　【明慧日本2016年2月1日】（明慧ネット記者北京報道により）近頃、北京市の法輪功学習者・張書俊さんが、委員設計研究院の建物内に軟禁され、毎日4人の警官に囲まれ、理由なく、いかなる人といえども張さんとの接触を禁じ、家族との面会さえも禁止した。以下は、張書俊さん男性、戸籍は山東省莱州市、大学卒業後、北京市国防科工学委員設計研究院で仕事を始めた張さんが、これまでに受けた迫害である。

　1999年7月20日、江沢民が法輪功への迫害を開始してから、張さんは天安門へ行き、旗を揚げて大法を実証した。その後、研究院の610弁公室の人員から過酷な迫害を受け、更なる厳重な監視をされた。その後、張さんは新疆の基地の洗脳班に送り込まれ、2年間に渡る耐え難い迫害を受けた。

　2005年、張さんは人々に迫害の真相を伝えたという理由で、中国共産党によって秘密裏に小湯山基地で迫害を受けた。裁判所は同時に張さんを強制的に指紋でハンコを押させた上、強制的に離婚させ、幸福だった家庭を破壊し、妻子を離れ離れにさせた。

　迫害の期間中、張さんは絶食して抗議した。4人の警官は張さんの頭を壁にぶつけ、さらに張さんに対して過酷な灌食（かんしょく）を無理やり行い、歯をガタガタにした。

　その後、張さんは石家庄労働教養所で迫害を受け、酷刑にさらされた。刑務所の警官は張さんを椅子に縛り付け、足に熱湯をかけて火傷（やけど）をおわせ、青や紫の傷跡が残り、爪も剥がれそうになっている。張さんはこの迫害により酷（ひど）く痩せ衰えた。さらに長期に渡る灌食は、肺炎と吐血をもたらし、後に労働教養所から306病院へ送られて治療を受けた。

　2008年北京オリンピックの期間中、610弁公室は張さんが迫害の真相を伝えるのを恐れ、張さんを長期間死人の床と言われる床の上に寝かせて迫害した。しかもその後は、「敏感日」になると張さんを死人の床に縛り付けて迫害し続けた。前回の迫害で、一週間連続して毎日血を抜き取り、毎回注射器一杯の血を取り出し、こうしてもともと痩せ衰えていた張さんの体はさらに酷く痩せ衰え、いつ生きたまま臓器を摘出されるかも分からず、いつも、恐怖の中に置かれていたという。