。（詳細は中国語ページを参照）