【明慧日本2016年3月6日】ロシア・イルクーツク州在住の法輪功学習者は、2011年から現在まで、毎週水曜日、当州の州都イルクーツク市にある中国領事館の前で、法輪功への迫害の停止を求める活動を続けている。5年間絶えず努力し続けた結果、多くの市民が迫害の真相を分かっただけでなく、当初、中国領事館を信じていた警察官までも態度を変え、学習者を信頼するようになった。これまで、多くの市民は迫害の被害者に同情を示し、迫害の元凶・江沢民を告発することに賛同し、署名した。
2011年までに、2人以上参加する活動は許可されず、ずっと1人で活動が行われた。それは1人の場合は、許可が不要のためである。活動が許可されても、中国領事館は幾度なく警察官を呼んできて、抗議活動を止めさせようとしたが、またもや失敗に終わった。始めは、法輪功への誹謗中傷を信じていた警察官は、サブマシンガンを構えて、活動の現場に現れた。後に、平和的な抗議であることが分かり、職務質問に来なくなった。
シベリアの冬は寒くて長く、零下30度の気温も珍しくないのだが、5年の間、学習者は毎週水曜日欠かさずに、抗議活動を行ってきた。極寒の中で堅持し続ける学習者の姿は多くの人の胸を打ち、「寒くないですか?」と通行人から心配そうによく声を掛けられた。学習者はいつも「寒いですが、これで被害者が救われると思うと、頑張れます」と答えた。
ある年配男性は事の経緯を聞いた後、「驚くことはない。中国共産党は迫害と誹謗中傷のために存在しているようなものです」と話し、迷わずに法輪功に対する迫害の元凶・江沢民を告発する用紙に署名した。
またある夫婦は迫害の実態を知って、「本当に恐ろしいことだ! 私たちはあなた達を支持します」と署名した。
迫害の実態を知った多くの人は署名するだけでなく、真実を教えてくれた学習者に感謝の意も伝えた。