【明慧日本2015年11月27日】遼寧省瀋陽市の法輪功学習者・欧陽洪波さんは昨年7月16日、学習者・蘇暁華さんの自宅を訪問した際、和平区国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官により不当に連行され、自白を強いられた。
警官らは欧陽さんに「5月12日、市内の壁に塗料で『法輪大法は素晴らしい』と書いた」と自白するように強要した。欧陽さんが認めないにも関わらず、市第一留置場に拘禁され、さらに家族の安全を脅かすと脅迫された。
今年1月26日、欧陽さんに対する不正裁判が行われた。裁判所は証拠がないため、8カ月の休廷を経て9月7日に再び開廷した。1カ月後、何の証拠もないまま、欧陽さんに懲役6年を宣告した。
家族は大きなショックを受けた。市南塔派出所の警官は、江沢民を告訴した件について話を聞きたいと欧陽さんの妻に電話を掛けた。妻は不当な要求を断ったが、警官は欧陽さんの父親の自宅へ行き、嫌がらせをした。その結果、欧陽さんの妻は帰宅できず、家には父親(84)と子供(10代)が残されている。
現在、欧陽さんの家族は北京の弁護士を雇い、市中級裁判所に上訴した。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)