【明慧日本2015年12月3日】黒竜江省・鶏西市、鶏東県の一部の派出所の警官らは、11月16日から江沢民を告訴した法輪功学習者に対して不当に連行し・嫌がらせをした。21日まで鶏西市には12人の法輪功学習者が不当に連行され、拘禁され、嫌がらせを受けたという。
16日、市恒山区の法輪功学習者・湯続鳳さん(51歳)は柳毛派出所の警官3、4人に不当に連行され、行方不明となった。同じ村の張広芝さんなども嫌がらせを受けた。翌日、警官らは湯さんの自宅に侵入し、法輪功の関連書籍や法輪功創始者の写真などの私物を押収した。湯さんの5歳の孫は祖母から離れず、毎日泣き続けているという。
16日午後、恒山区の法輪功学習者・劉長吉さん、王秀珍さん、夏玉香さんは不当に連行され、10日間拘禁された。劉梅さんも同日、留置場に拘禁された。
17日の朝7時55分、滴道区の法輪功学習者・呉宝庫さんは東興派出所の警官に身柄を拘束された。呉さんの妻は当日の9時に夫の解放を要求しに行った際、不当に連行された。同日、恒山区紅旗郷の法輪功学習者・于淑清さんは鶏西市を訪ねた際、バスの中で派出所の警官に市留置場まで連行され、自宅にある法輪功の関連書籍や携帯電話なども押収された。
19日午後、梨樹区の法輪功学習者・孫愛華さん、王鳳芝さんは、穆稜鉱派出所の所長に呼ばれ、供述を取られてから留置場に送り込まれた。一方、孫さんの母・景さんは、供述を取られてから解放された。
鶏冠区の法輪功学習者・王宝貴さんは、派出所に30分拘束されてから解放された。
現在、無事に家に帰されたのは、呉さん夫妻、孫梅さん、景さん、王さんである。
情報筋によると、江沢民告訴の件について、市国家安全局は6月から各郵政部門に、すべての法輪功学習者の告訴状の控えを、用意するようと命じた。さらに、11月20日までに学習者60人にいわゆる「三書」にサインさせるノルマを派出所に出した。
一方、鶏西市において、すでに千人以上の市民が、江沢民を告訴する署名用紙にサインをしたという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)