【明慧日本2016年6月29日】山西省稷山県において、民衆が法律に従い傍聴を申請したが、警官に不当に連行されて拘禁される事件が起きた。
『法廷規則』第九条の規定によると「中国の国民は公開の裁判を傍聴する権利がある」と書かれていている。しかし、県裁判所は今月15日に、法輪功学習者の賈国傑さん(43歳)に対して裁判を行った時、傍聴しに来た民衆をパートカーに載せた。
目撃者の話によると、当日午前8時から12時まで、警官は10数人を県公安局の刑事大隊に連行し、取り調べ、採血、行政拘禁(5日間から15日間)の処分を科した。さらに、裁判所付近の道路でも多くの人を連行した。
賈さんはかつて懲役3年と5年の不当判決を宣告されたことがあった。刑務所で残酷な迫害を受けた。昨年7月3日、賈さんが法律に従い、最高裁判所、最高検察庁に江沢民告訴を提出したとの理由で、県公安局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)に15日間拘束された。賈さんは県公安局に再審査を求めたが、610弁公室および国保に嫌がらせをされ仕返しされた。12月31日、県公安局国保大隊は賈さんを連行し、検察庁および裁判所と結託して、賈さんへのさらなる迫害を企てている。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)