【明慧日本2016年1月6日】)青海省西寧(せいねい)市74人(56事例)は、法輪功迫害を引き起こした江沢民に対する『刑事告訴状』を最高検察庁、最高裁判所に郵送し、[江沢民が法輪功への迫害という犯罪行為を立件して、法律に基づき、その責任を追究するように」と要求した。
以下、江沢民を告訴する事例の一部である。
江沢民が法輪功への弾圧で、趙玉蘭さん(84歳女性)の息子夫婦は亡くなった。
賀万吉さん、趙香忠さん夫婦 |
趙さんの息子・賀万吉さんは西寧市鉄道分局公安処の警官だった。法輪功が迫害され初めた頃、賀さんは法輪功を学んでいるとの理由で同省の労働教養所に拘禁されたが、教養所から出られたが、免職された。2002年12月30日、法輪功が迫害されている内容をテレビで無理やり放送したとして、賀さんは17年の重い判決を下され、海北州浩門刑務所に収容された。
2003年5月28日、刑務所側が突然、賀さんの家族に「賀万吉は脳出血で死亡した」と連絡してきた。
賀さんの妻・趙香忠さんは法輪功を学んでいるとして、4回にわかって連行され、青海省女子労働教養所に拘禁されていた。香忠さんは教養所の迫害により、2003年2月22日、この世を去った。
告訴状で趙さんは「私たち家族は法輪功を学んでいます。息子夫婦は連行され、迫害により2人とも死亡しました。嫁は教養所の独房に拘禁され、冷たい地面に寝らされるなどの拷問を受けたため、教養所から出たとき、下半身が麻痺し、胸部も痛めて食事を取れず、とても痩せていました」。
「2004年5月13日夜中3時ごろ、湟中県公安局と地元派出所の警官6人は私の家を不法侵入し、いきなり家宅捜索をし始めました。私は起こされ、『何を探しているのですか? なぜ、昼ではなくて、夜中に来るのですか? 人に見られたくないためでしょうか』と警官に聞くと、私に手錠をかけ、暴力を振るいながらパトカーに無理やり入れました。私の手が傷を負い、血まみれになりました。警官は我が家にある法輪功関連書籍、資料などを押収し、私を15日間拘禁しました。夫は警官の暴力行為を目の当たりにし、息子夫婦の死にかなりショックを受けたため、2004年年始に無念のまま亡くなりました」。
「私は普通の農婦で、健康と道徳の向上のため、法輪功を学んでいるだけですが、当局に家庭を崩されました。私のような例は、中国で氷山の一角に過ぎません。ですから、私自身のため、命を失った家族3人のため、冤罪を被れた法輪功学習者たちのため、法輪功迫害を引き起こした江沢民を告訴します。私の心の声を聞いてください。江沢民を厳罰に処し、法輪功の名誉を回復してください。そして、この心身ともに受けた多大な損害に対して、弁償してもらいたいのです」と述べた。
法輪功学習者・葛延華(57歳女性)さんは、法輪功を学んで水腎症と心臓病、関節炎などの病気がすべて完治した。
告訴状に葛さんは「2009年9月9日、法輪功の本を読もうとしたところ、警官に家に不法侵入され、パソコンなどの私物を押収されました。そして、警官は私を連行し、『法律の実施を破壊した』という罪を被られ、5年の実刑判決を言い渡しました。刑務所で『転向』させるため、警官4人は私を罵りながら、一斉に私の足を踏みにじり、スタンガンで電気ショックを加えたうえ、独房に入れました。独房で拷問を加えられ、強制的に洗脳され、手足が酷く腫れあがりました。2014年1月にやっと、解放されましたが、警官に家まで来られ、騒ぎ立てられました」と書いた。
鉄道会社から退職した苗茂玲さん(60歳女性)は法輪功を学んでから、悪い習慣を直し、人のことを優先に考えるようになりました。しかし、法輪功が迫害されてから、苗さんは2度も労働教養所に入れられ、3年の実刑判決を下されたという。
告訴状で 「2002年12月18日午後、手錠をかけられた私は警官にスタンガンで電気ショックを加えられた末、背中の皮膚が焦げ、口から泡を吹きましたが、『転向』しなかったため、再び両耳に電気ショックを与えられた。そして、両耳は大きく腫れてしまいました」。
「こんな酷い苦痛を与えられた私はただ、『真、善、忍』の教えを学び、より良い人になる努力をしていただけです。江沢民が嘘をでっちあげ、国民を騙し、法輪功への憎しみを引き起こしました。司法部門のみなさん、子孫後代のために、中国の将来のために、公正さを守って、善良な人を保護し、江沢民のような真の悪人を制裁してください」と苗さんは述べた。