【明慧日本2015年12月31日】天津市・東麗区裁判所は今月15日、法輪功学習者・劉海濱さんに対し、3時間半に渡る不当裁判を行った。検察官の態度は非常に横暴だった。北京市の弁護士2人は劉さんの無罪を主張した。
裁判で、弁護士は劉さんが、江沢民を告訴したこと及び法輪功への迫害の真相を伝えるチラシを配布した理由で訴えられることは、とても理不尽であると主張した。法律に触れていない為、無罪の釈放を要求した。最終的に裁判官は合議制裁判所で再び審理することに決めた。
劉さんはかつて2回不当な裁判で合計8年もの懲役を下された。2008年5月、同市同区の610弁公室のリーダー常万新は、20人余りの私服警官らを率いて、劉さんの自宅に押し入り、5、6人の警官が劉さんの髪の毛を引っ張ったり、体を抑え付けたりした。劉さんは「警官が市民を不当逮捕している」と叫んだが、無視されパトカーに押し込まれた後、家宅捜索された。その後、劉さんは不当に4年の実刑判決を下された。
3月2日、同市における法輪功学習者の大規模な逮捕が行われた。当時40名余りの法輪功学習者が嫌がらせを受け、または拘束された。劉さんは当時その中の一人だったが、不当な連行はされなかった。しかし、9月2日朝、劉さんの奥さんが仕事に出勤するため自宅の玄関扉を開けた途端、待ち伏せしていた警官らに、江沢民告訴の理由で不当に連行された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)