文/中国・遼寧省の大法弟子
【明慧日本2016年3月7日】妻とともに17年間修煉してきましたが、修煉は表面の形に留まっていて、時には大法の真相も伝えていますが、真に修煉の意義を理解できていませんでした。また、普段の学法が少なく、常に常人と混同し、心も修めなければ口も修めず、内に向けても探さず、法に対する認識も低く、限られていました。
去年4月、当地の十数人の同修が連行され、私達も心理的負担を大きく感じ、学法も疎かになりました。学法しても量的には限られており、大法の真相を伝え衆生を救うことは全くしなくなり、一心にアルバイトをして金を儲け、常人と頻繁に争い、修煉の事は完全に忘れてしまいました。
10月のある日、私ははっきりとした夢を見ました。家の近くにある大きな川の中に多くの小魚が浮いており、数匹の大きな魚がもがいていました。それらの魚は私が飼っているもので、大半は毒害されていました。目が覚めた後も、ずっと鮮明に覚えていましたが、その意味は分かりませんでした。
しばらくすると、親戚から電話がかかってきて、四番目の従兄が建築現場で作業中に階段から落ちて、命の危険があると言われました。私は大きなショックを受けるとともに悲しくなりました。彼は大法の真相を聞き入れ、三退もしました。しかし、事故から4~5日後に、従兄は世を去りました。
それから数日後、義兄が電話をかけてきて、義父が交通事故に遭ったと言いました。私は急いで妻と病院に行きました。幸い、義父は頭にかすり傷を受け、手が少し腫れているだけで、数日の入院で済みました。その2~3日後、今度は義母が突然高熱を出して、注射を受けても熱が下がりませんでした。市立病院は診断を確定できず、よくない病気だと疑っていました。家族が省内の病院に検査を受けに行く準備をする間、私と妻は心が動じました。
妻は姉さんと交代で義母の面倒を見ることにしました。妻の当番のある日、突然病院から私に電話をかけてきて、弱々しい声で自分の体に病業反応(胃と胸が火に焼かれているように熱い)が出たと言いました。それを聞いた私は心がひどく痛み、怖くなりました。なぜなら、数日前のあの夢の中で、2人がはっきりと私に「あんたの嫁さんは癌ですよ(その時、私は正念を持って否定しませんでした)」と言ったのをはっきりと覚えていたからです。
妻と私は2人とも、他人に指摘されるのを嫌がる性分で、修煉は精進していませんでした。当日の夜、私は妻と一緒に真面目に内に向けて探しました。なぜ十数日の内に、4件もの命に関わる重大な事が起きたのでしょうか? 私達自身とどのような関連があるのでしょうか? 最後に、私達は多くの執着を見つけました。色欲心、利益心、闘争心、情を重んじる心や安逸を求める心などなどでした。長年の修煉を振り返り、表面上では私達は修煉者ですが、実質は真に修煉していませんでした。少しの利益をめぐって争い、常人とのトラブルが度々発生し、常人と大した差がありませんでした。これらの問題を見つけてから、私達は自分自身を正していくことにしました。
翌日、私は仕事を休み、妻と一緒に周辺の精進している数人の同修に会い、妻の正念を加持してもらうことにしました。妻も旧勢力の按排を否定するとともに真面目に学法や発正念を行い、三つの事を実行し始めました。数日後、彼女は健康を取り戻しました。義母も十数日の入院後、手術を受けずに無事退院しました。
周囲の世を去った同修、または病業状態にいる同修はやはり多くの執着を放下せず、師と法を信じず、または長い間、真に修煉してこなかったことに気づきました。修煉は非常に厳粛なことです! どうか同修の皆さん、私達夫婦の例を戒めにして頂きたいのです。真に修めず、精進しなければ、衆生をダメにしてしまうだけではなく、自分自身もダメになってしまいます! 衆生を救う時間が緊迫する中、ダラダラとした修煉は許されません。ともに精進していきましょう!
師父の慈悲なるご教化に感謝申し上げ、同修のご協力に感謝します!