文/中国の大法弟子
【明慧日本2016年3月10日】師尊は「大法徒は衆生が救われる唯一の希望」[1]と仰いました。今年のお正月が間近になった時、私は衆生を救い済度する残された時間が僅かだと感じ、大晦日の前の晩に、師父に縁のある人々をもっと多く救い済度することを誓いました。そして、年始回りを利用して、法輪功への迫害の真相を伝えることにしました。特に身近にいる人たちと、以前、様々な理由で真相を伝えそびれた人、或いは真相をはっきり伝えることができなかった人たちに真相を伝えました。真相を伝えた公安局、検察庁と裁判所の政府官吏から一般庶民まで、みんな真相を聞いて、喜びました。
身近に古参の幹部が多くいますので、お正月休みを利用して、その人たちにも真相を伝えることにしました。師父の法を正す進展は、私たちが真相さえ伝えれば、世人がたちまち救いを得られる段階まで推し進められています。その現象はまさに師父が説法で講じられた「実際はこういうことで、すべてが用意され、あなたが正念でそれを実行するのみですが、どうしても正念がないのです」[2]の通りです。以下、この数日間に自分が深い関心を持った例を幾つか挙げて、同修の皆さんと交流したいと思います。
夫の親戚の多くが中国共産党党員です。私は今までずっと、その人たちが法輪功の真相に対して、耳を傾けてくれないことを恐れて、何度も真相を伝える機会を失ってきました。今年は、お正月休みの期間を利用して、その親戚達を対象に、まず、真相資料を配ってから、真相を伝えることにしました。親戚の中の一人は、かつて五つの村を主管する書記でしたが、彼に真相を伝えたら、よく法輪功の真相を伝えている自動音声の電話を受けると教えてくれました。その後、彼は中国共産党を脱退する声明を発表しました。もう一人の親戚は政府機関に勤めている紀律委員の書記ですが、彼に真相を伝えましたら、彼はただうなずいていましたが、その後、夫に「僕は全部真相がわかりましたので、三退します」と言いました。
私には数人の友人がいますが、皆金持ちの高官の子弟です。以前、全員三退しましたが、ただ法輪功の真相資料を渡したことがなかったのです。年始回りをする際に、友人1人1人に真相資料を配りました。資料を手にして「ありがとう、これまでこの資料を見たかったんだ」とみんなが嬉しそうに礼を言ってくれました。
私の昔からの友人が富と権勢を兼ね備えており、ビジネス・パートナーとして私の協力を求めてきました。ビジネスの運営に支障を来さないために、友人のことを考慮して、自分が大法を修めていることを正々堂々と伝えました。数日後、彼は私と対談しました。対談の間に、私の常人の心に向けて彼は厳しい発言を繰り返しましたが、自分の念を正し、自分のものならなくなることはないし、自分のものでなければ、無理に争っても得られないという法理を思い出し、心は動じませんでした。思いのほか、彼は私をビジネス・パートナとして認めた上、夫を食事に招待しました。友人は食事の間、修煉者ではない夫に法輪功の真相を伝え、父親は生前、大法を修めていたことを話していたと夫が教えてくれました。
私には2人の同級生がいます。他の人がいくら進めても三退をしませんでしたが、私が三退のことを話すと、直ぐに承諾してくれました。今でもその1人が「三退をさせてくれなかったら、あの世に行っても許さないからね」と言っていた言葉を鮮明に覚えています。本当にその通りだと思います。私たちの身近にいる人たちは、私たちと深い縁の繋がりのある人々であり、私たちが救わなければならない人たちです。ですので、同修の皆さんにまず自分の周辺にいる人々に透徹(注釈:とうてつとは、はっきりと道筋が通って、あいまいなところのないこと)した大法の真相をしっかりと伝えることを提案します。
すべての生命は、皆大法の為に来ています。私たちは誓約を交わした大法の徒なのです。かつて誓った誓約の内容は覚えていませんが、師尊の要求に従って行い、時間を無駄にせず、もっと多くの縁のある人々を救い、様々な人心に妨げられないように、しっかりと修煉の道を歩みましょう。身辺の世人は皆私達の救い済度を待っています。すべてが用意されており、あとは私達が身近な知り合いにもっと真相を知ってもらい、真相を伝えることを実行するのみだと悟りました。
注:
[1] 李洪志師父の詩:『洪吟三』「唯一の希望」
[2] 李洪志師父の経文:『各地での説法十一』「大法弟子は必ず法を勉強しなければならない」