二〇一六年ニューヨーク法会での説法
 

(李洪志、五月十五日ニューヨークブルックリン)

 

 皆さん、こんにちは!(弟子たちが熱烈な拍手を送り:師父、こんにちは!)

 皆さん、ご苦労さまでした!(弟子たち:師父、お疲れ様でした!)

 大法弟子が衆生を救い済度することはかつてなかったことで、当然苦労が伴います。いかなることにも参照があります。歴史上、人々が皆、衆生を救い済度することを口にしていましたが、誰が本当に衆生を救い済度したのでしょうか? ただ神に対する認識と修煉文化の下地を作っただけであり、誰も衆生を救い済度しませんでした。単に一つの文化を残し、宗教を作り、そのような社会的な組織形態を形成しただけです。本当に衆生を救い済度することは今日の大法弟子が行なうのを待っていました。本当に参照のないことを行ない、これは今までなかったことです。ですから、大法弟子が遭遇した様々な問題は今回の魔難も含めて、かつてなかったことであり、邪悪さも類のないことです。皆さんが知っている邪悪さは暴露された部分ですが、それよりも残酷なことがまだあります。いずれにせよ、大法弟子は、受けたこの未曾有の迫害を乗り越え衆生を救い済度し歩んできました。今はすでに終盤にさしかかっています。つまり、このことはいずれにせよ、最後に近づいているということです。

 大法は遥か昔からすでにあったもので、誰も破壊することができません。迫害されているのは修煉者、大法の徒と法を得るためこの世に来た衆生だけです。それらの衆生は修煉していませんが、実は彼らも迫害されています。彼らが来た目的は法を得ることと救われるためです。彼らが救われれば、彼らが元々いた天国世界とそこの衆生は成就することができます。迫害を行なう者の虚言を信じてしまったり、この迫害を助長したりすると、法を得ることができません。これは迫害ではありませんか? これは衆生やその人自身およびその人が代表している生命を壊滅させる迫害ではありませんか? 全人類が迫害を受けています。大法弟子は今回の迫害で主な標的となったのですが、これは彼らが大法弟子で、他の人を救い済度する責任を持っているからです。旧勢力の話で言うと、中国に多くの高次元生命が集まり、場合によってさらに高次元の生命まで法を得るために中国に行ったのです。そのため、中国というところは道家が言う練丹炉のようになっており、その火を煽り立て、強くする必要があります。本当に烈火の試練を乗り越え、この厳しい迫害の中で最後までやり遂げることができれば、あなたは修煉者であり、天上の神に認められ、円満成就することができるのです。乗り越えられなかった人はどうなりますか?  旧勢力の目的はまさに精錬するということです。つまり、良くない部分を取り除き、真金(しんきん)を精錬するのです。ほかでもなくこの過程です。見た目では秩序がないように見えますが、実は非常に順序良く行なわれています。乱れているということはまさに火が激しく燃えていることの具体的な現れです。非常に順序よく進んでおり、異なる人心に対してそれぞれの作用を働き、それぞれの人心が異なる状態を反映しています。ですから、たとえどうであろうと、旧勢力の加担、妨害と大法弟子が行なっているすべてのことは最後の段階まで進んだのです。

 天上の形勢は地上の形勢と同じです。皆さんが目にしましたが、いわゆる大法弟子に厳しい試練を与えることにしても、衆生に与えたこの試練も含めて、最後は円満成就するということではありませんか? 人間が円満成就できるかどうかを試すのであれば、この邪悪さを見ればいいのではありませんか? 燃えている火の激しさを見ればいいのではありませんか? 火はすでに消えかかっています。邪悪に利用された悪者は逮捕され、取り除かれています。全員逮捕された時になると、皆さん考えてみてください。大法弟子に試練を与えるということは終わりになるのではありませんか? やり遂げた人とそうでない人は分けられるのではありませんか? このことは終わってしまうのです。宇宙で法を正すことも終わってしまいます。つまりこういうことです。

 次の段階には、法がこの世を正すということがあります。昨日ある学習者が法を得ていない人のことについて質問しました。それは将来、法がこの世を正す時のことだと答えました。大法弟子にとって法を正す時期にこのことを行なっているだけであり、この時期の大法弟子には重要な責任があるのです。どういう責任でしょうか? 皆さんが知っているように、私は宇宙がどれほど厖大なのか、生命がどれほど多いのかについて話したことがあります。果てしなく大きくて、数え切れないほど多いのです。顕微鏡で見た分子をモニターで拡大してから見ると、宇宙の星の分布と同じなのです。分子の構造は拡大されると、天と同じなのです。しかし、分子も最小の粒子ではなく、その下に原子があります。拡大して見ると、粒子の存在方式も天上の星の存在方式と同じであり、それもその次元の天なのです。原子も最小の粒子ではなく、その下に更に更に更に更にミクロの粒子があります。各次元の粒子はつまり各次元の天であり、粒子が細かいほど威力が大きいのです。物理学が専門の人は粒子が細かいほど、粒子がミクロ的になり、強い放射性を持ち、力が大きくエネルギーも大きいと言うのです。そうです。粒子は見た目では、星と同じように見えます。そこに何がありますか? 人々は地球には人間がいると分かっていますが、他の星に生物がいるかどうかについて、人類と同等な空間の表面を研究しているだけで、生物がいる星もあれば、ない星もあると思っています。しかし、多くの生物は表面空間で生息していません。多くの生命は他の形の空間に存在しているので、あなたにはそれが見えないのです。人類の科学は限られています。すべての星に生命が存在し、その生命の社会形態があります。場合によって非常に栄えている世界もあります。それならどれほどの生命がいるのでしょうか? 粒子が拡大されると、星と同じようになりますが、そこにはどれほどの生命がいるのでしょうか? さらに追究していくと、各次元の粒子は一層一層の天を構成していますが、この巨大な宇宙はどれほど大きいのでしょうか? どれほどの生命がいるのでしょうか? 粒子と粒子の間にある、目に見えない微粒子が構成した空間の平面全体が大地であり、それはどれほど大きいのでしょうか? このような次元がどれほどあるのでしょうか? 非常に複雑なのです。各次元はこのような状況です。神でさえ全部調べることができず、どれほどの生命がいるのかを全部数えることができません。人間にとって全て神であり、ここまで多いのです。

 大法弟子は師が衆生を救うことを手伝うという責任を持って世に降りた神であり、下界の衆生を救い済度する責任があるのです。個人の修煉が良くできなくても問題がなく、歴史上の修煉方法と同じだと思い、そのためあまり精進していない人、修煉しているようで実はしていない人がいます。しかし、考えたことがありますか? この世に来た時、かつて私と誓約を交わしたのです。それらの衆生を救い済度すると誓ったから大法弟子になれて、このことを行なうことができたのですが、あなたは誓約を果たしていません。あなたは誓約を全部果たしていません。あなたが受け持つ背後の、あなたに割り当てられたそれらの数え切れない衆生、厖大な生命群でさえ救い済度することができなければ、それはどういうことですか?! 単なる修煉が精進していないだけの問題でしょうか? それは極めて極めて大きな犯罪です! 罪はこの上なく大きいのです! 最後のとき師父のところに来て、「師父、私は修煉が良くできませんでした」と言えば済む問題ですか? あなたを見逃す者がいるのですか? それらの旧勢力はあなたを見逃すのですか? なんと厳しい問題でしょう?!

 しかし、一部の人はどうしても精進せず、人心が非常に強く、どんなことに遭っても人心で考えてしまいます。場合によっては、自分が大法弟子であることや自分の責任の重大さを法にのっとって考えておらず、衆生を救い済度することを最優先にして物事を考えるのではなく、いつも人心をもって考えています。あなたの好みから考え、心の中は不満だらけで、こうすべきだああすべきだと考えたりしていますが、それではいけません! 神はあなたのようにするのですか?  皆あなたのように衆生を救い済度するのであればどのように救い済度するのですか? あなたの好みに合う人なら救いますが、合わない人は救わないのであれば、衆生を救い済度することができますか?

 この世の今日のこの繁栄ぶりは歴史上かつてなかったことです。一つはこの繁栄した社会で人間の各種の執着が引き起こされたこの状況で、衆生に法を得させないためです。このように、いかなることもあなたの執着心を引き起こしていますが、それでも法を得られるかどうかを見ています。この状況下でもまだ法を得ることができれば、あなたは認められます。法を得られないのはあなた自身がダメだからです。もう一つは、宇宙はそもそも壊滅されるべきであり、それらの生命は淘汰されるべき生命で、このようになるべきで、あなたはここを抜け出すことができれば天上の神に認められます。誰が抜け出すことができるのでしょうか? できます! 大法、宇宙の大法が伝えられているのではありませんか? 他の人は法を得ることができるのですが、あなたはなぜできないのですか?! 他の人はしっかり修煉できますが、あなたはなぜできないのですか?! これは自分自身の問題ではありませんか? 天上ではこれが公平だと思っています。もともと消滅させられるべきで、あなたが彼らを救いたければ、このようになるほかありません。なぜその人は救われるのですか? そんなに容易いことですか? これほど厳粛なのです。しかし、この環境、この賑やかな世界にいて、さらに厳しい迫害が行なわれている今、それでも修煉しようとする人がいるのですか? 修煉にとって最大の障害は人心です。人間には多くの常人の心、執着心があり、精進していない大法弟子も人心に惑わされました。自分自身が立てた誓い、当初法を得たときの感激も感じなくなりました。この迫害は誰が行なっていますか? 人間ではありませんか? 歴史上の多くの神の信徒はすでに経験したのではありませんか? あなたは何を得るのですか? 神の道のりで円満成就することではありませんか? 迫害はなぜ神の道を歩んでいる人を揺るがすことができるのですか? それはあなたの人心が刺激され、名利情が動かされたためにもたらされたことではありませんか?

 皆さんに考えてほしいのですが、どんなに迫害されても、この迫害がどんなに厳しくても、それは偶然のことですか? 古から今日まで、人類はともかく、この宇宙、この全て、宇宙全体まであらかじめ按排された規律に従って動いています。人類はなおさらです。人類は五千年に一度、避けられない災難に見舞われてきました。五千年の文明は一つの脚本です。皆さんに教えますが、本当に一つの脚本なのです。おおよそ五千年が過ぎると、人類の歴史が終焉を迎え、人類は壊滅してしまいます。成、住、壊、滅(じょう、じゅう、え、めつ)という宇宙の規律に則っているから壊滅したのです。そこまで進んだら、何もかもダメになり、人類の道徳が堕落し、物質も腐敗してしまったので、壊滅させられたのです。道徳品性がダメになったら必ず壊滅されてしまいます。良い人が残され、人間の種のようにもう一度発展するのです。その後、脚本を回収して修正を加えます。この五千年の芝居の中で、良くなかった部分に修正を重ねてきました。ですから、多くの神、この世の聖者、修道者は人類が繰り返されており、人類の歴史は繰り返していると言ったのではありませんか? 修煉界ではこの話はいつも言われており、よく耳にするのです。その通りです。

 この地球は一億年の歴史があります。なぜ一億年なのかと思う人がいます。科学者の発見では20数億年、40数億年となっています。地球は一から造られたのではなく、宇宙の各所から物を集め、つまり宇宙の各種のかけらを集めて造られたのです。役立つもの、地球に必要なものを取り入れています。もともとあったものを組み合わせて地球を作ったのです。どのように測定するのですか? 測定してみたら、以前の時間になります。人間は所詮、人間で、いつも人間の考えに限られています。この地球の本当の年齢は一億年であり、一億年を超えることができません。超えると、資源がことごとくダメになってしまいます。

 この一億年の時間も短いものではありません。皆さんに考えてほしいのですが、この一億年に何回の五千年があったのでしょうか? 五千年の文明が何回、存在したのでしょうか? この脚本は何度修正されたのでしょうか? 人類の災難は何度繰り返されたのでしょうか? 昨日の神韻会議で次のことを話しました。冗談を話しているのではなく、今は神韻芸術団がありますが、そのときになると神韻があるかどうか分からないと言ったのです。中国古典舞踊はありますが、中国を表現したり古典舞踊を踊ったりする人は東洋人とは限りません。中国はいつも中国人が演じているのではなく、異なる民族の人が演じたことがあり、中国人になっていたのです。そのときの中国、つまり中心である国を演じていたのです。前回は白人が演じていたのですが、最後となる今回は黄色人種が演じています。

