【明慧日本2016年3月9日】中国・黒竜江省綏化市綏棱県の法輪功学習者の路梅さんは、地元の中共の警官に絶えず撹乱され、連行され、迫害されたため、2月4日にこの世を去った。享年48歳だった。
路さんは生前は綏棱県食品系統原塩会社の職員だった。2008年5月18日夜、真相資料を貼っていたところ、綏棱県林業局林源派出所の警官に連行され、拘禁された。翌日午後6時、林業局留置場に移送され拘禁された。その間、所長の曹永山らに殴られ、大掛(拷問の一種、下記の図)をされたり、犬の糞を食べさせられたりなどの迫害を受けた。
2014年5月10日、路さんはレストランで食事してから外に出ようとしたところ、綏棱県林業局工人街派出所の警官らに連行され、綏棱県林業局留置場に拘禁された。拘禁期間中に殴られたり、蹴られたり、顔を叩かれたり、髪を引っ張られて壁にぶつけられたりなどの迫害を受けた。4400元の現金などの私有物も押収された。
路さんは10日間にわたって断食で迫害に抵抗したため、食事代800元を強請られた。2015年5月20日に釈放されたが、22日朝8時半ごろにきわめて虚弱している路さんは再び行方不明になった。家族が色々尋ねたり探したりしたが、音信がなく非常に心配していた。5月24日に綏棱県林業公安局から、路さんを拘禁しているという連絡があった。
路さんは引き続き断食で迫害に抵抗したため苦しめられた。その後釈放されたにもかかわらず、警官らは生活をかき乱したり、恐喝したりしていた。路さんの体調はますます悪化し、2016年2月4日に冤罪が晴れないままこの世を去った。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)