【明慧日本2016年6月22日】山西省忻州市の法輪功学習者の常海華さん(60歳代女性)は自宅から身柄を拘束され、懲役4年の不当判決を宣告された。最近、常さんは楡次女子刑務所に移送され、家族は上訴し続けると述べた。
昨年8月8日夜、常さんは自宅で市公安支局の13人の警官に不当に連行された。12月24日、第一審が開かれ、常さんは法廷で法曹機関の違法行為を指摘した。
開廷後、何も通知がなかった。家族は今年3月13日に弁護士を雇った。しかし、区裁判所は案件がすでに開廷され、遅すぎるとの理由で弁護士の介入を妨害した。
3月29日、常さんは留置場で判決書を受け取り、ただちに上訴した。弁護士は常さんとの面会を要求したが、留置場の副場長は「上は会わさせない」との理由で面会を妨害した。弁護士は雇われた後、常さんと2回面会できたが、判決の後に禁止されたのは上からの圧力だと考えられる。
弁護士は案件の資料を調べようとしたが、市中級裁判所に妨害された。最後に弁護士の努力で見ることができた。すべての資料に違法の部分があることに気づき、第二審を要求した。同時に、家族は公安局の不当家宅捜査と不当調査に対して訴えた。
先月23日、常さんは原審を維持する判決を受け取った。家族は、24日に常さんから電話をもらい「家族に会いたい。また翌日から移送される」と伝えられた。弁護士は当時、何も知らせを受けていなかった。
常さんおよび家族は上訴し続けると決意した。この冤罪の加担者および関係者を裁判に立たせ、公平と正義を顕彰するといった。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)