【明慧日本2016年5月7日】中国・遼寧省瀋陽市大東区裁判所は、今年4月14日に、莫玉華さんに対して不正な裁判を行った。裁判は3時間以上が経ち、莫さんは懲役1年の不当な判決、および1万元(およそ16万円)をゆすられ、強要された。
莫さんは、9カ月間不当に拘禁された結果、身体は極めて衰弱し、血圧は190以上に上り、目まいがひどかった。そのため、出廷の際も、警官2人に支えられながら入場し、尋問された時と自己弁護の時だけに、少し目を開けたという。
莫さんは、昨年8月3日午前、区政府の近くで法輪功の資料を配布した時、区の二台子派出所に不当に連行され、当日の夜、市留置場に移送された。9月5日、逮捕令を発付された。
莫さんの弁護士は、法廷上で共産党員の回避や、莫さんを通報したいわゆる証人の出廷を要求したが、拒否された。
弁護士は法律に基づき、法輪功を迫害する非合法性や、「真・善・忍」の教えは、世界中で認められている価値観であることを述べた。しかし、途中裁判官の陳壮威に何度も阻止され、3回も休廷を宣告された。
莫さんも自ら弁護した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)