【明慧日本2016年7月22日】重慶市合川(ごうせん)区の元教師である法輪功学習者・鄭開源さん(78歳男性)は先月、地元610弁公室の警官により不当に連行され、洗脳班に送り込まれた。そして、鄭さんは同施設で詳細不明な薬物を注射されたため筋肉が萎縮し、視力も記憶力も低下して極度にやせ細ってしまった。
先月12日午後3時、重慶市合川区610弁公室の警官らはパトカー5台に乗って、鄭さんの家にやってきた。警官らは鄭さんを連行して五尊洗脳班に送った。
洗脳班で鄭さんは法輪功の功法を練習しようとしたが、警官に阻止された。そのため、鄭さんは断食をして抗議した。
その後、鄭さんは警官に法輪功が迫害されている真相を話した。しかし、警官は聞く耳を持たず「お前が先に死ね」と怒鳴った。それから、警官は健康診断の名目で、強制的に採血をし、肝臓と脾臓の部位に詳細不明な薬物を注射した。
注射をされた鄭さんは、常軌を逸脱した精神状態から筋肉が萎縮し、極度に痩せ細ってしまった。
そのため、警官は鄭さんが洗脳班で死ぬことを恐れて、鄭さんを家に帰した。警官は鄭さんの息子に「お父さんのことをちゃんと見て」と言ったが、息子は「心の優しい父は悪いことをしないから、心配はいりません」と答えた。
毒性の強い薬物を注射された鄭さんは、全身の筋肉が激痛を伴って萎縮し、脳の中を異物が流れているような頭痛と、物がよく見えず記憶力の低下、不眠症や便失禁などの症状が現れた。
現在、鄭さんは起き上がれず、ベッドに横たわったままで、流動食しか食べられない状態である。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)