【日本明慧2016年8月28日】元中国法輪大法研究会のメンバーの王治文さんは、8月6日、米国在住の娘に会うために出国する際に、中国・広東の税関で阻止され出国できなかったことがカナダ全州の社会に、大きな波紋を投げかけ関心を引いた。
アムネスティ・インタナショナル・カナダ支部の主席アレックス・ネーヴ氏
この間、アムネスティ・インタナショナル・カナダ支部の主席アレックス・ネーヴ氏は、インタービューで「中国政府は王治文さんの出国を認めるべきです。中国・広東の税関で、阻止され出国できなかった、このようなやり方を改めるべきです」と語った。
王治文さんが中国で約15年間拘禁されている間、アムネスティを始め、多数の人権組織が参加し立ち上げた「中国連盟」は、ずっと王治文さんを法輪功への迫害の代表例として、カナダ政府に提出し、王治文さんの釈放を中国当局に求めるようカナダ政府を促している。
アレックス主席はインダービューで「最近得た情報によると、王治文さんはアメリカ在住の娘に会うため、出国の最後の手続きをしていたところ、税関で中国当局に阻止されたことを知り、中国連盟すべてのメンバーはとても心配しています」と述べた。
また、「中国連盟は長年にわたって、カナダ政府に王治文さんの救援を求めてきました。中国政府が王治文さんに旅行する権利を返すべきです。私たちはカナダ政府に再度救援を呼びかけます」と語り、首相が中国を訪問する際、引き続き首相にお願いするつもりだという。