【明慧日本2016年3月12日】昨年12月2日、中国・山西省太原市の法輪功学習者・李金蘭さんは、万柏林区裁判所で不当に4年6カ月の刑を言い渡された。警官は李さんの自宅に押し入り、彼女を強制連行したという。一審の結果に対して、李さんは控訴した。しかし、今年1月13日、太原市中級法院は開廷もせず、一審の判決を維持すると宣布した。今年2月15日ごろ、李さんは山西省女子刑務所に移送され、引き続き迫害を受けた。
李さんは昨年5月27日に不当に逮捕された。当日、太原市公安局と司法局の警官は、李さんの自宅を不法に捜索し、パソコン、プリンター、DVD書き込みドライバーと大量の消耗品を没収し、李さんを強制的に連行した。李さんは太原市留置場に監禁された。情報によると、李さんは5月18日、晋中市ユ次区裁判所で行われた、法輪功学習者・劉増芳さん(70歳過ぎ)文学史教授と王双春さんなどに対する裁判を傍聴しようとしたという。当日、晋中市ユ次区の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の隊長・申建軍は、裁判所の入り口に罠をしかけ、傍聴にやってきた15人の法輪功学習者を不当に連行したという。
昨年10月13日、李さんは太原市万柏林区裁判所で不当な裁判を受けた。予め招いた北京の弁護士は法廷に出席してなかった。検察官は李さんの自宅に大量の法輪功資料、法輪功関連の400枚のDVD、100冊以上の小冊子、60冊以上の法輪功の書籍があったとして、重刑を言い渡そうとした。開廷はおおよそ30分で終わった。裁判の過程において、万柏林区の国保大隊の大隊長・包宏斌は、裁判所の入り口で傍聴しようとすると、人を阻止するために人々のカバンをチェックした。それは、司法の公正と社会秩序を大いに妨害した。