【明慧日本2015年12月26日】湖南省株洲市の4名の高齢の法輪功学習者・郭文興さんと劉芳香さん夫婦、曾錫銀さん及び劉白英さんは真相を伝える際に不当連行された。12月10日午後2時頃、4名の学習者に対して、株洲市荷塘(かとう)区裁判所第一法廷にて不当裁判が開廷されたが、弁護士が法律上の手続きに多数の違法な箇所があると指摘した為、開廷後間も無く休廷した。
開廷時、弁護士は事前に通知も連絡もなく直接留置所から移送されたことは、違法な行為だと抗議した。検察庁は9月2日に逮捕しないと決め、決定書を出したが、9月3日に前記書類を無視し、逮捕するという決定書を出し直した。わずか1日で同じ案件に対し、真逆な書類が出されたことは法律上解釈のしようがなく、人権を無視し、歴然とした犯罪行為である為、弁護士は検察官に撤回を要求した。
弁護士は検察庁がわずか1日で同じ案件に対して、二つの書面を出しことは、外部からの圧力を受けた可能性が大きいと考えられると指摘した。この案件はすでに上層部に裏工作され、彼らは実行するのみで、検察庁、裁判所には決定権がないことが明確になった。
上記4名の学習者は全て60歳以上である。特に劉芳香さんは留置所の劣悪な環境下で、体調が悪化し、血圧が220まで上昇した。夜中に冷や汗を出し、12月10日開廷当日は顔色が悪かった為、劉さんの息子は仮釈放を求めたが、たらい回しにされた。
現在、郭文興さんは株洲市第二留置所に監禁され、他の3名は同市第一留置所に監禁されている。
上記4名の学習者以外にも、同市学習者・劉雪冰さんは江沢民を告訴した理由で、11月19日から11月29日まで同市の天元公安局泰山路派出所に不当拘束されていた。同公安局の警官姚進(ようしん)、何迪(てき)軍は劉さんの自宅を不当に家宅捜索したが、何も見つからなかった。また劉さんは強制的に採血され、指紋をとられた。劉さんは違法行為だと抗議した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)