 私はいつも人類が芝居のようだと言っていますが、最後のとき人間が救われるかどうか、法を正す過程で衆生を救うことができるかどうかは未知のことです。これは脚本にない内容です。人類の文化、考え方、行為など全てはあの未知のことのためにあります。最後に一体どのくらいの生命を残すことができるのか、これは按排されていません。長い期間を経て、二つの地球、二億年の歴史を使ってこのことを按排したのです。大法弟子として、自分の使命を果たさなくていいという言い訳はどこにもありません。ここに座り、大法弟子と呼ばれている以上、精進しているかどうかに関係なく、新しい学習者であっても古い学習者であっても、あなたにこの責任があります。縁がなければ、今日決してここに座ることはありません。

 それなら、ここにスパイもたくさんいると言う人がいます。そうです。私に非常にはっきりと分かっています。スパイでもこの形で法を聞かせてあげているのです! これも神の按排です。その人の仕事を見ていません。大法が伝えられていますが、その人の仕事を見ていません。ある団体に限定することもなく、人心だけを見ています! どんな仕事をしていても、考えはあなた自身のものであり、人心はあなた自身のもので、未来の選択もあなた自身のものです。全ての衆生に機会を与えています。慈悲とは何でしょうか? 衆生を救い済度するとは何でしょうか? 末法の時期にスパイになる人がいますが、このような人を救いますか? 今生はスパイですが、前世はとても素晴らしい人で、以前は非常に偉大な神だったのです! 大法のプロジェクトの場合、その人がおかしいと思ったら、具体的な仕事を与えなければいいのです。修煉はやはりさせるのです。直接真相を伝えるなどほかのことをさせればいいのです。プロジェクトの仕事や、具体的な仕事をさせなければいいのです。

 一部のことに関して、皆さんはどうしても理性をもって考えることができません。行なおうとすることに関しても、人心をもって争ったりしています。あなたは自分自身が大法弟子だと考えたことがありません! あなたの責任はどれほど大きいのか考えたことがありません! 衆生を救い済度しているという基本に立って物事を考えるのではなく、いつも人心から考えています! 具体的な問題に遭うと、人心が生じてしまいます! 具体的なことになると、人心が湧き立つのです! 大法はそんないいかげんにやることですか?  本当に正しく対処することができなければ、間違いなく問題が起きるのです。しかも小さい問題ではなく、あなたの生命、あなたの生命の永遠は旧勢力によって終わらされてしまうのです。

 大法弟子だけがこの世に来るために師父と約束を交わしたのではありません。全てのこの世に来た人、生命、天上から降りた神はみな、私と約束があったのです。宇宙はあまりにも大きくて、生命も非常に多いので、小さい地球には多くの生命を収容できません。選ばれたのはかつて私が法を正し、衆生を救い済度することを手伝うと誓った衆生で、このような衆生だけが地球に生まれることができます。ただ、私はあらかじめ歴史上、大法弟子が具体的にこのことを行なうよう按排したのです。しかし、法を広めることや、人から人へと法を伝えることに関して、全ての人にその責任があります。これは常人のことになります。

 大事なのは大法弟子は行なうべきことをしっかり行なわなければならないということです。修煉さえ精進せず、あまり修煉に力を入れず、修煉しているようで実は修煉しておらず、大法の人を救うプロジェクトでは人心に執着が入り混じり、いつも不満たらたらです。何の不満がありますか?! 何をしに来たのか分かっていないのですか?! あなたの責任がどれほど重いのか分からないのですか?! 無数の衆生があなたに救われるのを待っていると分かっていないのですか、それはあなたの責任です! あなたの願いです! 皆が一緒に人を救うことを行なっているのは機会であり、人を救う条件を作っているのに、それをしっかり利用しないのです。大法弟子が必ずしっかり行なうべきことを行なわなければ、将来どれほどの罪を犯すことになるのか、あなたは分かっていますか?!

 大法弟子の多くは真相を伝える時、相手が法を得て修煉を始めればと願っています。その気持ちは良いのですが、多くの場合、真相を伝えるとき、中共邪党の邪悪さや大法弟子が正しくて良い人だなどを話せば、相手は受け入れることができます。しかし、修煉を勧めると拒否されてしまいます。なぜでしょうか? 皆、お金を稼がないといけないとか、家族を養わないといけないとか、このことあのことがあるなどの理由を挙げています。どうしても修煉者になれません。表面では修煉したくないように見えるのですが、それは神が彼が修煉者になるのを許していないことだと分かっていますか? 神は彼に様々な口実を与え、彼の各種の人心を操って修煉を避けるようにしています。それは彼に大法弟子になる資格がないからです。これらの大法弟子は歴史上すでに決められたからです。法を早く得る人も遅く得る人もいますが、これは問題なく、大法弟子になったのです。しかし、どうしても修煉者になれない人がいますが、それは彼にこの偉大な使命を背負う資格がないからです。

 神韻(シェンユン)芸術団のように、技術力の高い人を採用したいのですが、その人は修煉していません。無理やり来させてもやはりあれこれの口実で離れてしまいます。修煉していない人がここに居たくても、神に追い出されてしまうのです。旧勢力も彼がここにいるのを認めません。ここにいる資格がないと思っているからです。神韻は衆生を救い済度しており、これは大法弟子が行なうことです。神韻は何といっても技術に対して高い要求がある芸術団体なので、技術があって修煉もできれば、本当に入ってきて、最後に修煉者になれれば、正式に採用されます。修煉者になれなければ採用されません。採用しても、彼の分かっている部分が承諾したことを行なわなければ、やはり辞めてもらうのです。なぜなら、これは修煉の団体であり、人を救う団体だからです。単なる人間がオーケストラピットや舞台にいるだけではなく、神もそこにいるのです。常人、業力に満ちた常人が修煉せずここにいるのは許されないことです。実はこういうことです。つまり、大法弟子のこの団体は誰でも入れるものではありません。皆さんが知っているように、神の力添えがあるのです。神韻のアーティストの技術と技巧は舞台と観客席で奇跡を起こしています。楽団が奏でた音色、人々が見た視覚的効果は神によって加持されています。誰も比べることができません。人々が見たもの、聞いたものは人類を超えているのです。もちろん、技術が高ければ高いほど、効果は高まります。

 大法弟子の他のプロジェクトも同じです。人材がないから、社会で募集をかけますが、あれこれ探しても最後はやはりうまくいかず、皆さん自身で取り組むしかありません。皆さんが大法弟子である以上、皆さんが取り組むべきであり、なぜ常人に頼るのですか? なぜ方法を考えて自分で解決したり、人材を養成したりしないのですか? みな近道を通りたいからではありませんか? 目先の成功や利益に急いでいます。この考えは邪党が注いだ党文化です。何を行なってもしっかり行なうべきです。その過程で見ているのはあなたの心であり、成功そのものを見ているのではありません。取り組んでいる過程で人を救っているのです! あなたが取り組んでいる過程はあなたの修煉が向上する過程であり、その過程で衆生を救い済度する作用を働いています! 仕事を成功させればようやく衆生を救い済度する作用を果たすということではありません。 

 もう一つ、様々な職業の学習者がいますが、細かいことにこだわりがちな人がいます。この煉功の動作や進む速さ、または動作が少しずれているとか、心の中でいつも気になっています。在席の皆さんは人間になる前に佛家だったり、道家だったり、様々な神だったりします。皆さんに教えますが、師父のこの功法はあなたを元の位置に戻すためのもので、あなたは本来あるものを持っています。私は正確さを細かく要求したことはなく、全員同じ型から取ったかのようになるとか、そのように話したことはありません。動作は大体合えば良いのであって、それで作用があるのです。心を広げ、これらの細かいことに気を取られないでください。そして、各種の人心で問題を見ないでください。一部の人は法の勉強のとき、何を勉強するのか、いつ勉強するのか、どのくらいの時間を勉強するのか、この部分を読みますがあの部分を読まないなどのことにこだわりを持っています。大法弟子は時間があるとき法を勉強すれば良いのです。あなたが修煉の人だからです。法を勉強しないで何をするのですか? 残った時間はたくさんの人を救うことができればそれが一番です!

 集団で法を勉強し、集団で煉功することは私が皆さんに残したものです。迫害が極めて厳しい場合を除けば、中国大陸以外の他の地区はみな、このようにすべきです。これに従わない理由はありません。これは未来の人が法を得て修煉する問題に関わっています。ですから、集団で煉功し法を勉強することはなくてはいけないことです。法の勉強は『轉法輪』をメインにします。時間が余れば、他の説法を読むのは問題ありません。『轉法輪』をメインにすべきです。どうしても時間がなく、他の説法を勉強できなければ、自分で時間を作って他の問題に関する私の説法を読めば良いのです。これほど簡単なことで、特別に何かを要求していません。堅苦しい規定がないのに、なぜどうしても杓子定規に何かを規定しようとするのですか!

 しかし、このように要求していませんが、あなたは自分を修煉者と見なさなければいけません! 自ら進んで法を勉強してください! 法を勉強しなければどのようにこのことを行なうのですか? 私なら大丈夫と言うでしょうが、人間のずる賢さと知恵で行なうのであれば、きっとうまくいきません。なぜでしょうか? 常人社会での商売や仕事はうまくいくかもしれませんが、このことだけはそうはいきません。なぜなら、あなたが話したことにエネルギーがなく、法に則っていないからです。相手を救いたいのですが、話したことは業を消すことができず、相手の執着を取り除くことができなければ、どのように救うのですか?! 相手を救いたければ、あなた自身が修煉者でなければなりません。あなたが話したことにエネルギーがあって相手の偏見と執着を取り除き、このような作用を働き、相手のその時の頭にある良くないもの、邪魔するものを抑制してはじめて、相手を救うことができます。各種の環境で真相を伝えることも含めて、そうではありませんか? 私は古い学習者で、しばらく法を勉強しなくても問題はないと思う人がいます。問題があります。いくら古くてもダメです。修煉してできた部分はすでに隔離され、先天の位置まで押し上げられた功は、あなたが法から得た正念が加えられてはじめて作用を働くのです。法を勉強せず、法から離れてしまえば、功を動かすことができません。なぜなら、それが法の力だからです。

 それらの人心と恐れる心は、どうして功を動かすことができるのですか? 大法から離れたら、功は落ちてしまい、何もかも無くなってしまいます。私はいつも話していますが、修煉は大法から離れてしまえば、修煉ではなくなります。大法から離れてしまえば、あなたが行なった全ては大法弟子が行なっているのではなく、常人が良いことをしただけになります。円満成就できず、功徳(くどく)を積んだだけです。功徳を積んでも功が伸びないなら、人間のところに留まるしかありません。大法弟子なのに、自分の衆生を救うこともしなくなりました。無量の衆生があなたに救われるのを待っています。しかし、あなたは彼らを救うことができなくなったのです。時に常人と同じように自分を律しなくなりました。普通のことだと思い、自分の一挙一動や考えは自然に出てきたもので、単純にそうなっただけで、大したことがないと思っています。大したことがないと思っていますが、何が大したことがないと言うのですか? あなたの責任は極めて重大なのです! なぜ大したことがないのですか? 常人の中で良い人となっても、修煉をしなければ、あなたは極めて大きな罪を犯しているのです! なぜなら、あなたは救うべき衆生を救っていないからです!! 先史に交わした約束を果たしていません!! この問題ではありませんか?! 以前の説法ではこのような口調で皆さんに話したことがありません。師父は焦っています。もうすぐ最後になります。一部の人は焦っていません。どうすればいいのですか?! あなたたちが人心で排斥し追い出した学習者は、もちろん本人もしっかり行なわず、不満を持って離れてしまったのですが、その学習者を連れ戻さなければあなたも罪を犯しています。常人のことのように、過ぎたら何もなかったかのようになりますか? それで済むのですか?

