【明慧日本2016年8月6日】広東省掲陽市普寧市裁判所は、先月5日、法輪功学習者の楊鳳桃さん(53歳女性)に対して二審を行った。裁判後、楊さんは法廷警官に殴られ意識不明になってしまい、右目、頭部、頚椎、手首にけがをした。
情報筋によると、5日の裁判が終わった後、楊さんは起訴側および裁判官に「邪教組織とは何ですか?」と問い詰めたところ、無視された。また、数人の法廷警官が楊さんを押さえつけて強制的に退廷させた。ある警官は楊さんを2メートル以上投げ、強くげんこつで殴った。そのため、楊さんは右目を怪我した。さらに、別の警官に髪の毛を引っ張られ、地面から吊らされて手錠を掛けられた。パートカーに乗る前、その前の警官はさらに後ろから楊さんの頚椎あたりを強くげんこつで殴った。楊さんはすぐに倒れて意識不明になってしまった。
楊さんは留置場に傷の状態を撮影させた。留置場は右目、頚椎、手首の写真を3枚撮った。
楊さんは今回の殴打事件に関して検察院に告訴した。楊さんの夫も今回に暴力事件を市検察院、市裁判所に『刑法』234条の「故意傷害罪」および「犯人虐待罪」として告訴した。現在、両方とも返事がない。
楊さんは民衆に法輪功の無実を伝えたとの理由で、昨年10月13日に自宅で市大南山派出所の警官、市610弁公室の警官に不当に連行され、市留置場に拘禁された。同年12月11日に逮捕令が発付され、今年3月18日に市裁判所で一審が行われた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)