文/中国の大法弟子
【明慧日本2016年8月24日】病業の現象について、私の個人的な認識をみなさんと共に話し合いたいと思います。
長い間、私自身も偽りの病業がよく現れています。毎回現れると必ず発正念で取り除こうとします。しかし、効果がありませんでした。私は自分の正念が足りず、煉功も怠けているせいで、大量の邪悪を消滅することができないのだと感じました。なので、私は毎日多めに煉功したり、発正念したり、師父の助けを求めていました。しばらく経つと、この偽りの現象が消えました。毎回我慢すれば、乗り越えられると思い込んでいたので、どうして病業のような偽りの現象が現れたのか、どうして邪悪は私を妨害することができるのか、内に向けて探したことがありませんでした。
しかし、つい最近、地元にいる多くの同修に重い病状が現れました。ひどい場合には、命を失った人もいます。それを見た私は、この問題を重視するようになりました。しかし、どう考えても分かりませんでした。内に向けて探したときも、うわべの執着心しか考えられませんでした。
その後、私の喉(のど)の扁桃腺の周辺が非常に痛くなりました。数日間連続で発正念しても、役に立ちませんでした。仕方なく、また師父にお願い致しました。
ある日、私はバスに乗って職場に行ったとき、隣に座っていた、7~8歳の女の子が、非常に醜い大きな虫を握って遊んでいました。周りの人が女の子に聞きました。「お名前は? この大きな虫は怖くないの?」女の子は「善と言います。全然こわくないですよ」と答えました。最初この言葉を聞いたとき、気にしていませんでした。そのあと、私は悟りました。この女の子は善と言います。憎々しい虫をねじって遊んでいます。これは明らかに師父の教化です。「善」の前では、どのような邪悪の生命でも、小さくなります。ここまで思うと、のどの痛みが一瞬で消えてしまいました。その瞬間、私は非常に驚きました。
私はまた悟りました。修煉者は修煉の過程で絶えず自分の執着心を取り除くことによって、功が伸びていきます。しかし、ずっと善に基づいて修めていなければ、悪の一面を助長し、さらに邪悪生命の妨害を求めることになります。まるで、宇宙の魔王と同じです。執着心はないのですが、悪の面を発揮しています。修煉者が悪の一面が強ければ、自分のエネルギー場は悪の物質で溢れてしまいます。その時、邪悪の生命も隙を覗き、このような場に潜り込んでくるのです。そうすると、発正念しても、真相を伝えても、良い効果をもたらすはずがないと思います。
もし、私たちが善を修めていなければ、人を責めたり、自己中心的であったり、冷たい人であったり、気が強い人であったりします。そのような場合、魔性が現れてくるようになります。自分のいけないところに気づかなれば、気が済むまで激しく争っていくと、これは自ら魔性を求め、悪を追及しているのではないでしょうか? このような邪悪の生命は、私たちが邪悪を求めているのを見たら、直ちに、私たちの空間場に入り込み、そこで「黒い物質」を発散します。その時、私たちの体は病業の偽りの現象が現れることになり、内に向けて探すことができなければ、なお一層ひどくなることもあります。邪悪の存在を認めているため、邪悪はよくないものをもっと発散し、この空間の体の病業はだんだんと重くなり、最後には、とうとう命までも失ってしまいます。
現段階の個人的な認識なので、同修に役に立てば幸いに思います。適当でないところがあれば、同修のご指摘をお願いします。 合掌