 この宇宙の生命は数え切れないほど多いのです。しかも、彼らはみな、目を一つ伸ばしてきています。一本の線のように、先端に目玉があります。宇宙の無量の生命はみな、目を一つ伸ばしてきて、全ての大法弟子を注視しています! 各次元でこのようになっています! しかも各次元の目にさらに目があります。低次元の神も知らないさらにミクロの所で、さらにミクロの目の中にさらにさらにミクロの所から伸ばしてきた目があり、地球はこれらの目でいっぱいで、周りに隙間もなく人間のこのところの全てを見ています。あなたの一挙一動、一つの考え一つの念、彼らは全部観察しています。なぜなら、あなたはこれらの生命の未来を決めているからです! 彼らは焦らずにいられるのですか? 別にいい、しっかり行なっても行なっていなくても何も気にしないとあなたは思うのですが、気にしなくていいということではありません。自分の責任がどれほど重いのか、分かっていますか? 大法弟子とは何ですか? 適当に呼んでもよいのですか? これは最も偉大で神聖な称号なのです!

 もちろん、多くの大法弟子は多少の過ちを犯しながらも、やはりしっかり行ないました。大丈夫です。師父は見ています。一部の難は人間が耐えられないものです。それはあなたの過ちとして見なしていません。転んだら起き上がればそれこそ最も素晴らしいのです。もう一度しっかり行なってください! ずっと理性をもって歩んできて、修煉し続け、大法弟子が行なうべきことを行なっていれば、それは素晴らしいのです。師父はあなたを認めます! 皆さんがやる気を出して、早く取り組み、しかもしっかり取り組むよう期待しています。この話を中国大陸の大法弟子に伝えてください。人心や小さいことに陥ったり、ずっと自分の意見を主張し譲らないなどのことをしないでください。形勢も絶えず変化しており、たくさんの人心を持たないでください。

 聞くところによると、一部の地域ではすでに外で煉功しています。派出所や公安局、政府庁舎に行って真相を伝える学習者がいて、しっかり行なった学習者もいます。一部の地区の邪悪は本当に今までのように大法弟子を厳しく迫害しなくなりました。形勢が変化しており、邪悪もますます少なくなりました。いずれにせよ、迫害の加担者も含めて、皆さんに救い済度されるのを待っている人もいます。もちろん、犯した罪があまりに大きい人は真相を聞いても受け入れられないかもしれません。本人が受け入れられないのではなく、神が聞かせないようにしているのです。しかし、いずれにせよ、大法弟子に他の選択肢はありません。出会った衆生は全て救い済度しなければなりません。

 私が生まれたとき、多くの神が一緒に降りてきました。その後毎年、たくさんの神が降りてきています。私が法を伝える時になると、神は雪が舞うように降りてきました。それほど多いのです。年齢を計算してみたら、私が法を伝えて現在まで計算すれば、25歳前後の若者になりますが、まだ多くの人が救われていません。彼らはみな、神だったのです。この世に降りて、世界各地に散らばっています。人間の体が足りないため人間になれなかった人は動物や植物になったのです。なぜ今日の社会で動・植物に対する保護がこれほど厳しく要求されているのでしょうか? この数年のことですが、いずれも原因があります。神が按排しており、動かしています。これらのことをはっきり認識することができる人はいませんが、どれも簡単なことではありません。

 人間の世は迷いであり、下りて来るとすぐ惑わされ、以前の全てを忘れてしまいます。多くの人が分かっていますが、政府や科学者など全世界の多くの人は人類がすでに最後まで進んできており、いつ終わってもおかしくないと分かっています。これは彼らに分かっています。人類の資源はダメになり、地球は急激に破壊されています。最初にダメになるのは水です。悠々自在の生活、幸せな生活を送りたい人がいますが、私は常人のことを言っています。いずれにせよ、人間は所詮、人間であり、どんなに高い次元から来ても、人間のところに来ると、迷いの中に入ってしまい、以前のことを忘れるように仕向けられたのです。どのようにすればいいのですか? 皆さんが彼らを救い済度する必要があります。正の理や法から説明し、なぜ迫害されているのかを説明する必要があり、人間に正念が生じれば、神はこれこそ人を救うことだと認めるのです。奇跡を見せびらかせば、人間は超能力への憧れという更に強い執着を引き起こされ、超能力を得るために修煉しに来て、生命が救われるために修煉しに来るのではありません。それは認められないのです。それは救い済度ではありません。人間は見てしまうと、どんなに悪い生命も修煉しに来るのです。創世主自身が見せれば良いのではありませんか? あなたたちはそのようにする必要がありますか?

 イエスや神が降臨するとき、空で姿を顕すのではないかとずっと思っている人がいます。「ああ、神が姿を見せた。光り輝いている」という具合です。あなたに教えますが、それはきっと魔がやってきたのです。生命に罪があり、成住壊滅(じょうじゅうえめつ)の中でもうすぐ解体されてしまうので、迷いの中に助けを求めに来たのです。必ず迷いの中で正念が生じてはじめて、救われるのです。光り輝いて、神がやってきたら、皆さん考えてみてください。どんなに悪い人でも修煉を始めるので、天上の神は人間に転生する必要があるのですか? 創世主が直接、「良くなりなさい」と教え、基準を教えてあげればいいのです。一言で済むので、人間のところに来る必要がありますか? こういう理屈ではありませんか? 全てが基準に合わなくなり、宇宙の生命の場合、生命が罪を犯したため、この迷いの中で苦を嘗める必要があります。この苦難の中で、それでも修煉したいと思い、正念が生じることができれば、神はこれこそ素晴らしいと思い、修煉を始めることや救われることを許してくれるのです。こういうことではありませんか?

 本当に三界に入ってきた神がいます。天上から自分の天国から降りた自分の世界の王、自分の宇宙の主たる神がこの世でしっかり行なっていないのを見て、非常に焦っていて、大法が伝えられているのにまだ目覚めず悪事を働いており、すでに救われる可能性がないと分かり、直接三界に入ってきてその人を呼び起こそうとしています。三界は進入してくることを許されていないところで、入ってきたら出られなくなり、人間と同じになってしまうのです。羽があって飛び回っている生命がいますが、徐々にダメになり、飛べなくなり、最後に人間のこのところで死んでしまったのです。本当に数人のこのような生命が入ってきました。他の形もありますが、入ってきたら出られなくなり、人間と同じようになり、ここで死んでしまうのです。この世は法を正す間、迷いを破られてはいけないのです。なぜなら、人間に見せてしまったら、犯罪と同じだからです。人間の迷いを破ることは許されないのです。もちろん、やはり人間に見られてしまい、すでにこの光景を見た人がいますが、少数の人です。

 いずれにせよ、師父はやはり法理から説明しており、私も皆さんに光り輝く姿を見せるわけにはいきません。もちろん、何かを見た人がいますが、見たら見たで、人間の表面以外の状況を見たのです。それはあなたの能力がもたらしたことで、表面のことではないので迷いを破ったことになりません。それはあなたが見るべきものです。完全に人間の表面で顕れたら迷いを破ったことになります。しかし、皆さんが分かっていますが、師父が話したことはかつてなかったことで、誰も説明できないことです。この宇宙の各次元の生命の全てが私の記憶にあるだけでなく、人類の未来、過去全ては私のところにあり、私は何でも知っています。しかし、皆さんに見せることができません。実は少し見せたのです。師父が歌の歌い方を教えていると皆さんは聞いたでしょう。(拍手) 舞踊専門の人なら分かりますが、舞踊のプロも私に及びません。なぜなら、先史の舞踊は私が創ったからです。(熱烈な拍手) もちろん、これだけではありません。師父一人でこんなにたくさんのことができると皆驚いています。しかし、一部の人はどうしても意気地がなく、先史の時このことを行なうと願いを立てたのですが、彼は翻意(ほんい)し、実行する人がいなくなったため、師父自身が行なうしかありません。

 いずれにせよ、大法弟子として、師父が皆さんに教えたいのは、自分の責任の重大さを知っておく必要があり、これは子供の遊びではないということです。このことはすでに最後まで来ており、私は焦っていてしょうがないのに、皆さんは気にしていません。しかし、最後になると、泣いても間に合わないのです。この世の全ては目的があって按排されたのです。人間の執着を引き起こし、あなたが救われないようにするためのものがあまりに多いのです。自分を修煉者として見なさず、そのまま流されてしまうのですか?! あなたは衆生の希望であり、あなたが代表している生命の希望なのです!

 この迫害はあまりに邪悪なのです。旧勢力が按排したものは本当にあまりにも邪悪なのです。私が2億年をかけて築いてきたものは全部旧勢力に破壊され、このようになってしまったのです。私は本来、全てを善解するつもりでしたが、すでにこのようになってしまった以上、このままにするしかなく、それを逆手に取ったのです。他の人がしっかり行なうことができるのに、あなたはなぜできないのですか?! そうですね。何かの事情がなければ、しっかり行なうべきです。

 大陸からたくさんの学習者が出てきました。あなたの身元、あなたのどんなものも大会を運営する大法弟子に信用させることができません。毎年大陸からたくさん来ているので、問題が起こるのではないか、と彼らはとても心配しています。最後に私は大陸の学習者がはるばるから来ていて、来るのも容易なことではないので、やはり入場させましょうと言いました。(拍手) 他の人が混じって入って来るのを恐れていません。聞けたのはみな、縁です。あなたはそもそも法を得に来たのです。大法弟子になれなければ、あなたも正念を持って、いつかしっかり行なう日を待って、あなたが代表している生命のために責任を果たしましょう。

 それでは、残った時間で皆さんに幾つかの問題に回答します。(熱烈な拍手) 質問を書いて大会の事務局に出してください。どうぞ持ってきてください。

 

弟子:近年、中国大陸からたくさんの学習者が海外に来ています。彼らの多くは大陸にいたとき、あまり表に出ていない人で、しかも海外に来たのは楽な環境で法を実証するよう師父に按排されたと言っています。海外に来て、言葉が通じず、国外の社会やマナーを理解できないうえ、長い間党文化に影響されているため、複数のプロジェクトで問題を起こし、プロジェクトに妨害をもたらした場合すらあります。しかも、一部の地区の責任者は規則に従わずに人を採用しています。

師父:責任者は海外の古い学習者が協力してくれないから、大陸から来た学習者は服従的でやりやすいと思っています。あなたはあまりにも仕事の能力がないのです。

 中国大陸から出てきた学習者を批判しているわけではありませんが、多くは国内でしっかり行なわなかった人で、国外でもそれほどしっかり行なっていません。大陸で恐れる心ができてしまい、海外に来ても学習者に会いたくなく、辺鄙な州に引っ込んでしまった人さえいます。どういうつもりなのか分かりません。また、長期にわたり党文化に影響され、これは本当に深刻な問題です。考え方や人間の行為はこの世界の人と相容れないのです。

 皆さんにとって違和感のないことだと思っているかもしれません。そうではありません。中共邪党はなぜ中国の文化を破壊したのですか? この文化は長い時間を経て築き上げられ、その目的は人々が法を得るようにするためです! 旧勢力は人々が簡単に法を得てしまうと思って、かき回してそれを破壊し、この文化を破壊したのです。毎回の政治運動は邪党に反対する人を懲らしめているように見えますが、実は粛清されたのは中国文化界のエリートです! さらに「文化大革命」を発動し文物を焼き払ったのです。中国は五千年の輝かしい歴史を経て、あらゆるところに文物があります。無造作に拾ったレンガさえ数千年の歴史があります。どの家もレンガも家具も数百年以上の古い物ですが、全部邪党に破壊されました。中共は闘争の理論を作り上げ、つまり人間同士が闘争するというもので、これは最も野蛮でならず者のやり方です。しかし、中国大陸の社会では皆このやり方で生活しているため、何の違和感もなく、皆同じだと思っています。若者は人間がこうであるべきだとさえ思っており、党文化の中で育った世代はあの社会が正常だと思っています。

 しかし、海外に来て、人間の外見はみな、頭があって四肢があり大して変わりませんが、実は違います。中共邪党がやって来るまで、中国人も含めて全世界の人々の普遍的理念は全く同じでした! 肌の色や外見、振る舞いこそ違いますが、マナーについての意識や善悪の分別はまったく同じであり、いささかの違いもなく、同じ神に管理されていたのです! しかし、今の中国人はどこに行っても嫌われています。これは聞いた話ですが、スイスでは中国人観光客の素行を見かねて、中国人専用の列車を設けたそうです。

