【明慧日本2016年1月15日】中国山東省泰安市・大河綿紡績工場の定年退職従業員・李玉玲さん(60歳女性)は、昨年11月25日、自宅で警官に不当に連行され、37日間拘禁されてから区検察庁に逮捕令を発付された。
李さんが逮捕された理由は、最高検察庁に江沢民を告発したからだという。昨年10月中旬、岱岳区粥店派出所の警官は、電話で李さんに江沢民告発の件を聞いた。李さんは素直に「告発しました」と答えた。
当日午後2時、西張店村村民委員会の関係者は泰山区国保大隊(法輪功迫害の実行機関)と上高郷派出所の警官を李さんの自宅前に連れてきた。李さんはドアを開けなかったため、警官らはドアをこじ開けて侵入した。李さんを上高派出所に連行し、家財を押収した。また、李さんの隣人・卜令翠さん、王翠平さん、学習者・亓东玲さんも同じ日に身柄を拘束された。
4人は取り調べられ、健康検査を受けてから市留置場に送り込まれた。李さん、卜さん、王さんは不当に拘禁された。亓さんは高血圧の症状が現れているため、受け入れ拒否されて家に帰された。その後、卜さんの嫁・黄鳳梅さんも、江沢民を告発したとの理由で留置場に拘禁された。
李さんが連行されてから、区国保大隊の関係者は李さん宅の外に監視カメラ2台を設置し、通行人を監視し、家族に20回以上嫌がらせをした。さらに、地元学習者の写真40枚以上を家族に見せ、どんな人が来たことがあるかを問い詰めたという。
先月31日、李さんは区検察庁に逮捕令を発付された。一方、卜さんなど3人は3千元のゆすりを強要されてから解放された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)