　文／中国の大法弟子　益得

　【明慧日本2016年2月4日】

　肺癌が完治する　　

　私は1996年から法輪功を煉り始め、煉功する以前、Ｂ型肝炎、リューマチ、婦人科疾患、眼底出血などの多くの頑固な病気があり、1995年肺癌にかかりました。癌が発見された時はもう末期で、胸腔に溜まった体液が胃と肺を圧迫していました。ご飯が食べられず、呼吸が困難であり、正常に寝ることもできず、毎日、仰向けになり過ごすか、布団に寄りかかって過ごしていました。

　何カ所かの大きな病院へ行くと、癌が肺門にあり、手術ができず、薬で治療するしかないと言われました。漢方薬、近代医学の薬、民間の処方などを試しましたが、全然効果はありませんでした。胸腔に溜まった体液は止まることなく大量に滲み出て、始終採りました。採った物は血液がまじり赤い色でした。体液を採る際、私は非常に怖くて、痛くて、いつもすくみました。医者は私の胸腔に溜まった体液が止まらないのを見、二種類の劇薬で私の胸膜を貼り付けましたが、胸腔に溜まった体液は一時的に止まりましたが、病気は治りませんでした。その上、病巣のところは痛くて痛くてたまりませんでした。その頃私は目の動きが鈍く、顔は青ざめていて、骨と皮ばかりにやせこけていました。子供の世話ができないので、祖母に預けていました。仕事もできず、早めに退職しました。その時、生きるだけで疲れていると感じていました。私は毎日死線をさまよっていました。息子の将来を思い、自分の状況を考えて失意のどん底でした。

　1999年3月は私が一生の間で忘れられない、生命の転換点となりました。その日の朝私は外で新鮮な空気を吸いたいと思い、一人で歩道をゆっくり歩いていました。一人の元同僚が自伝車から飛び降り、私の前に来たので、びっくりしました。「あ、あなた、まだ生きていたの？」　彼女は私がもうとっくに死んだと思っていたそうです。彼女は自分を落ち着かせてから「いま煉功点から職場に行くところです。多くの重病を抱えた人が、真に法輪功を修煉して、皆奇跡のように治りました。今日こそあなたが苦痛から脱する日だと思いますが、あなたも法輪功を煉ってみませんか！」と勧めてくれました。

　二日目に元同僚が私に一冊の『轉法輪』を貸してくれ、まじめに何度も読みました。その時初めて大法を知ったのですが、大法は私がずっと探し求めていたもので、甘泉のように私の心を潤しました。病巣のところが知らず知らずのうちに痛くなくなりました。当時はまだ大法の本が少なく、何日か後に彼女が『轉法輪』の本を持って行くと、私の病巣はまた痛くなりました。あの時何も知らなかったため、いつになったら、またあの貴重な『轉法輪』の本を見ることができるのかと思っていました。

　後になって同修から『轉法輪』をもらって、私は貪るように、朝早くから夜遅くまで読んでいると、知らないうちに病巣のところは痛くなくなり、胸腔に溜まった体液はずっと採らずにすみました。同修から煉功の動作を教えてもらい、法輪功をやり始めると、私の身体は見る見るうちに、さらに良くなりました。私は自分にどんな大きい魔難があっても、必ず法輪功を煉ろうと心に誓いました。　

　煉功し始めてから私は非常に精進し、毎日の集団学法と煉功に参加するばかりでなく、集団弘法にも参加して、より多くの人に私のように、この法を得て済度されるように弘法しました。こうすることにより、ますます私の身体は、軽く、良くなりました。

　11月のある日の午後3時頃、私は食事の準備をしにキッチンに入ったばかりで、突然かっ血しました。師父は「そこでわたしたち修煉者は、師父が消してくれた業のほかに、自分でも一部を返さなければならないため、身体が辛く、病気のような感じがありますが、修煉とはまさに人の生命の本源からあなたをきれいにしてあげることです。木の年輪のように各層にみな病業があるので、中心からあなたの身体をきれいにしてあげなければいけないのです。いっぺんにすべて押し出せば、人間は耐えられず、生命の危険があります。ですから、しばらくして一つか二つを押し出すことしかできないのです。こうすれば人間は耐えられるだけでなく、苦しむ過程で業を返済することもできます。しかし、これはわたしがあなたのために業を消したのち、あなた自身で耐えるよう残しておいた、ごくわずかなものに過ぎません。」[1]と教えてくださいました。

　確かにそうです。師父は毎回、毎回、私の身体を10日か半月経って浄化して下さいます。浄化している時は嘔吐が止まらず、胸腔に溜まった多くの赤い色の体液を吐きました。この間、私の身の回りのことは自分でできないため、同修たちが世話してくれ、助けてくれます。親戚ではないのに親戚にも勝るようです！　すごいのは身体の浄化が終わると、私は吐くこともなく、身体も非常に楽になり何でもできるようになります。次の浄化が来た時も前回と同じ様子です。このように師父が私の身体を何回も浄化して下さることが、1年半くらい続きましたが、毎回毎回の間隔がだんだん長くなっていきました。はじめは10日から半月で、後は2カ月、最後には半年くらいの間隔が開きました。このように師父は私の身体を徹底的に浄化してくださいました。それからというもの身体が軽く良くなり、病気がなくなるとあのズッシリとして重たかった身体も、軽く、軽く感じられ、元気を取り戻しました。周りの人も私の変化を見て法輪功を煉り始めました。師父は私を地獄から救い出し、洗浄し、二度目の生命を与えてくださいました。

　70歳の老婆に、新しい歯が生えた

　次に、もう一つ私の身の周りに起きた奇跡をお話しします。2012年の年末、私の1本の歯の半分が抜け落ちました。後に黒い穴が出てきて、ご飯を食べた後は、爪楊枝で歯に詰まったものを取り出さなければいけません。しかしある日、黒い穴の中に白いものがあることに気づきました。最初、私はそれが米粒かと思い、爪楊枝を使って取り出そうとしましたが、取り出せません。そこで、爪楊枝で敲きましたが、硬い感じがし、また歯に触っているみたいでした。不思議なことに、そこになんと、新しい歯が生えてきました。元々の歯は黄色っぽかったのですが、この歯は真っ白です。痕跡を触ってみると、なめらかで、少し経つとその穴がふさがりました。私は間もなく70歳になる老婆です。この年齢で歯が抜け落ちるのは、珍しくありませんが、歯が生えることは未だに聞いたことがありません。でも私の歯は生えてきました。「老人が若返る」という言葉を聞いたことはありますが、見たことはありません。新しい歯に触って自分が若返えったのだと嬉しく思いました。大法を修煉してから長年の間、私や同修の身の周りで起きた不思議な体験や、神奇な出来事は、他にもいろいろたくさんあります。

　師父と大法は私を生まれ変わらせ、健康で、元気にしてくださいました。あの激しい痛みから解放してくださいました。この多くのご恩は、言い表すことが出来ません。この命は師父と大法がくださったものです。私は宇宙に対して、大地に対して、全世界の人たちに対して、自らの体験を通じて得たこの素晴らしさを皆さんにお知らせし、「法輪大法は素晴らしい！」と皆さんに大声で伝えます。多くのご恩を受けた師父に、深く感謝いたします。私は一生、『轉法輪』を学び続け、法輪功を煉り、法輪大法の素晴らしさを世の人に伝えていきます。再度、師父に、深く感謝いたします。本当にありがとうございます。

　注：
　[1] 李洪志師父の著作：『精進要旨』「病業」