【明慧日本2016年1月30日】中国甘粛(かんしゅく)省・永昌県・河西堡镇の医者である侯有虎さん(52歳男性)は、以前ひどい胃潰瘍と十二指腸潰瘍の病気にかかっていた。長期に渡って医者として、村で診療してきたが、自分の病気は治せなかった。1999年4月に侯さんは法輪功を修煉し始めて、間もなく体が健康になった。
江沢民が法輪功への迫害を始めたため、侯さんの姉、侯有芳さんはその迫害により死亡した。侯さん自身も「真・善・忍」の信仰を堅持する理由で、不当に労働教養され、拷問や労役などをかせられ、大変な苦痛を与えられた。
今年52歳の侯有虎さんは、昨年8月25日に中国の最高検察庁へ『刑事告訴状』を郵送し、迫害の元凶の張本人・江沢民を告訴した。
以下は侯さんが『刑事告訴状』に述べた迫害事実である
2007年農歴1月8日に、法輪功への迫害の真相資料を配布していたところ、真相を知らない人に通報され、河西堡镇の派出所へ不当に連行された。狭い鉄のケージに入れられ、身体は立つこともできず、しゃがむこともできなかった。数時間後、両手と両足を椅子に縛りつけられ、尋問された。警官は手に警棒を持ち、受刑者を脅迫し、尋問した。様々な手段を用いて、法輪功学習者の身元、住所や真相資料の出処などを、ずっと深夜1時過ぎまで尋問した。彼らに「天安門の焼身自殺」に関する真相を伝え、さらに、西坂中学校の優秀な教師であった姉の侯有芳は、信仰を放棄しない理由で、労働教養所で殴打され死亡した。内部の警官はこの証拠を消すために、すべての情報を封鎖し、家族、親類にも教えず、すぐさま死体を火葬した。
その後は、永昌県の留置場へ不当に拘禁された。その間、労役がかせられ、朝から晩まで大量の永昌県マッチ箱を造らされた。内部の警官は受刑者を利用して、殴ったり、蹴ったり、脅迫したり、弾圧された。20日間、不当に拘禁後、2年の労働教養の判決が下され、甘粛省の第一労働教養所へ移送された。
そこでも警官は受刑者を利用して、拷問を加えた。ロビーの真ん中に立たせ、両足の間に一枚の紙を挟み、その紙が落ちたら、殴ったり蹴ったりした。狭い鉄のケージは、立つことも座ることも出来ず、じっとしゃがんだまま動くことも許されなかった。さらに、教養労働所内の様々のルールを覚えさせ、いわゆる「三書」(保証書・決裂書・批判書)を書くことを強要された。そこの警官は24時間ずっと離れずに監視した。
労働教養所で、強制的に洗脳され、頻繁に殴打された。家族の面会も許されず、家族から送られた手紙は警官に開封された。2年の労働教養期間を満たして家へ帰った後も、河西堡镇の派出所の警官は、何度も家に来て嫌がらせをした。家に来ては、侯さんが今何をしているのかと何度も何度も聞き、騒ぎ立てた。
国際法の規定により、江沢民は反人類罪、ジェノサイド、拷問罪を犯している。江沢民は中国全土の財力と物力、人力を尽くして、法輪功の学習者を迫害し、自由と平和な家庭内の修煉環境を失わせた。真・善・忍を信仰する権利まで奪われた。ここにて最高検察庁にその元凶の首謀者・江沢民に対して法による厳正なる裁きをお願いしたい。