文／中国の大法弟子

　【明慧日本2016年8月9日】最近、私の修煉状態があまり良くなかったため、各種の執着心が湧いてきて、ほぼきれいに取り除いたと思ったいくつかの執着心がとても強くなり、私は非常に悩んでいます。毎日気持ちが重くて全身がだるく、とても疲れを感じます。またとても眠くて、多く寝ても疲れが取れません（今まで毎日5時間しか寝ていなくても疲労感を感じませんでした）。頭もすっきりせず、発する正念も以前ほど強くなくなって、そのために気持ちも重くて暗いのです。

　自分の修煉状態に大きな問題があったと私には分かります。内に向けて探してみると、嫉妬心、歓喜心、闘争心、名利心、顕示心、相手を見下す心、恨む心、己惚れる心、意見を聞き入れられなくて、言われたらすぐにカチンとくる心……などなど多くの執着心が見つかりました。また、どんな目的を抱えて執着心を除去する努力をしているのかと自分に問いかけてみると、その答えは、常人がよく求めている、いわゆる穏やかな心境を保つためです！　なぜかというと、そのような心境を持つことができれば私は心を落ち着かせることができ、心地良く毎日を過ごせるからです！

　表面上、私は内に向って探しているように見えますが、背後には汚くて利己的な目的が隠れています。また、その利己的な執着心は「精進」の仮面をかぶっていて、容易に見破ることができません。

　以上は最近の些細な体得で、間違っているところがあれば皆さまのご叱正を期待しています。