【明慧日本2016年3月10日】中国・黒竜江省依藍(いらん)県の達連河鎮沙河子村の法輪功学習者・於連河さんは、法輪功を学んでいるとの理由で、当局に不当な連行や拘禁、労働教養処分などの迫害を加えられた。
そこで、於さんは昨年、法輪功への迫害を引き起こした江沢民を告訴した。しかしそのため、於さんは昨年9月1日、達連河鎮派出所の警官に不当に連行され県の留置場に拘禁された。留置場で於さんは警官に拷問された末、身体に傷を負って、先月5日にこの世を去った。享年56歳。
昨年9月1日午前8時過ぎ、達連河鎮派出所の警官十数人は、於さんの自宅に行き、不法に侵入した。警官らは於さんの家の壁に掛けてある法輪功の創始者の写真を取ろうとしたが、於さんに阻止されたため、於さんを蹴ったり殴ったりした。その後、於さんはパトカーに押し込まれ拘留所に送られた。
拘留所で所長・孫成林は、於さんに囚人服を着用させようとしたが、「私は犯罪者ではないので、着ません」と於さんに断られた。それで、孫は於さんを押し倒し、足で於さんの頭を力いっぱいで蹴った。於さんの頭に大きな傷口ができて、頭から顔まで血まみれとなった。