文/中国・陝西省の大法弟子
【明慧日本2016年5月3日】今年のある夜、私は外で真相ポスターを貼っていました。貼り終わる前に誰かが私の後をつけてきたのに気づきました。振り返ってみると、20歳ぐらいの男性がつけてきたことがわかりました。
振り切ろうと私は早足で歩きました。しかし、私が足を速めると、彼も足を速め、私が足を止めると、彼も足を止めました。バスに乗って、数回乗り換えたら彼を振り切れると思って、駅に向かいました。駅に着く前、彼が電話を掛けようとしているのを目にしました。私は「だめだ。密告したら彼は修煉者に犯罪を犯したことになる」と思って、恐れずに彼の所に行きました。
私は「あなたは、何で私を尾行しているのですか」と聞くと、逆に彼は「何を貼っているのですか」と聞きました。私は「江沢民を告発するポスターです」と答えました。彼は「元国家主席の江沢民を告訴するなどダメです」と言いました。私は「お兄さん、中国に法律がありますね。中国の法律では、一般の庶民が犯罪を冒したら、裁きを受けるでしょう。一人の共産党員であれ、国家主席であれ、犯罪を犯したら法律の裁きを受けるべきではないでしょうか。法律の前では人は皆平等ではないでしょうか」と言うと、私の話を聞いた彼は黙りました。
私は「国家主席だった江沢民は国土を売却し、法輪功学習者への迫害を発動しました。法輪功は仏家修煉です。修煉者はみんな真・善・忍に従ってより良い人になることを目指しています。なのに、江沢民は国家主席の権力を振るってすべての国家機関を動かして法輪功を誹謗中傷し、全世界の人々を騙しました」と真相を話しました。
若者は私の話を中断させ「私はそんな話を信じません。科学だけを信じます」と言いました。
私は「そうですか。では、科学の話をします」と自分が法輪功を煉って、現在の医療技術で治せない脚の筋萎縮症が完全に治った事実を彼に述べました。私は「1998年6月に法輪功の修煉を始め、半年も経たないうちに、脚の筋萎縮症が治りました。白斑症などの病気も治りました。1円も使わないで、薬1粒も飲まないで身体が健康になりました。すべてが夢みたいによくなり、法輪功は私に健康をもたらしました。それに対して、為す術のない病院は私に絶望だけを与えました。どちらが先進的な科学でしょうか。どちらが迷信でしょうか」と伝えました。
奇跡的な経緯を聞いた若者は沈黙してしまいました。暫くしてから、彼はまた「あなた達のチラシに載っている生体臓器狩りのことを私は信じません」と言いました。では、私の経験したことを話します。
「2004年のある日、私はチラシを配っていた時に誰かに密告されて洗脳班へ強制連行されました。洗脳班に入ると、名前、住所、勤務先を聞かれましたが、私は何も言いませんでした。翌日午前9時頃、また十数人が入ってきて、どこから来たのか、何歳なのか、子供は何人いるのかと尋ねましたが、依然として何も言いませんでした。何も得なかった彼らは洗脳班を出ました。すると、洗脳班の責任者が入ってきて焦った表情をしながら私に『どちらから来たのですか? 教えて下さい。迎えに来るように連絡するから。早く教えてくれないと、間に合いませんよ』と優しく尋ねました。私の黙り続ける態度を見た彼は出ていきました。午後2時頃、また十数人が入ってきました。彼らは警察ではなく、白衣を着ているので医者のように見えました。彼らは同じようなことを私に尋ねましたが、何も得なかったので出て真実を教えてくれました いき ました。すると、洗脳班の責任者が再び入ってきて、私に『ここにいる時間は3日しかないぞ。3日後あなたはこの地球から消えるぞ』と。彼が本当に私を心配していると実感でき、自分の勤務先を言いました。彼はすぐに私の勤務先に連絡しました。3日目の朝7時、迎えに来た会社の人と一緒に洗脳班を離れました。離れる前に、洗脳班の責任者は『なぜだか分からないが、どうしてもあなたを助けたかった。いままでずいぶん多くの法輪功学習者がいたのに、私はそういう気持ちが起きなかった。前世の縁かな』と言いました」
私は彼にこの地球から消えるって、どういう意味かおわかりでしょう。それは殺されるのではないでしょうか。すなわち、生体臓器狩りの事ではないでしょうかと話しました。
若者は私の話が分かったので「自分は軍人です」と言った後、敬礼してから黙って立ち去りました。
彼の後ろ姿を見て、私は師父に感謝する気持ちでいっぱいでした。しかし、どのぐらい多くの人たちが共産党の虚言に騙されているのでしょうか。彼らは私達の救い済度を、今か今かと待っているのではないでしょうか。