【明慧日本2016年7月10日】江蘇省句容(くよう)市の法輪功学習者・汪嵩さん、曲背香さん、孔慶芳さん、張啓花さんは昨年12月14日、それぞれ句容市国保大隊(法輪功迫害の実行機関)、華陽派出所の警官により不当に連行された。
聞くところによると、連行された理由は、誰かが市国保大隊の隊長・黄平に善を勧める手紙を書き、その手紙を黄の自宅入り口付近にも貼り、法輪功学習者が江沢民を訴えることは合法的であると指摘すると共に、黄に中国共産党に利用されないで、迫害を停止するように勧めたからであるという。
4人の法輪功学習者は句容市郊区の秘密な場所まで連行され、隔離されて監禁された。学習者たちは不法に尋問されて罵られ、殴打されたり、睡眠を剥奪されたりした。学習者たちは7~15日間拘禁されている間、断食をして迫害に抗議した。4人は両手を背後にして手錠をかけられ、毎日少量の水とパンしか与えられなかった。警官は飢餓で法輪功学習者を屈服させようと企んだ。
拷問の再現:背後で手錠をかける
曲背香さんは秘密な場所に15日間拘禁された後、鎮江(ちんこう)市留置場に移送され、32日間拘禁されたあと解放された。今年2月22日(旧暦1月15日)、曲さんは警官に騙されて、華陽派出所まで連行され、5000元を揺すられた。さらに保証人を立てて審問を待つと言われた。その後、警官は絶えず曲さんの自宅に訪れたり、或いは電話をしたりする方法で彼女の生活をかき乱した。曲さんは仕方なく自宅を離れた。
孔慶芳さんは10日間くらい不法に監禁された後、帰宅した。華陽派出所の警官は何度も孔さんの生活をかき乱した。その後、江沢民を訴えたことを理由に、また15日間拘禁された。
張啓花さんは監禁されている間、断食をして迫害に抗議したが、気絶して病院に搬送された。その後、鎮江市留置場に移送され、数日間監禁された後、解放された。そのほか、警官は張さんの身分証明書を取り押さえ、いまだに返却してくれない。
汪嵩さんは今年2月頃、不当に身柄を拘束され、現在も句容市留置場に監禁されているという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)