【明慧日本2016年5月31日】山東省済南市の法輪功学習者・楊貴娥さん(40代女性)は、同市歴城区税務局の職員である。楊さんは実名で法輪功迫害を引き起こした江沢民を告訴した。そのため、4 月8日、歴城区610弁公室の警官は「楊さんに反省文を書かせるように」と楊さんの職場の上司を脅した。「書かないと、解雇する」と上司に言われた楊さんは「法律の第11条に基づき、江沢民を告訴することは違法行為ではありません」と言って、その法律文をコピーして上司に見せた。
そして、4月18日午後、610弁公室の警官2人は楊さんに会い、楊さんに法輪功の放棄を強要した。
翌日午後、楊さんの勤務先の副局長と監察室の主任は楊さんの職場へ行き「お前の夫と4人で食事をしよう」と誘った。楊さんの夫は派出所の副所長である。
その後、楊さんは歴城区彩石郷桃花生態園のある部屋に連れ込まれた。そこで、警官は楊さんの財布を没収し、楊さんの夫、姉、母親、兄を呼んできて、楊さんを監視するよう要求した。警官らは楊さんの家族に「楊貴娥が信仰を放棄しなければ、解雇してやる」と脅し、楊さんに法輪功誹謗中傷のビデオを強制的に見せた。そのため、家族は恐れて、楊さんを怒鳴りつけた。
警官は楊さんを一週間監禁したが、自分たちの宿泊費、食費などにかかった1万数元を全部楊さんに負担させた。
7日間監禁された楊さんは脱出して帰宅したが、警官らはまた楊さんの家に来て騒ぎ立てた。警官に圧力かけられた職場の上司も楊さんの自宅に来て「お前が『転向』しないなら解雇してやる」と脅したという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)