【明慧日本2016年9月1日】貴州省開陽(かいよう)県の法輪功学習者・龔鳳芬さん、黄敏さんが小学生に法輪功の無実を伝えた時、「覚えられるように紙に書いてください」と頼まれた。しかし、家に帰って親に伝えたところ、中国共産党の法輪功に対する誹謗中傷宣伝を信じている親が2人を派出所の警官に通報した。
当日、派出所の警官は2人を不当に連行し、パートカーに同乗させてカバンを捜査した。龔さんは両手足に手錠を掛けられたため痺れて動けなくなり、警官に引きずられて連行された。その結果、足指に怪我をし、病院で骨折と診断された。さらに、警官に右側の頭部を殴られて左半身が麻痺し、手が上がらなくなった。左足も無力になり、歩行困難となった。左の唇を閉じることができずによだれが止まらず、額と目も痛んだ。その後、病院で検査した結果、右脳を殴られたための出血が原因と判明した。
龔さんと黄さんは拘禁されている間、署名を強要され、家族も法輪功を学んでいるかどうかを取り調べられた。龔さんは痛みで横になるしかできず、自立生活ができないため、留置場側は責任逃れのため、家族に迎えにこさせた。
現在、龔さんの健康状態は少し好転したが、未だに自立生活ができない状態である。一方、黄さんは消息不明である。