 大法弟子も気をつけるべきです。これも聞いた話ですが、高級住宅地で資料を配っていたとき、美しい芝生が目に止まり、座禅を始めたそうです。(皆笑って) そこで座禅をしたのです。そこに住んでいる人は耐えられますか? この社会では人間の理念が違い、こういう人を見たこともないのです。他のマナー違反の行為もあると聞きました。提案ですが、海外に来た人は早く西洋人、またはアメリカに長くいる中国人を見習って、どのように振る舞うべきかについて聞いたほうがよいのです。彼らに分からないことをよく質問して、早く考えを変えてください。でなければ、ここでは何もできません。逆の作用を働き、破壊しているのに等しいのです。迫害初期の頃、大法弟子の人数は多くありませんが、国際社会で踏ん張ってこの形勢を変えました。しかし、あなたが来たら、マイナスの作用を働いています。早く変えてください! 大法弟子は事あるごとに極端に走ってしまうようではいけません。

 中共邪党の社会では何でも極端に走っています! この社会では何を行なっても節度をもって規定通りに振る舞っています。あなたは耐えられないかもしれませんが、耐えなければいけません。そのように行なうべきです。中国大陸は本当にそうです。何をしても極端に走っています。レストランに「皇中皇」、「王中王」、「天中天」などの名前を付けたりしています。(皆笑って)(師父も笑って) つまり、国際社会で人を救うことをしっかり行ないたければ、早くこの考えを変えてください。

 

弟子:この一、二年来、各地の多くの学習者は山の近くに家を購入しました。その多くは学会に登録しないといけないという規定に従っていません。また、共産党組織の脱退を促進する活動の参加を要求されていますがそれにも従っていません。そこはニューヨークから遠く離れており、真相を伝えるプロジェクトがほとんどなく、交通も不便です。英語や運転ができない学習者はそこですることがありません。

師父:確かにそうです。アメリカの在留資格が必要です。アメリカに来てしばらく時間が経って、他のプロジェクトに影響することもなく、運転もできればそこで家を購入してもよいのです。大陸から来た人がすぐにそこに行って何をするのですか? 山のほうにも行けません。師父に山に行く許可をお願いしたりしないでください。師父はこのような事務的なことに口を出していません。それを担当する人がいます。海外に来たら、行なうべきことをしっかり行なうべきです。

 

弟子:一部の地区の責任者またはプロジェクトの協調人は学習者とあまり交流せず、ほとんど交流しない人もいます。他人の意見と提案を聞き入れず、自分の言うことを聞かない人を辞めさせています。

師父:皆さんに教えますが、一人とでも協調できていなければ、責任者、プロジェクトの責任者として、それは修煉に漏れがあるということで、やり直す必要があります。やり直すことができなければ漏れがあるということで、円満成就のときに問題があります。信じないのですか? 私はいつもお互いに協力し合うことを強調してきました。責任者として、なぜそれほど能力がないのですか? いつも相手を排斥しています。根気よく説得することがそれほど困難なのでしょうか? このこと自体、修煉ではありませんか? いつもやりやすいほうを選び、それは修煉ですか? 落ち着いて穏やかに道理を説いたり、学習者と付き合ったりするのはそんなに難しいことですか? あなたは能力がなく、多くのことをしっかり行なうことができないばかりでなく、自分を顕示したりひけらかしたりしようとしています。何の必要がありますか? 神はあなたの表面を見ているのではなく、あなたが懸命になって取り組んでいたかどうかを見ています! あなたの能力も見ていません。充分努力したかどうか、心が法に則っているかどうかを見ているのです。法に則っていれば、神はあなたの協調の仕事を手助けします。心が法に則っておらず、仕事ばかり強調し、自分に従う人なら仕事をさせますが、そうではない人を排除するなら、あなたに従っている人も将来、反発するようになります。なぜなら、あなたはこの関を乗り越えていないからです。あなたに従わない人は全部あなたに追い出されてしまうことになり、やり合う相手がいなくなり、修煉する機会もなく、最後はあなたしか残っていません。なぜそれほど能力がないのですか? 以前話したことがありますが、大法弟子は天上ではみな王であり、その能力はどこへ行ってしまったのですか? 高次元から来た以上、その要素と知恵を少なからず持っているはずで、その能力はどこへ行ってしまったのですか?

 

弟子:イタリアの弟子は神韻を宣伝する際、修煉が追いついてきておらず、一つの全体を成していません。

師父:イタリアはそんなに悪くないと思います。しかし、私が思うには、大法のことにしても、神韻のことにしても、大法のほかのこともそうですが、少数の人が行なえば良いのではありません。もしこの地区に一人しかいなければ、神はあなたを手伝ってそれを成功させます。もしこの地区にほかの人がいるのに何もしなければ、神は決して許しません。ですから、必ず多くの人を動員して行なうようにすべきです。責任者は協調人で、学習者をうまく協調し動員し、皆が参加するようにすることができれば、これこそ責任者です。責任者だから自ら行なうべきだと言う人がいますが、あなたはこの仕事を行なう責任者ではありません。こういう概念ではありません。私はずっとこのように話していますが、つまり責任者に所在地区の学習者をしっかり導くようにと要求しています。彼らが問題を起こすことを恐れないでください。最初は経験がないかもしれませんが、時間が経つと、ノウハウを知るようになります。大事なのはいつも一緒に法を勉強し、彼らに責任の重大さを認識させることです。このようにすれば、徐々に良く行なえるようになります。

 

弟子:病業でこの世を去った学習者の墓石に大法関連の字句を入れるのは適切でしょうか? 海外にも大陸にもそういうことがあります。また、大法の本を棺に入れる人がいます。

師父:大法弟子の角度から見て、大法を汚すことはしてはいけません。大法弟子の心の中で大法は神聖なもので、死んだ人の棺に入れて腐敗した遺体と一緒にするのはしてはいけないことです。修煉してできた真体はすでに去ったので、ここにあるのは肉身だけです。大法を汚すことをしたら、死んだ人に最大の罪を与え、あなた自身も罪を犯しています。どんなことも大法の角度から考えるべきで、それこそ師を手伝っているのです。

 

弟子:観光地で「共産党関連組織からの脱退」を勧めているとき、「党員ですか」と聞いたら、相手は「違う」と答えました。「少年先鋒隊に入ったことがありますか?」と聞いたら、「そうだ」と返事をしました。脱退用の名前を作ってあげて、この名前を覚えるようにと話したら、「うん」または「ありがとう」、「分かった」と返事をしました。これは脱退したことになりますか?

師父:私が思うには、観光地の活動は共産党や少年先鋒隊などの関連組織からの脱退そのものを目的としていません。覚えておいてください。真相を伝え人を救うことを目的としているのです!(熱烈な拍手) あなたがその人は救われたと感じたら、はじめて目的を達成しました。相手があなたをごまかしているのであれば、あなたはその人に騙されたことになります。もちろん、まず脱退に応じたら、それは第一歩です。さらに真相を伝えて、本当に分かってもらえたら、それで成功したのです。

 

弟子:カナダの学習者が運営するメディアは長い間、学習者の家族からお金を借りてプロジェクトの運営に使っています。巨額のお金です。昨年、師父がアメリカ西部で説法された後、これは資金集めに当たるのではないかという疑問の声が上がりましたが、責任者は資金集めではなく、借金していると説明し、疑問の声を魔難と見なしています。

師父:そうですね。大法弟子のプロジェクトや、大法弟子が何かを行なうとき、出発点は神聖でなければなりません。少なくとも正しい道を歩んではじめて、人を救うことができ、それこそ大法弟子のプロジェクトです。最初から人を騙し、その動機が真相を伝え、大法のプロジェクトを運営するためなど、良いことであっても、出発点は間違っています。これではいけません。これは最初から道を正しく歩んでいないということです。

 なぜ中共邪党はならず者によって立ち上げられたのですか? つまり、その出発点が間違っており、邪悪であり、長く続かないということを人間に教えているのです。

 一部のことは皆さんが本当に真剣に考えるべきです。何かをするとき、私を訪ねて来たときにこのように説明していますが、戻ったら学習者にお金を要求したりします。お金を要求するときに言い分がありますが、しばらくして政府から補助金をもらえるようになりました。後で学習者にお金を返したらそれでも良いのですが、返すことができないとき、また言い訳があって、その後どうしますか? 新しい言い訳をするかもしれません。もし本当に何かのプロジェクトを立ち上げたいと思って参加者が自分でお金を出すのはこれとは違います。

 

弟子:「人狩り」という映画が受賞したことで、数万人が中国で起きている臓器狩りを知るようになりました。メディアは高品質の作品を製作するのに大量の資金が必要です。政府からの補助金の一部は作品が完成してから支給されることになっています。市場の相場に従い、借款の詳細や返還の細則、保障などを明記した借入書を作成し、少数の余裕のある学習者と私たちを支持する常人に借金しています。しかし、一部の学習者は私たちが資金集めをしていると思っています。

師父:この質問は読み上げましたが、先ほどの質問も読み上げました。この二つは二つの立場からの意見のようです。この場で大法弟子の責任について話した後、もう一度これらのことを考え直してください。正しければ行なってください。私は反対しません。間違っていれば、正してください。

 

弟子:師父にお伺いしますが、山ではブロッコリーは食べないとか、牛乳は加熱してから飲むと聞いていますが、私たちも従うべきでしょうか?

師父:誰が言ったのですか?(皆笑って) こういう噂話に本当にあらゆる心がさらけ出されています。山でこのように規定したことがなく、このように話したこともありません。

 

弟子:現在、24人の歴史人物について連載していることの目的は何でしょうか? ご説明いただければと思います。

師父:これらのことは意義があると思います。なぜでしょうか? 皆さんが知っているように、中共邪党が破壊しているのは中国の伝統文化です。私たちはもう一度伝統文化を呼び戻してそれを復興させ、党文化を取り除き、すなわち伝統文化を復興させているのではありませんか? 実際、このような作用を働いているので、これは良いことだと思います。

 

弟子:大陸から出てきた学習者はチャイナタウンで活動して間もなく、メディアに誘われメディアの仕事をするようになりました。観光地で真相を伝え共産党関連組織からの脱退を勧める学習者は一人、二人しかいないため、活動が中止に追い込まれたのです。

師父:各プロジェクトは人が足りないので、あちこちで人を探したり勧誘したりして、その学習者がどういう状況なのか、できるかどうか、この社会を知っているかどうかも関係なく、プロジェクトに引っ張り込んでしまったのです。最後になってその学習者は党文化がひどくて、党文化の影響で良くない習慣だらけで、人付き合いにおいて大陸社会の良くない癖がたくさんあると分かりました。これは言い当てていますか? 全部そうです。最後になって私のところに苦情を言いに来るのです。

 

弟子:香港の邪悪な環境はまだ正されていません。私たちが上から下まで全体を成していないから…

師父:香港の状況は香港の学習者の修煉が良くできてないからではありません。香港の学習者は非常に素晴らしいです。学習者は虎の口の中にいるのです!(弟子たちが拍手) 香港の情勢は全中国の形勢の変化に従って変化しているので、きっと変わります。まだそこまで進んでいないからです。そこまで進んだら変わります。(拍手) もうすぐですよ。(熱烈な拍手)

 

弟子:師父は2002年の時、迫害は十年を超えることがないとおっしゃいました。明慧ネットで二通りの悟り方があり、一つは、師父が巨大な圧力の下で弟子が絶望に陥らないようにするためです。もう一つは師父が時間を延ばしてくださったということです。

師父:当時按排したのは10年間です。法を正す時間は10年、法がこの世を正す時間は10年、合わせて20年です。師父は系統的にこのことを行い、このことを按排しました。旧勢力は割り込んできて全部台無しにしてしまいました。私はあの10年の間に終わらせることができます。私が終わりと言えば、終わるのです。しかし、ある問題が現れました。どういう問題でしょうか? 旧勢力もこれが分かっているので、たくさんの学習者を耐えきれない状況下で迫害し、落伍させたのです。これによって多くの救われるべき生命も救われなくなりました。これは旧勢力が仕出かしたことです。師父はこのことを終わらせるべきでしょうか。私が終わりと言えば終わってしまい、残った宇宙は自ずと爆発してしまいます。旧勢力は自分の方法で天体の最後の生命を法を正す中で全部片付けてからやっと手を引き、その目的はあの時間内でそれを終わらせないようにするためです。それなら終わらせるべきですか? 終わらせるべきではありません。なぜなら、多くの大法弟子が落伍し、多くの生命がなくなり、多くの衆生が救われ済度されなくなるため、宇宙は非常に小さくなるのです。しかも欠損しています。終わらせるべきですか? ですから、私はずっと言っていますが、つまり旧勢力の按排を逆手に取っているのです。

 しかし、現在の形勢や現在私が行なっているこのことの状況、現在の状態から見ると、旧勢力が按排したものはそう長くないのです。そうではありませんか? 今、皆さんは魔の首魁である江沢民の逮捕を期待していますが、捕まえられたら、このことは終わってしまいます。これほど速いのです(拍手)。今はもうすぐです。今は本当にもうすぐです。ただ、たくさんの悔いが残ります。

 大法弟子はいつも時間ばかり気にして、自分の行なうべきことを行なわないようではいけません。私が時間を延ばしたのはつまり、皆さんに時間を与え、早く取り組むようにするためです!

