文/中国・重慶の法輪功修煉者
【明慧日本2015年12月30日】重慶市本町に在住のある年配女性の法輪功修煉者は今年7月、自らが受けた迫害の真実を実名で江沢民告訴状を作成し、当局に提出したため、現地の警官に嫌がらせを受けました。
9月半ばころ、警官3人が家へ入る前に、写真を撮っていたので、その様子を見て、「法輪功修煉者をまた迫害しに来たのですか? 今は江沢民さえ告訴することができますよ。写真を撮る目的は何ですか?」と尋ね、警官の撮影を制止しようとしました。
「我々がここに来た証拠として写真を取ったのだ。警察署に戻ったら上司に報告する必要があるのだ」と警官は言いました。
「撮影は嫌がらせのためですね。『文化大革命』をみてご覧なさい。当時迫害に参与し、中国共産党の政治運動に追随した警官や軍隊の代表者らは、皆雲南省に送られて銃殺されました。善悪には報いがあります。法輪功への迫害を直ちにやめ、自分の生命のために三退してください!」と勧めました。
法輪功修煉者の話はゴロゴロと鳴り響く雷のようで、3人の警官はたいそう驚き、慌てて「はい、はい、分かった、分かった」と言いながら、直ぐに立ち去って行きました。
10月のある晩また嫌がらせにやってきました。警官2人にドアを力まかせに叩かれたので、理由を尋ねたところ、警官は「江沢民を誹謗中傷する手紙を書いたので、書類にサインしてほしい」と言いました。実は、中国の現在の法律でも国民の告発・告訴の権利を守る条例が書かれています。最高検察院や最高裁判所に江沢民告訴状を提出することは誹謗中傷ではないので、窓の外に向けて大声で言い返しました。「私たちは中国共産党員のように公費を浪費し、買春や賭博・汚職をし、良民を騙して害したり、人を殺したりなどはしません。逆に、「真・善・忍」に従って、良い人を目指して修煉しています。にも関わらず、共産党に迫害されて多くの法輪功修煉者が亡くなりました。このことは全中国人にも分かっており、全世界も分かっていますよ!・・・・・」
まだ話が終わっていない内に、警官は慌てて「もういいです。もういいです」と言いながら去って行きました。