【明慧日本2016年8月3日】中国共産党によって秘密裏に行われている大規模な「生体臓器狩り」の実態が、今世界のマスメディアで報道されている。マレーシアの光明日報は一面カラーで中共の臓器狩りを報道した。
光明日報は文芸・学術欄に「李雲翔氏が8年かけて調査したドキュメンタリー映画、違法な生体臓器狩り」というタイトルで報道している。その前書きには「臓器狩りは人類のモラルの限界に触れている。これは政治的な話題でもなければ信仰的な話題でもない。それは人道に反する犯罪なのだ。このことは人々を驚愕させ、しかも今も続けられている」と掲載している。
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報道は、カナダ在住の華僑、李氏が8年間を費やして制作したドキュメンタリー映画が、2016年ジョージ・フォスター・ピーボディ賞を受賞したことを伝えた。この映画では「中国共産党が法輪功学習者の生体から臓器を組織的に摘出し暴利を得ている」という事実を暴露しており、氏は多くの華僑に中国で発生している非合法的な生体臓器狩りに関心を寄せるよう呼びかけた。
報道は同時に、2016年6月22日、カナダの著名な弁護士のデビッド・マタス氏と、ベテラン記者のイーサン・ガットマン氏が発表した「中国の臓器狩りに関する最新調査報告書」も紹介した。その報告書では年間の臓器狩り件数が6万〜10万件に達しており、2000年から今日までの累計が百万件以上に達している可能性を示し、その主要な被害者は法輪功学習者だとしている。