 

弟子:南京の大法弟子からの質問ですが、《明慧週刊》は真相資料として配っていいのでしょうか? それとも学習者内部の読み物なのでしょうか?

師父:《明慧週刊》のことをあまり気にしていませんでした。大法弟子内部の交流文章なら、内部の読み物になりますが、真相を伝え人を救うためのものなら配布していいと思います。昨日、大法弟子の交流文章を常人のウェブサイトに掲載していいのか、とある弟子から聞かれました。私は、そのようにしてはいけない、常人が受け入れられず、マイナスの作用を働いてしまうと答えました。それは修煉者向けの内容で、常人には理解されず、しかも信じがたいことだと思われてしまうのです。なぜでしょうか? 私はいつも言っていますが、修煉して時間があまり経っていない大法弟子でも常人との間に開きがあり、問題を見るとき常人とは違う認識を持っています。絶対に違います! この違いはあなたが少しずつ向上してきたからできたもので、あなた自身は気づいていませんが、常人はあなたの話を聞いて、あなたと違うと感じるのです。本当にそうです! なぜ修煉を始めると、家族と話をしたら、家族はあなたが変化したと感じるのですか? よく見られることではありませんか? 本当に違います! ですから、修煉体験を綴った文章をネットに掲載したら、常人はどのように認識するのですか? 常人は理解できなければ、マイナスの認識を持つようになります。そうではありませんか? 真相を伝えるための資料なら常人に読ませていいのです。

 

弟子:元々テレビ局にいた能力のある人、特に技術専門の人材はのけ者にされています。師父は彼らを呼び戻すようにとおっしゃいました。私たちは最後の時期に貢献したいと思っています。

師父:テレビ局に戻りたければ自ら声を掛けてください。私が言ったのは修煉を離れた大法弟子を呼び戻すようにということです。離れた理由を突き止め、戻れるようにしてください。あなたはしっかり取り組むことができれば、テレビ局はきっと歓迎するでしょう。

 

弟子:一部の大陸の人権派弁護士は学習者が運営するメディアの報道に疑問を持っています。新しい指導者が就任してから、大法弟子に対する迫害は減っているどころか、増えています。しかし、私たちのメディアの報道はなぜ…

師父:これ以上読みませんが、言いたいことは皆さんも分かったと思います。現政権を褒めることも貶すこともしない、これが原則です。彼らは法輪功を迫害しておらず、迫害しようとも思っていません。衆生はみな、救われ済度される対象であり、なぜ彼らに対して特別に何かを行なうのですか? ですから、褒めることも貶すこともしません。彼らは今、かえって大法弟子を迫害する汚職幹部を取り締まっています。彼らを批判する報道を行なう理由はありません。大法弟子は人を救っており、政治を行なっているのではありません。

 さらに、もし彼らが「610弁公室」の責任者や悪い人を全て捕まえたら、皆さんはどういう態度で報道するのですか? 間違いなく称賛するでしょう。これは問題ありません。実は皆さんが知っているように、現政権は権力を完全に手中に収めるまで、一部のことはすぐには実現できないのです。法輪功を迫害している人はみな、魔の首魁の人で、当然まだ法輪功を迫害しています。海外ではこれがはっきりと分かっています。

 この時、皆さんは冷静で理性的でなければなりません。邪悪に惑わされたり、火事場泥棒に撹乱されたりしてはいけません。大法弟子が運営するメディアはこの形で行なっています。中国で起きた良くないことを報道する場合でも、それが中共邪党の要素によるもので、前政権の邪悪な者の仕業、彼らが残した禍根だと報じるようにと私は伝えています。メディアはこれらのことを報道する時、必ずこのような文言、意味合いを加えるべきです。現政権を攻撃しないでください。中共邪党の政権であることに変わりがないのですが、救い済度しているのは個々の人です。

 中共邪党を私たちは絶対に認めず、受け入れません。(弟子たちが拍手) 中共邪党はほかでもなく、法輪功を迫害するために用意されたもので、もちろん認めません! 中共邪党を暴露することは今後しばらくの間、引き続き行なうべきです。現在だけではなく、迫害が終わってからも中共邪党を見逃さないのです。中共邪党が意識形態において人を深く害したので、邪党のものを根絶しなければなりません。

 

弟子:韓国の大法弟子は師父にご挨拶を申し上げます。大陸から韓国に来た一部の大法弟子は難民申請が難航しているため、長年合法的な在留資格がありません。十数人が相次ぎ大陸に送還されました。入管に収容された人もおり、送還されるという問題に直面しています。これは学習者自身の修煉に問題があるのか、それとも韓国は地理的に中共邪党に近いから、旧勢力が迫害を強めたのでしょうか?

師父:大法弟子は偉大な称号であり、神々、天上のすべての生命が羨ましく思っています。人間は分かっていませんが、神ははっきりと分かっています。この世のすべては神が管理しています。そうではありませんか? すべての大法弟子はこのような問題に遭ったとき、なぜ他の人が送還されていないのかと考えるべきです。きっと漏れがあって、しっかり行なわなかったため、旧勢力に弱みを握られ、送還されることになったのです。きっとそうです。

 もちろん、国内でやり残したことがある人や、行なうべきことを行なっていない人、救うべき人をまだ救っていない人もいます。こういう場合もあります。しかし、海外に来て送還された多くの人はやはり、自分を探すべきです。自分自身がしっかり行なわなかったため、佛学会の全ての人を振り回したり、学習者に苦労をかけたりしています。

 

弟子:メディアの学習者からの質問です。週に一度、集団で法を勉強する時、交流したい内容がなければ、大量に法を勉強してもいいでしょうか? 今は法の勉強が終わると、たくさんの人がすぐに帰ってしまいます。前に出て交流する現象はなおさら…

師父:具体的なことはやはり皆さん自分で具体的に決めるべきだと思います。師父に聞かないでください。各地の状況も違います。時間があれば、交流してよいのです。時間がなく、とても忙しい人はすぐに帰らないといけません。そもそも時間がなく、法の勉強のために時間を作って来たので、法の勉強が終わると帰ってしまうのです。どんな状況もあり、師父は一概には言えません。具体的なことは皆さん自身で解決すべきです。もちろん、法の勉強を適当にこなしている人がおり、勉強が終わったら帰ってしまい、これが問題だと思っていません。このような人もいます。

 

弟子:今年も一部の弟子は病業でこの世を去って行きました。20年間修煉した古い弟子もいます。

師父:このように話しましょう。師父は説法の中で、大法弟子は円満成就するとき、白日飛昇の形を取ることもできると話したことがあります。そうではありませんか? 旧勢力は「私たちを消滅させたとしても、今の時期にあなたの弟子が白日飛昇するのを認めない」と言ったのです。旧勢力はなくなるまで消滅されても、認めようとしません。なぜでしょうか? 一人の大法弟子でも白日飛昇できたら、この世界の迷いは解かされることになるからです。これは本当のことだと思って、全人類が法輪功を学びに来るのです。

 白日飛昇とは何か、知っていますか? 天上の音楽が響き渡る中、宇宙はまばゆい光に照らされ、天上から儀仗隊が降りて人を迎えに来るのです。(拍手) 旧勢力はこれに同意しませんでした。師父は当初、人類が最後に向かう時、大法弟子も円満成就するようにと按排し、迷いを破る問題がなく、すべて善解するつもりでした。このようにすることができるのです。すべてを善解するとはどういうことですか? この宇宙はダメになっていますが、ダメになったのはみな悪くなり、そのため、壊滅されてしまいます。そうではありませんか? ある人と恩讐があり、その人はまた他の人と恩讐があります。いっそのこと、すべての恩讐を帳消しにし、どうしても返せない借りは師父が肩代わりしてあげます。全員に対してこのように対処し、誰も借りを返すよう要求せず、全ての人が借りのない状態になります。これは一番良いのではありませんか? しかし、旧勢力によって破壊されました。旧勢力はこれを破壊し、「あなたが考えていることは私たちにはできない。私たちはこれしかできない」と言うのです。できなければ関わらなければいいのですが、関わってきました。旧勢力はそれは自分自身の宇宙の衆生と関係があり、法を正すことを成功させるために手伝ってあげていると説明しています。結果としてこのような手伝いの仕方になってしまいました。細かいことはここまでにします。

 もし大法弟子が誰も死ななければ、これは奇跡ではありませんか? 大法弟子の誰もが死なないのであれば、これはどういう状態なのか、皆さん考えてみてください。誰もが大法を学びに来て、法輪功を習えば死なないのだとこの迷いは破られてしまいます。これは人類にとってこの上ない庇護(ひご)であり、みんな学びに来るのです。ですから、旧勢力は承知せず、法輪功を習っている人が常人や普通の人と同じ状態にし、老いと病業の現象があるようにしています。

 私が言ったことは常人は信じないかもしれませんが、師父の心の素質、内在のすべての機制は全部、最も若いのです。(弟子たちが拍手) 旧勢力は私がこの迷いを破らないように、表面の私にひどい損傷を与えました。真体と人間の表面は旧勢力によって隔離されているからです。以前話したことがありますが、旧勢力は私の真体と表面も隔離しました。なぜ旧勢力にこの能力があるのですか? 私はすでにこの道理を話したことがあります。宇宙で法を正すことが前へ進むのに時間が必要です。旧勢力はこの時間差を利用し、全宇宙を人間のところに押し込んだのです。地球は中心だからです。全宇宙の生命は皆、表面の体と神の体を隔離するために片足を突っ込んできました。「あなたがこれらのことを全部片付けたら、法を正すことも終わるのではありませんか? 手を一振りすればすべて終わるとあなたは言ったのではありませんか」と旧勢力は言うのです。手を一振りするのにも時間が必要です。確かに一つの時間が必要です。全部片付けたら、すべては恢復(かいふく)しますが、このすべてを片付けたあとは宇宙で法を正すことも終わってしまうのです。なぜなら、全宇宙の生命が皆、片足を突っ込んできたからです。

 全宇宙の生命を収容できない、と信じていない人がいるかもしれません。あなたが思っているような概念ではありません。人間の粒子、人体は非常に大きいのです。多くの神が細かい粒子で構成されているため、威力は極めて大きいのですが、神自体は非常に小さいのです。釈迦牟尼は「その小は内無し」と言ったのではありませんか? 神は非常に大きくも、非常に小さくもなれます。宇宙には無量の衆生があり、果てなく多く数えられないほど多いのです。押さえれば紙のように薄くなり、中に無量の世界があります。この概念はなかなか理解できません。そうではありませんか? 分子と原子の間にどれほどの距離があるのかと人々が言っていますが、私たちが宇宙飛行船に乗って他の星に飛んでいくのと同じ概念なのです。圧縮された天体の中のすべての時空と物体は同時に縮小されましたが、時間と距離は変わっていません。ですから、宇宙で法を正すことはすでに全ての時間を超えて行なっており、速度は非常に速いのです。宇宙の最速の時間よりも速い時間で行なっています。これはすでに非常に速いのです。

 人間の一生は短いのです。数十年でこの宇宙を全部正すのは不思議な速度です。大法弟子の皆さんに以前話したことがありますが、今の1年間は昔の1分間です。時間全体が速められています。しかし、この1年の時間は圧縮されましたが、それに伴い中の物体、すべても圧縮されたため、あなたは何も感じていません。人間の身体能力がついていけず、何もしていないのに日が暮れてしまうと感じ、このように感じるのです。

 

弟子:神韻の宣伝のため、政府部門に真相を伝えるとき、身だしなみに気をつけるべきですが、一部の年配の学習者は気にせず、身だしなみが良くありません。これは良いのでしょうか?

