【明慧日本2015年12月8日】北京市在住の法輪功学習者・鄒徳用さん(46歳ソフトウェアの技師)は今年4月12日、法輪功の資料を配った時、地元回龍観(かいりゅうかん)派出所の警官により不当に連行され、家財も押収された。
翌日、鄒さんは昌平(しょうへい)区公安局に拘禁され、5月12日に市検察庁・昌平公安局に逮捕状を発付された。6月3日、区検察庁に起訴され、9月末に区裁判所に起訴された。
先月9日午前9時、昌平裁判所は鄒さんに対して裁判を開廷した。家族は2人だけしか傍聴できなかった。
法廷で裁判官は、鄒さんの自己弁護と最後の陳述のみを許した。弁護士は鄒さんの弁護を受ける権利を守り、弁護内容を読み上げた。検察側は「議論の余地なし」と答えた。
かつて、鄒さんは胃病を患っていたが、法輪功を学んで健康を取り戻したこと。人々に法輪功の素晴らしさを伝えたこと。そして誰にも害を与えていないことを述べた。
裁判は2時間内に休廷を宣告し、結論は出なかったという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)