文/中国の大法弟子
【明慧日本2016年2月7日】最近、地元の派出所の警官が「答礼訪問」という名目で、江沢民を告訴した法輪功学習者を、全面的に順番に訪問しています。この現象はみな、大法弟子の様々な人心に向かってきたものだと思います。もちろん、いかなる現れに対しても、私たちはこのような旧勢力の按排を認めず、ただ正念を持って否定します。正念を発してこれらの要素を取り除きます。
ある同修は深刻な迫害を受けました。その同修は訴状を書こうとした時に、訴状の郵送は受け付けないと聞き、焦りのあまり泣き出しました。同修は「訴状を持って、北京へ行ってでも、江沢民を告訴します」と心の中で決めました。すると「答礼訪問」の前に、まず2人の警官がその同修に「とりあえず法輪功に関する本を隠してください」と知らせてくれました。そして、その同修は「答礼訪問」に来た警官に、ここ数年自分が受けた迫害事実を一つずつ話しました。述べたことの一言一句はすべて理にかなっていました。それを聞いた警官は「家でやってください。修煉してはいけないとは言っていない」と言い、手を振って全員が去って行きました。
もう1人の同修は派出所から呼び出されました。派出所に行ってみたら、ほかにも何人かの同修がいました。同修たちは顔写真の撮影や、供述の録音記録などの手続きを要求されていて、部屋の中はがやがやしていました。その同修は警官から「これはあなたが書いた訴状ですか?」と聞かれ「はい、そうです」と答えました。警官が「誰が書かせたのですか?」と聞きました。同修が「書きたいから書きました。公民は告訴する権利を持っています。代筆してもらっても、違法ではありません」と話しました。警官が「なぜ江沢民を告訴するのですか?」と聞きました。同修が「父が迫害を受けて亡くなりました。この冤罪を訴えてはいけないというのですか?」と返事しました。その警官が「それなら、江沢民に続いて、あなたの家族を迫害した人も告訴したらどうですか」と答えました。その場に居たほかの警官も「その通り。続けて告訴をしなさい。あなた達が出した訴状をサック1袋分も背負って持って帰ってきたので、あと1通増えてもどうということはない」と言い同修を家に帰しました。
また、4名の警官がある同修の家に行きました。その同修は家の中に入ってきた警察官たちに、すぐさま真相を伝えました。警官は同修と少し会話を交わして、すぐ帰ろうとしましたが、同修は「急がないで、法輪功の真相資料を持ってきますから」とそれぞれの警官に持ち出した大法の真相が内蔵されたMP3を差し出しました。「危険な災難の時に、あなた達を助けてくれるので、帰ったらちゃんと聞いてくださいね」と念を押しました。
ある高齢の同修夫婦は2人とも江沢民を告訴したので、妻が派出所から呼び出されました。戻ってきた妻は「警官たちに真相をはっきり伝えてこなかったので、次回行くときに、修煉して脳血栓が全快した夫を必ず連れていきます。警官たちにこの功法がどれほど素晴らしいものかを見てもらいます」と後悔していました。
1人の同修は「答礼訪問」の時に、警官が自分が郵送した訴状を持っいるのを見て「なぜ私が最高検察庁、最高裁判所宛に出した訴状をあなたが持ってるのですか? 検察庁と裁判所からの調査委託書を持っていますか? 持っていないなら、違法な行為なのですよ。公安局は検察庁と裁判所の訴訟事件に干渉してはならないと思います」と教えました。同修のこの言葉を聞いて、慌てて引き返そうとした警官がいました。後に、同修は「正々堂々と真相を伝えましたが、感情的になり過ぎて、言葉使いに善の気持ちが欠けていたため、闘争心が先に立ち、法の基準に達していませんでした」と反省しました。
一部の恐怖心の強い同修は、警官が家に訪ねてくると聞き、緊張しすぎて、ほかの空間にいる邪悪により隙に乗じられました。結局、警官がその同修の家を不法に家宅捜査 して、大法の書籍を押収しました。また、同修を派出所に呼び付けて、写真を撮ったり「三書」を書かせたりしました。その同修は「告訴を撤回しなさい」と言われました。当然同修は恐れる心を持っていましたが、正念がまだ残っていたため断りました。
警察の「答礼訪問」の現象では、異なる境地にいる様々な同修に現れた状態が異なります。修煉者の境地は同修の行動に現われてくるもので、これはその同修がいる境地の本当の現れです。一部の同修は真に大法の真相を知らない警官の為を思う真心と優しい気持ちが、他人のためであり無私なもののため、効果が得られたのです。しかし、一部の同修は真相を講じる時に、感情的になって法理を話していますが、良い心の状態でなければ効果も劣ります。
地元の同修の例を幾つか挙げました。これが皆さんのご参考になれば幸いです。同修の皆さん、法を師として、修煉の道で自分を成熟させていきましょう。