師父:そうですね。神韻は主流社会を対象に行なっていると私は言いました。皆さんが知っているように、主流社会とは何でしょうか? つまり、社会のエリート、中流階級とそれ以上の階級の人たちです。この人たちは知識や教養があって、品性が高く、社会風紀の中堅です。この階級の人に対して、学生やブルーカラー労働者と一緒にいるときのように、何も気にせず、ぞんざいな言い方をしたり、粗暴なことをしたりしてはいけません。主流社会ではこのようにしてはいけません。その場にふさわしい振る舞いを行い、発言にも気をつけ、マナーをわきまえて行動すべきです。この話は実は中国大陸の学習者に対して言っているのです。多く見習うべきです。

 

弟子:アメリカのメディアに参加している学習者は、師父が会って法を勉強するようにと要求されたので、数ヶ月前から、週末の丸々1日を利用して『轉法輪』九講を読んでいます。

師父:極端に走らないでください。会って法を勉強するようにと言ったのですが、1日丸々勉強するようにと言っていません。時間があれば、人を救うプロジェクトの仕事をしてください。師父が集団で法を勉強する形を残しましたが、皆さんは時間を適切に分配し、勉強が終わったら他のこともしなければなりません。法の勉強だけをするのもいけません。

 

弟子:ネットで真相を伝えるとき、師父の話を自分の話として話したら、法を盗むことになるのでしょうか?

師父:師父の発言は、あなたはそのまま使ってはいけません。他の学習者と話しているとき、師父がこのように話したと付け加えればいいのです。常人に真相を伝えるとき、法から得た知恵で自分の言葉で説明すればいいのです。やはり区別する必要があります。そうではありませんか?

 

弟子:一部の台湾市民は観光地で真相を伝えることが政治的な活動だと誤解しています。

師父:中共邪党は背後で行なっています。俎上(そじょう)の肉のように、されるがままにしても何も言わなければ、政治に関わっていないと思われていますが、これは中共邪党の考えです。反抗すれば政治的な活動になると言われます。常人に説明してください。相手が良い人であれば説明してください。目的を持っている人なら、相手にしなくていいのです。

 

弟子:ロシアの学習者からの質問です。親愛なる師父、『轉法輪』はロシアで出版禁止となっているため、ロシアの現在の人を救う形勢は複雑になっています。

師父:昨日、宗教の問題に言及した人がいます。私は他の宗教そのものに触れないでくださいと話しました。なぜでしょうか? それは法がこの世を正すときに行なうことだからです。極端になってその宗教に強い愛着を寄せている宗教信者は理性的に真相を聞くことができません。なぜなら、人間の情がすでに理性に取って変わっているからです。どのようにすればいいのでしょうか? そのような人を救うには本当の真相を顕し、見せてはじめて、彼は納得するのです。宇宙で法を正しているので、今はそれができませんが、法がこの世を正すときになると、このようにすることができます。なぜなら、彼らはそれほど高い次元まで修煉していないので、宇宙に影響を与えることが少ないからです。

 

弟子:二人とも学習者の夫婦で、離婚してまたほかの学習者と結婚した人がいます。また、離婚した後も一緒にいる人がいます。私は理解できませんが、修煉者としてこれは法に合っているのでしょうか?

師父:情のために離婚してまた再婚し、修煉者として大法弟子の称号に泥を塗ったことになります。旧勢力はあなたを見逃すのでしょうか? 男女の結婚は神が決めたことで、人類の存在方式、生活方式もそうです。結婚しないで一緒にいるのはもちろん、法律上では合法とは言えません。修煉者の角度から言えば、これは修煉者の基準と一致していません。

 

弟子:尊敬する師父、私が関わっているプロジェクトに重要な仕事があり、それを完成させるための技術と経験があると自信を持っていますが、私たちの方法をマネージャーは気に入らず、ほかの学習者や常人にその仕事を頼んでいます。誰が担当するのかということに執着してはいませんが、このプロジェクトは数年も進展がなく、法を正す形勢についていけないことを心配しています。

師父:そうですね。具体的なことは、話して通じなければ、多く話してみてください。どうしてもダメなら、佛学会の責任者にこのようにしていいかと聞いてみてください。プロジェクトの責任者で心が狭くて能力があまりない人がいます。どうしてもスタッフをまとめることができません。この団体の人はそれぞれ人心が違うように見えますが、皆さん師父を見習ってください。神韻にもたくさんの人がいて、考え方が違い、私のところに集まってきた意見も実に多いのですが、私は上手に彼らをまとめているのではありませんか?(弟子たちが拍手)

 

弟子:煉功音楽を編集するのは著作権侵害に当たるのでしょうか?

師父:人を救うためなら、行なってもいいのです。人を救うためでなければ、または大した意味のないことなら、できるだけしないでください。師父は大法弟子に対して、皆さんに対して、著作権の問題はありません。しかし、皆さんは修煉者の立場から自発的に法を守るべきです。ただ、常人の音楽は安易に使わないでください。業力があり、著作権の問題もあるので、人を救うことができません。

 

弟子:意見が分かれた二つの問題があります。一つは共産党組織からの脱退を勧めるとき、脱退に同意すれば、多く説明する必要がないと思っている学習者がいます。

師父:先ほど話したように、脱退させるのが目的ではなく、真相を伝え人を救うために行なっています。

 

弟子:二つ目ですが、正念を発するとき口訣を念じる前に考える内容について理解が違います。

師父:どんなことでも撹乱しようとしている人がいます。いつもこのことを不思議に思っています。実は人心の執着によるものです。考えに形成された良くない習慣が作用しています。自分を探してください! 正念を発することについて、明確に説明したのではありませんか?

 一つは自分の良くないものを取り除くことです。全て含まれています。考えにある良くないものが全部含まれており、とても多いのです。多くの良くない生命は人間の身体の範囲にある空間に入り、多くの良くないものが入ってしまうのです! 人体は開放されていて、高倍率の顕微鏡で拡大すれば、粒子と粒子の間に隙間があり、砂のように隙間があるのが見えます。さらに拡大すれば、宇宙の星と星の間のような距離があり、ミクロ、さらにミクロ的な物体は通り抜けることができ、その次元の生命は思うままに通り抜けることができます。実は、道家は人体が小宇宙だと言っているので、自分の人体に向かって正念を発し、これらの良くないものを取り除くことは小さいことですか?

 もう一つですが、良くないものがあまりに多いため、通常の場合、対象を限定して正念を発する必要はありません。特別な場合だけ、対象を定めて全ての良くないものを解体するよう正念を発すればいいのです。なぜでしょうか? 大法には基準があり、放った能力は真善忍によって構成されており、法に合うものとそうでないものを区別することができるからです! 外に向かって外的環境や外在の宇宙をきれいにすることは内在の宇宙を片付けるのと同じです。

 

弟子:落伍した古い学習者はすでに遅れているとは自覚せず、人に指摘されることを快く思っていないうえ、法を正す時期の修煉について分かっていません。どのようにすればいいのでしょうか?

師父:修煉しなければどうすることもできません。修煉しかありません。なんとか修煉するように仕向けてください。師父からコツを伝授してほしいのですか?(師父が笑って) あなたが出くわした問題はつまり、あなたが修煉の中で解決しなければならない問題です。

 

弟子:今年の神韻公演を見ようと多くの大陸の学習者が台湾にやってきました。彼らにチケットを譲った人がたくさんいました。これは適切なのでしょうか?

師父:私に台湾の学習者を褒めてもらいたいと思っているのでしょう。これは良いことです。(弟子たちが拍手)

 

弟子:53カ国と地区の約1万人の大法弟子は偉大な師父にご挨拶を申し上げます。

師父:ありがとうございます。(熱烈な拍手)

 

師父:これは明慧ネットからの質問で、大陸の学習者の問題についてです。

 

弟子:私たちは大陸から来た協調人です。私たち数人の質問ですが、2015年の新経文で集団で法を勉強することに言及されたので、これまでの週に一度の協調人による勉強会は、最近の各地での説法を勉強するようになりました…

師父:法を勉強することですが、『轉法輪』をメインにしてください。時間があればたくさん勉強し、『轉法輪』が終わったら他の説法を勉強すればいいのです。時間があるとき他の説法を読んでいいのです。時間がなければ、やはり『轉法輪』をメインにします。自分で時間を作って各地での私の説法を読めばいいのです。特別な規定はありません。人心で師父の話を歪曲しないでください。

 

弟子:大陸の若い大法弟子で携帯電話に夢中になっている人が多くいます。ウィーチャットや動画を見たりし、特に小動物の動画をとても気に入っています。忠告しても聞かないので、本当に心配しています。

師父:先ほど話しましたが、この世界のあらゆるものはあなたを引きつけており、法が得られないようにしています。皆さんだけではなく、この世界の全ての親、政府がこの状況を分かっていますが、どうすることもできません! 法を得ることに影響しているだけでなく、人々はこれが原因で仕事も勉強もおろそかにしており、大量の時間をコンピュータやゲームに費やし、それに没頭するよう誘惑されているのです。すでに人間の状態ではありません。古から現在までこの状態はなかったのです。これは宇宙人の技術で、魔はそれを利用して、あなたを誘惑しています。あなたが全て放棄して、それに夢中になるように仕向けられています。生命を無駄にしているのに、まだ未練があってやめようとしません! 人を為す角度から見ても、あなたはすでにおかしくなっているのに、修煉しているならなおさらです。

 

弟子:2015年5月から魔の首魁を告訴する活動が始まりました。現在、大法弟子が命の危険を冒しながら起こしたこの告訴を、最高検察院は立件していません。厳しく迫害された学習者が書いた告訴状を公開してもいいでしょうか?

師父:このやり方が人を救うことに有用なら、行なってもかまいません。報復の気持ち、人と闘う気持ちを抱かないでください。くれぐれもこのような気持ちを抱かないでください。正念が充分であれば、神は手助けしてくれます。正念が間違っていれば、何もできません。

 

弟子:迫害が始まって以来、大陸の学習者は自ら真相を伝えるDVDや小冊子、様々な真相資料を作り、人を救っています。現在、明慧ネットから江沢民告訴と大法が世界中に広まっているなどのパネルを作成するための資料をダウンロードして、「法輪大法は素晴らしい」または江沢民告訴の真相を伝える横断幕を製作しました。これまでの真相資料のほかに、街で横断幕を掛けたりしています。その地区の邪悪はとても恐れています。大陸の弟子はこのプロジェクトを重視すべきでしょうか?

