【明慧日本2016年5月4日】4月7日、四川省綿陽市中級裁判所は法輪功学習者の李群さん、鐘水蓉さん、譚小瓊さん、楊光明さんの4人に対して二審を行った。
法廷の傍聴席は法輪功学習者たちの7人の家族以外は、ほぼ司法関係者たちだった。傍聴席には午前中に約30人、午後に10数人がいた。
午前10時、1年6カ月以上拘禁されていた学習者4人が出廷した。法廷で4人は囚人服を着ておらず、堂々と「私たちは真、善、忍に従って、良い人になる努力をしているので、無罪です」と話した。2人の弁護士は4人の無罪を弁護した。裁判の終わりに、裁判官は「他の日に判決を言い渡す」と言った。
2014年9月10日、李さん、鐘さん、譚さん、楊さん、謝さんの5人の法輪功学習者が江油市で警官に連行された。3人の女性は綿陽市留置場に、2人の男性は江油市留置場に拘禁された。その後、謝さんは解放された。
楊さんと譚さんは夫婦で、お菓子の商売をしている。2人が作ったお菓子は美味しくて安いので、よく売れていた。鐘さんはプリンターの修理で生計を立てていた。李さんがお菓子の作り方を学びたいので、李さんとともに楊さん夫婦を訪ねた。しかし、2人が楊さんの家に到着してすぐ、警官に連行された。警官は「お前ら4人は明慧ネットと連絡を取っていた」と理由を言って、4人を連行した。鐘さんは所持金の3000元、李さんは所持金の2000元、楊さん夫婦は商売して貯まった50000元を全部警官に押収された。
4人は1年3カ月間拘禁され、昨年12月3日に江油市裁判所に不正裁判をかけられた。鐘さん、譚さん、楊さんは8年の実刑判決、李さんは7年の実刑判決を言い渡された。
その後、不服として、4人とも上訴した。