【明慧日本2016年8月4日】韓国の法輪大法学会は7月20日、中国大使館の前で記者会見を開き、中共の駐韓国大使の邱国洪、政務参事の陳少春、三等書記官の文龍の3人が、法輪功学習者の「7.20」反迫害の活動を妨害して破壊しようとしたことを暴露し、国外退去を求めた。
中国大使館の駐韓国大使の邱国洪は先日韓国外務省に、法輪功学習者が7月17日ソウル広場で予定していた反迫害の集会を強制的にやめさせるようにと要求した。韓国法輪大法のスポークスマンの呉世烈氏は、中共のこの卑劣な行動を非難し、国外退去を強く求めた。
呉氏は「韓国の内政に干渉して、韓国国民の権益を侵害した中共の駐韓国大使の邱国洪、政務参事の陳少春、三等書記官の文龍の3人を国外退去させ、永遠に入国を禁止すべきです」と話した。
中共は神韻芸術団の韓国での公演を長期にわたり妨害する
神韻芸術団は2016年5月6日から8日まで、ソウルKBS劇場での公演が、中共の圧力により会場の借用契約を一方的に取り消された。
韓国裁判所は4月19日、KBS劇場は神韻芸術団との借用契約を取り消してはならないとの判決を下した。しかし5月4日韓国裁判所は、4月19日の判決を覆して劇場使用の取り消しが成立するとの判決を下した。以上の判決を覆した理由として、中国大使館からの2通の公文書によると述べた。
長期にわたり、中共は神韻芸術団の韓国での公演を妨害してきた。韓国法輪大法学会は、中韓関係を攪乱した中国大使館員を国外退去すべきと表明した。
韓国法輪大法学会は「米国神韻芸術団は中華伝統文化の復興を目指した、2006年ニューヨークで設立された非営利団体であります。毎年、世界100以上の都市で公演し、専門家らは超一流であると称賛しています。しかし、中共は一党独裁の政権を維持するため、中華伝統文化の復興を非常に恐れています。そのため毎年の神韻芸術団の公演を妨害しているのです。今年のソウルでの公演は5月6日から8日までの4公演を予定し、KBS劇場と契約を交わしました。しかし中共大使館は法輪功を誹謗中傷し、会場の使用を取り消すよう強要する公文書(公印は押されていない)をKBS劇場に送りました。その結果、最終的に公演ができませんでした。これは韓国の主権を侵害し、内政干渉の犯罪行為で、容認出きません」と強調した。
中国大使館の法輪功学習者の活動を妨害する企みが失敗する
7月17日、法輪功学習者はソウル広場で、中共による迫害に反対する集会を開催した。情報によると、この集会を前にして中共大使館は活動を阻止するため、韓国外務省に公文書を送った。しかし韓国外務省はこの要求を拒否した。
韓国法輪大法学会は「中共の行為は内政干渉であり、韓国国民の権利を侵害しています。邱国洪は外交官の基本的な素質を備えておらず、中韓関係を破壊する元凶にしかすぎません。彼らを国外退去させるべきです」と話した。