師父:(師父が笑って)大法弟子として行なうべきことなら行なってください。邪悪を震え上がらせ、根絶し、世の人を目覚めさせることができるなら、行なってください。問題ありません。実は真相を伝える横断幕は確かに作用がありました。

 

弟子:現在、法を実証することにおいて、時間がないと分かり、積極的に精進して人を救っている学習者もいれば、家のことや仕事に没頭している学習者、名利情に陥って抜け出せない人もいます。修煉まで忘れた人もいます。

師父:これについて師父は先ほど話しました。こういう状況です。周りの学習者はこのような人を目覚めさせるべきです。

 

弟子:赤峰(せきほう)市の大法弟子は師父にお伺いしますが、私たちの地区に天目の開いた人がいて、師父が説法される前にその内容を言い当てたりしています。一部の学習者は彼の次元が高いと思い、持ち上げたり敬ったりして、彼の写真を師父の写真と並べている人もいます。

師父:これらのことに執着している人がいれば、このような法を乱す人が現れてきます。この数年、このようなことはたくさん現れました。近年、厳しく迫害されていても、このようなことがありました。なぜでしょうか? このような執着心や執着があって、これらのことが好きな学習者がいるからです。つまり、この心です。それを掘り出し曝け出して、人に見せるため、旧勢力はこれらの人が暴れるよう仕向けたのです。

 今になってもまだこれらの執着心があります。こういう人がいる地区にこのような事が起こります。実はこのことに執着する学習者が自ら招いたことです! これらの厄介なことは自ら招いたのです。あなたにこの心がなければ、悪い人は現れることがなく、旧勢力はこのことを按排しません。これは言うまでもないことです。あなたにこの心がなければ、なぜこのことを按排するのですか? 余計なことではありませんか? さらに、私に旧勢力を消滅させる理由を与えてしまうのです。

 

弟子:修煉は最後になりましたが、私はまだ人のために考えるという境地に到達していません。全ての考えが利己心に由来しているとますます気づきました。

師父:気づいたのは素晴らしいことです。あなたが分かったら、それは素晴らしいのです。常人はこれらの問題をまったく考えていません。まったく気づかない人もいます。修煉者だけがこれらの問題に気づくのです。気づいたら、できるだけ正しく行なうようにしましょう。これは第一歩です。できるだけ努力してください。もちろん、他の面ではしっかり修めているかもしれませんが、この面での問題が暴露しただけで、それなら、このことに気をつけ、このことに多く注意し、それを取り除きましょう。

 

弟子:長い間、自分自身と師父と法の関係、そして学習者との関係を正しく扱っていなかったことに気がつきました。慚愧(ざんき)の念に駆り立てられていますが、どのようにこの状況を打破するのかが分かりません。

師父:実はあなたはすでに気づいたのです。これらのことが正しくないと分かったら、あなたはすでに進歩しているのではありませんか? できるだけ正しいやり方に従い、法を多く勉強すれば、自ずと良くなります。徐々に習慣になれば良いのです。

 

弟子:日本で江沢民訴訟のために署名を集めるとき、多くの場合、言葉や時間の制限のため、相手が完全に真相を理解できるようにすることはできません。署名を集めていると言えば、すぐに署名してくれます。英語の分からない外国人も説明を聞いて署名に応じてくれました。

師父:多くの人は非常に善良です。党文化に害された今の中国人のように、いろいろと邪推しないのです。中国大陸からの人に何かをお願いするときは状況が違ってきます。しかし、国際社会ではそうではないのです。多くの善良な人はあなたが正しいと思ったから、署名してくれるのです。しかし、このような署名活動の時、できるだけ、私たちが何を行なっているのかを相手に分からせたほうがいいと思います。直感から署名している人がいますが、人間の分かっている部分に動かされたため、この直感的な行動につながったのです。

 

弟子:明慧ネットに大法書籍の電子版についての問い合わせがたくさん来ていますが、なぜ電子版を提供しないのでしょうか?

師父:コンピュータは未来の社会に存在しないもので、過去の社会にも存在していませんでした。近代になって現れ、このときに現れたのです。将来、コンピュータは存在しません。なぜなら、コンピュータは人類の行為と考えをダメにし、すべてを変えてしまったからです。皆さんが知っているように、以前ある地区はいくら堕落しても、遠く離れたところには影響が及ばなかったのです。今のコンピュータ、テレビを通じて、ニュースがあれば全世界の隅々に伝わっています。良くないものを掲載すれば、世界中の人に見られてしまうのです。全人類はコンピュータが原因で堕落してしまいました。人間はこの技術がとても便利だと思っていますが、壊滅の道を辿っています。神が以前按排した伝統的な生活様式では、どんなことも最も良い循環で回っています。

 実は、素晴らしいこと、快適さなどに対する人間の満足感はどの社会においても同じです。古代では、良馬を持っていると、鞍を付けて騎乗し、なんと羽振りが良いことだろうととても満足しています。「俺の馬はとても格好良くて素晴らしい!」と人々に見せびらかすのです。ほかの人が見て、「確かに良い馬だ」と言うのです。ほかの人に褒められてとても満足しています。今、BMWを持っていれば、「俺のBMWはスポーツカーだ。俺のは5シリーズだ。格好いいだろう」と嬉しそうです。その時に現れた気持ち、満足感は同じです。この満足感はどの生活状態においても同じですが、生活状態そのものに対する競い合いはキリがないのです。人類をどの状態にしても人間は満足することなく、さらに上へと追求するのです。しかし、神の按排から離れてしまえば、とても危険です。欲望は底なしだからです。人間を人間に相応しくない状態に連れ込んでしまうのです。

 古代の社会は本当の人間の社会であり、実は非常に素晴らしかったのです。神韻公演を皆さんが見たのですが、表現しているのは歴史と伝統文化です。今の人が見ても、すべての人が非常に素晴らしいと思うのです。今、人間がこの状態になってしまったのですが、人間の執着や欲望は変わっておらず、同じであり、人類の道徳はかえって収拾のつかない状態になったのです。解決できない大きな社会問題があってもなす術はありません。神と宇宙には法があり、人間を量る基準があるのです。この基準を超えてしまうと、神に消滅されることになります。神は変異した人類を壊滅させるのです。これは間違いのないことです。先ほど人類の歴史は脚本通りに進んでおり、複数回にわたり消滅されたのだと話しました。人間は考古において、発見したのではありませんか? 数万年前、車や機械、飛行機があり、しかも今の飛行機の形とほぼ同じです。人類はこのように一回また一回と繰り返されています。道徳が崩壊し、脚本からずれてしまったら壊滅されてしまいます。人間はそれが良いと思っていますが、神は良いと思っていません。

 

弟子:師父はかつて、1999年「7.20」以前の弟子をしかるべき位置に押し上げたとおっしゃいました。個人修煉を大事にせず、この殊勝な名誉に釣り合わないと思っている人がいます。また、付いて来られた一部の人は安心してしまいました。

師父:実は、私は全ての学習者をしかるべき位置に押し上げました。これは本当です。当時みんな感じていました。それが見えた人もいます。なぜでしょうか? このようにしなければ、あなたは師父を手伝う過程で果たすべき責任を全うする際に必要なエネルギーがなく、邪悪に対抗することができません。全世界の大法弟子にこのようにしてあげれば、非常に高い次元から来た人を救うこともできるため、このようにしたのです。正念が充分であれば、話したことの力は相手を抑制することができ、あなたが話したことにさらに高い次元の真理が入っているのです。さらに高い次元で、師父に当時押し上げられ到達した次元の功は作用を働くのです。あなたが話しているのは人間の言葉ですが、人間の次元を超えたあと、各次元でその次元の言葉になっているのです。その位置まで押し上げてあげないと、あなたが言ったことは衆生を救い済度することができません。そこまで押してあげても、心性がそこまで高まっていなければ功を動かすことができません。

 しかし、異なる状況を前にし、功徳(くどく)や心性が円満成就に向かっている中、心性を着実に向上させなければなりません。修煉の中で、まだ多くの執着を取り除かなければなりません。そのため、誓約を果たすとき、この迫害の中で、良くないものを取り除き、厳しい環境の中にいても真相を伝え、大法弟子が行なうべきことを行なってはじめて、功は落ちることなく、功徳と心性も高まってくるのです。行なわなければ、またはしっかり行ないたくなければ、功は落ち始めるのです。しっかり行なうようになったら、また少し向上してきますが、しっかり行なわなくなれば、また少し落ちてしまいます。皆さんの修煉はほかでもなく、心性を修めているのです。

 修煉から離れて、また戻って来た大法弟子を古い学習者として見なさないでください。くれぐれもこのようにしないでください! そのとき、彼は絶対に常人と全く同じだからです。以前学んだ法は全く覚えていません。大法弟子のしかるべき状態も全く分からなくなりました。くれぐれも彼を古い学習者と見なさないでください。新しい学習者と同じように接してはじめて、彼は乗り越えることができます。古い学習者として見ていれば、また彼を追い出してしまいます。彼は耐えられず、受け入れられないのです。彼は全くの新しい学習者になっています。

 

弟子:《洪吟三》、《洪吟四》に師父がお書きになった歌詞があります。ウィーチャットで親戚友人に送ってもいいのでしょうか?

師父:親戚友人に送るのは問題ありませんが、できるだけ常人のあのソフトを使わないでください。

 このことに言及したので、皆さんに教えますが、神韻の公演や飛天大学の舞踊授業をこっそり録画してインターネットに掲載している人がいます。私はなぜ神韻のDVDを社会で配布したり、インターネットに掲載したりしていないのでしょうか? この社会はすでに乱れてしまい、あらゆる悪いものがインターネットに渦巻き、あたかも魔のように回っています。どんなものもインターネットに載せられたら、巻き込まれてしまい、他のものと一緒になって社会、人心、道徳と伝統を撹乱し、人間の生活状態を変えているのです。玉石混交しています。私はこの神聖なるものをあの魔の巣窟に入れたくはありません。インターネットに掲載した人はそれを取り下げてください。もちろん、神韻の広告や、神韻と飛天大学が目的があって掲載したものはこの限りではありません。将来、それを見せるのは最も良いのです。

 

弟子:私はドイツからの学習者です。二つの質問があります。一つは神韻は韓国で公演できなかったので、神韻を通じて救われる衆生は救われなくなったのでしょうか。

師父:大法弟子にできることもあれば、できないこともあります。なぜなら、人間の意志は最も大事だからです。彼らが救われたいと思ってはじめて、皆さんは彼らを救うことができるのです。相手が分かっていなければ、真相を説明してみて相手がどのように考えているのかを見ればいいのです。こういうことです。しかし、皆さんが知っているように、今までたくさんの教訓がありました。

 昔のことはさておいて、まず最近のことについて話します。神韻はギリシャに到着したら、劇場に入ることを禁止され、公演の中止を命じられました。政府から劇場までこの決定を下し、公然と契約破棄したのです。翌年、ギリシャの経済は全面的に崩壊しました。これは本当のことですね? 去年、エクアドルは神韻の公演を禁止し、物資輸送まで妨害し、次の国での公演が危うく影響されそうになっていたのです。非常に邪悪でした。中共邪党が裏で妨害しているとはいえ、決定は政府が下したのです。翌年に起きたことは皆さんも見たのですが、今年、全国で地震が起き、国まで崩壊の崖っぷちに立たされたのです。たくさんの人が死亡しました。他にもあると皆さんは知っていますが、そうではありませんか? なぜこのようになったのでしょうか?

 皆さん知っていますか? 神は人類がとっくにダメになり消滅させるべきだと思っています。人類はそもそも1999年を乗り越えることはできなかったのですが、大法が衆生を救い済度しようとしているため、人類の時間は延ばされたのです。つまり、人類が生き延びるようにされたのは人類が救われることができるかどうかを見て、救われるべき生命を救うためです。旧勢力も同じことを考えていますが、自分なりの手段を取ったのです。目的は同じですが、たくさんの人を救うことはできません。師父は誰かを消滅されることを按排していませんが、旧勢力はこのように按排しました。救われたくなければ、福は取り消され、救われる地区から外されたのです。福が取り消されたら、何でも起こりうるのです。天が崩れ地が裂けるなどのことまで起こりうるのです。経済が崩壊し、これからは何でも起こりえます。このように決められているのです。

 私は大げさなことを言って人を驚かそうとしているのではありません。しかし、なぜタイミングはこれほど一致しているのでしょうか? 人を救うことを阻んだ地区は全部、問題が起きました。つまり、あなたに救われたくないと言っているのと同じです。それならば、このことは小さいことではなくなりました。人間が生き延びたのは救われるためであり、救われたくないということですね? それならば、あなたを外します。こういう意味ではありませんか? 他の地区にも同じことが起きましたが、ここで言及しません。

 

弟子:厳しい迫害はまだ続いており、大陸の80%以上の衆生はまだ救われていません。しかし、多くの大法弟子は快適な生活を追い求め、精進していません。

師父:そうです。先ほど話したのはこの問題で、すでに非常に深刻です。もし本当に大法弟子が行なうべきことを行なっていなければ、それではいけません。なぜなら、あなたは大法弟子であり、この生命は大法に造られたからです。

 

弟子:私はドイツの大法弟子です。一部の西洋人学習者は中国の現在の指導者を称賛する大紀元の報道を理解できません。

師父:もし、現在の指導者が腐敗幹部を捕まえたことを称賛していれば、問題はないはずです。他のこと、常人のことについては安易に称賛したり関わったりしないでください。

 

弟子:数人の西洋人学習者はそのため、大紀元の信憑性を疑うようになりました。

師父:先ほど話したように、私たちは人を救うために来たのであって、政治闘争に参加するためではありません。中国の指導者にしても、他の人にしても、一概に批判するのはしてはいけないことです。私たちは人を救うために来たのです。法輪功を迫害せず、かえって労働教養制度を撤廃しました。労働収容所はどういう場所ですか? もっぱら大法弟子を迫害しているところです。610弁公室の責任者まで逮捕しました。もちろん、腐敗幹部を取り締まるというやり方で失脚させました。どの方法でも行なったのは良いことですが、法輪功のために行なったのではありません。法輪功のために行なったならば、このことは終わってしまい、終息してしまうのではないかと旧勢力は言っています。そうです。このやり方は人々を目覚めさせるだけでなく、これが法輪功を迫害したことの報いだと人々が認識することができるのです。さらに、大法弟子が真相を伝えることにも有利です。人間は大法弟子に有利なこと、人を救うことに有利なことを行ないました。大法弟子を迫害していない人を批判してはいけません。(皆が拍手)

 

弟子:この四年来、タイ語のウェブサイトはあまり更新されていません。新しい《論語》もまだ掲載されていませんが、タイの学習者は新経文の翻訳を迅速に行なっています。関係者はこの問題を重視し、より良く協調することができないのでしょうか?

師父:そうです。大法弟子が行なっていることなので気をつけるべきです。行なうなら、しっかり行なうべきです。

 

弟子:最近、ある台湾の学習者がタイに来て、真相を伝える時に創世主のことを言うべきだとタイの学習者にアドバイスしています。

師父:またでたらめなことを言っています。真相を伝えるやり方は変わっていません!

 

弟子:私はドイツで法を得たのち、トルコに来ました。トルコでは法の勉強が終わった後、自分で悟れと言って、交流しないのです。一つの全体を成していないと感じています。ドイツでは皆心を開いて交流していました。

師父:そうです。問題に気づいたらすぐに彼らに伝えてください。大法弟子は世界のどこにいても、一つの全体を成すべきであり、お互いに交流すべきです。師父の要求通り、法の要求通りに行なうべきです。このようにするのです。自分たちで別のやり方を作らないでください。

 

弟子:台湾でインターネットを利用して真相を伝える学習者はますます少なくなっていますが、インターネットを利用する中国人は増えており、約7億人に達しています。どのようにこの問題を解決するのでしょうか?

師父:確かにプロジェクトの運営において、台湾の学習者は大きな資源を持っています。皆さんはしっかり行なってください。さらによく行なうべきです。皆さんに教えますが、この迫害の中で、台湾の大法弟子は非常に良い、非常に良い作用を働きました。(皆が熱烈に拍手) 両岸の中国人が直面している形勢を比べれば、とても説得力があります。

 

弟子:大法弟子にあるよく見られる現象があります。法を勉強して他の人や社会と照らし合わせていますが、自分と照らし合わせていません。

師父:修煉は自分自身を修めることです。どうしても外を見ている人がいます。この人のここが法と一致していないとか、あの人のそこが法と一致していないという具合です。相手の間違いに気づいたら、善意をもって「このことはこのようにした方が良いのではないでしょうか。私たちは修煉者だからです」と相手に話せば、受け入れられると思います。しかし、いつもあなたのここがダメだと言うのも良くありません。相手の間違いを見たら、なぜ自分がこの問題を見たのか、自分自身に問題があるのではないかとまず自分を探すべきです。修めているのは自分自身です。間違いに気づいたら、あなたが言えないのであれば、責任者に伝えたり、報告したりすればいいのです。自分自身を修めるのは第一義的なことです。他の人の修煉はみな、良くできて、あなたの手助けで皆、修煉が良くできたのですが、あなた自身はまだまだだったら、何の意味があるのですか?

 

弟子:大法弟子が師父の法を正すことを手伝っていることと、旧勢力が法を正すことに関わっていることとの根本的な違いについて、多くの学習者は分かっていません。

師父:先ほど話しましたが、違いはつまり「師父は善解しようとしていますが、旧勢力は従来のやり方を踏襲しようとしている」ということです。この迫害も旧勢力が按排したのです。こういうことです。

 

弟子:最近、大陸のSNSで真相を伝えるとき、師父の功法ビデオをアップロードしてほしいという声があります。しかも無料のダウンロードソフトを提供してくれると言うのです。

師父:ダメです。誰も私の説法をインターネットに掲載してはいけません。掲載した人は自分で削除してください! あなたは罪を犯し、大法を汚しています! いかなる大法のものも無断でインターネットに掲載してはいけません。先ほど話しましたが、インターネットは魔が世を乱し、人間を巻き込むための渦です。全人類を巻き込んで壊滅させようとしています!

 

弟子:法を正す過程が進むにつれ、法輪功を始めようとする人は増えていますが、功を教えている学習者の動作は正確ではありません…

師父:煉功を教える時の動作がまったく合っていなければ、気をつけるべきです。通常、大体合っていれば良いのです。

 

弟子:携帯電話のセキュリティの問題について多くお話いただきたいと思います。

師父:これは多く話すほどのことではありません。あなたは盗聴器を携帯しているのと同然です。スパイや政府部門だけでなく、誰も思うままにあなたを盗聴することができます。非常に簡単です。こういうことです。電源を切っても切らなくても同じです。私はここで話しているとき、中共邪党も聞いています。

 

弟子:法を得て真相を伝えているこの数年、ある問題に気づいています。大紀元と新唐人のウェブサイトにいつも中国大陸からの観光客を批判したり侮辱したりする文章が掲載されています。

師父:善意を持って報道し、国際社会でなぜ認められていないのかを説明すべきです。

 伝統が邪党によって破壊された中国大陸の人は海外に来て本当に悪い影響をもたらしています。これはインターネットで見た写真ですが、街並みがとても綺麗なロンドンのバーバリーのお店の前で、女性の中国人観光客は子供にうんちをさせたのです。中国人はどこに行っても大声で騒いだり、呼んだりしています。大陸では皆、これに慣れていますが、国際社会にとって受け入れがたいことです。改めなければなりません。しかし、大陸からの中国人は確かに世界にこのような印象を残し、海外の中国人も恥ずかしいと思い、面目がないと思っています。しかし、知っていますか? 中共邪党はこれを中国人に教えたりせず、人々に正しいことを教えていません。中共邪党は目的をもって世の人々に中国人のこの姿を見せており、中国人のイメージを台無しに、中国人の尊厳を破壊するためです。中国人自身もなかなか気づかないのです。私が思うには、海外に来る機会が増えれば、少しずつこの社会が違うと気づき、徐々に気をつけるようになり、そのうち良くなります。身についた習慣はなかなか取り除くことができません。中国人に闘争を教えた党文化が原因で、人間の性格まで変わってしまいました。爆発しないと気が済まないという性格、中共邪党が教えたこれらのことは改めなければ本当にいけません。

 

弟子:多くの大陸弟子は毎日新唐人の番組を見ています。会うと番組の内容について交流して、形勢と動きを理解するためだと言っています。大法弟子は条件があれば、明慧ネットを多く見るべきであり、新唐人は主に常人向けだと私は思います。正しいでしょうか?

師父:そうです。社会情勢、社会情勢を理解するために新唐人を見るのは問題ありません。大法弟子の交流なら、やはり大法弟子の修煉について交流しているウェブサイトを多く見るべきです。一部の人は確かに明慧ネットをあまり重視していません。古い学習者は時間がありませんが、新しい学習者はいつも明慧ネットを見るべきだと思います。彼らにとって本当に大いに役立つのです! 交流文章を読むのも大法のことを知るのも、そこにアクセスすればいいのです。全部そろっています。

 

弟子:金融互助プラットホームに参加している学習者がいます。毎日の利息は1%ですが、実は詐欺です。彼らは参加し続けています…

師父:どんなことも人を誘惑しています。この社会はほかでもなく、人を誘惑しているのです! その目的はあなたに法を得させないだけでなく、人類社会を壊滅させるためです。現在、全世界の人はおかしくなっています。どんなことも順調に進んでいません。多くの大手企業はパソコンやゲームに深刻に悩まされています。多くの学校はこの問題に非常に頭が痛いのです。人間はこのままどのようになってしまうのでしょうか? しかし、誰にもなす術はありません。修煉者として、あなたは分かっていなければなりません。自覚をもって自分を律し、これは取り除かれなければならない執着だと認識すべきです。しかも、常人を助け、常人を救わなければいけないのに、あなたはそこに陥ってしまったら、どうしますか? そういうものは本当に人間をコントロールすることができます。例はたくさんあります。

 

 このくらいにしましょう。大会事務局の大法弟子はそろそろ時間だと思って、メモを持って来なくなりました。(皆笑って) 持ってきた質問は全部回答しました。このくらいにしましょう。(鳴り止まない拍手の中、全員起立) 大法弟子よ、師父の言葉は少し厳しかったのですが、皆さんを奮い立たせるためでもあります。なぜなら、皆さんは人類の希望、宇宙の衆生の希望であり、師父の希望でもあるからです!

 大法弟子だけではなく、現在の人類、今回の人類は皆、次の段階のことを目にするのです。近い将来、全ては決着がつきます。人類はここまで至り、どの政府も打つ手はありません。彼らはある問題を考えているようです。何を考えているのでしょうか? 人間が静かに、平穏にこの最後の一歩を終えればいいと考えています。彼らはこういう考えだと思います。彼らにも問題を解決する能力はありません。

 現在の科学の発見、宇宙に対する認識は天地を驚かすほどのものです。反対に、人類は現代的考えと行為に動かされ、これらのことに気づかず、興味もありません。人類社会はすでに危険です。これは人を驚かしているのではありません。師父は以前、これらのことを言わなかったのです。大法弟子は緊迫感を持つべきで、自分の称号に申し訳が立つようにしなければなりません。かつて約束したと分かっていなければなりません。大法弟子だけでなく、地球に来た全ての人は約束を交わしたのです。他の空間では天地をひっくり返すほどの変化が起きていますが、ここでは人間はまだ深い眠りに入っているようです。

 彼らを起こし、それはあなたの責任です。彼らを救い済度し、これは皆さんの責任です。神韻はこの作用を働いており、大法弟子のプロジェクトは全部、この作用を働いています。プロジェクトに参加していない弟子も含めて、全ての大法弟子は必ず行なわなければなりません。できるだけ時間を作って人を救うことを行ない、行なうべきことをしっかり行い、同時に時間を作って自分自身をしっかり修めてください。

 あなたは法から離れてはいけません。法から離れたらあなたは常人になります。大法のことを行なっていても、常人が行なっていることになり、大法弟子が行なっているのではありません。ですから、あなたは必ず修煉しなければなりません。修煉してはじめて、あなたにそれらの問題を解決する能力、エネルギーを持つようになります。真相をはっきり説明するとき、道理から明確に説明するだけではありません。知っていますか? 常人と常人は話をするときでも、多くの場合は本当に理屈から説得できたのではなく、話したときのエネルギーが飛んでいき、相手の考えを抑えたから、相手は納得し、従うようになったのです。多くの人はこれを目にしたのです。常人に真相を伝えるとき、あなたのエネルギーは偏見やそれらの良くないもの、相手の頭にある良くないものを解体することができます。このこと自体は相手を救い済度しているのではありませんか? あなたは修煉しなければこの能力を備えることができません。相手に修煉を勧めるとき、友人だから話せば修煉してくれると言っている人がいますが、結局話してもダメでした。小さいことや人間のことならこれでいいのですが、生命の本質に関わる問題なので、人間の方法は役に立ちません。ですから、大法弟子は自分自身の向上にもっと力を入れるべきです。

 皆さんは人類の希望です。必ずしっかり行なってください。必ず自分の責任を果たすべきです。必ず衆生を救い済度すべきであり、このようにしてはじめて、自分自身を円満成就させ、このことを成功させることができます! このくらいにしましょう。皆さんありがとうございました。(全員が長時間の拍手。師父は花束を受け取って再び講壇に戻られる)

 毎回の法会の後、皆さんが法会を通じてより良く行なったという喜ばしい報告を待っています。(全員が熱烈に拍手)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/5/26/329288.html)