【明慧日本2016年9月2日】イギリスの法輪大法佛学会の劉博士とヘレンさん、および「臓器の強制的な摘出に反対する医師の会(DAFOH、米ワシントンDC拠点)」の代表者アレックス・チェン医師らは、8月22日午後2時、ダウニング街10番地にある首相の官邸を訪れ、DAFOHが呼びかけた「中国共産党による生きたまま法輪功学習者の生体から臓器を強制的に摘出することに反対する」に賛同した1万1千人あまりの署名と、法輪功への迫害の停止への協力を求める請願書を提出した。臓器狩りを知っているという官邸の職員が、即座にこれをメイ新首相に渡すと心よく受け取った。
署名はイギリスのロンドンを始め、ケンブリッジ、オックスフォード、リーズ、スコットランドなどイギリス各地で集めたものである。イギリス法輪大法佛学会は「これらの署名と請願書は、中国共産党による生体臓器狩りなどの、人道に反する罪や国際社会がこの迫害を阻止するため共に歩んできた努力を、まずメイ新首相に知っていただきたいのです。これからの政府の更なる努力に期待しています」と語った。
8月22日午後2時、法輪功学習者とDAFOH代表らは、首相の官邸を訪れて、
署名と請願書を提出した
主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が9月4〜5日に、中国・浙江省杭州市で開催される予定である。これを受けてイギリスの法輪功学習者は、中国の習近平国家主席から招待を受けたメイ新首相に署名と請願書を提出し、法輪功への迫害の阻止を願い出た。請願書には法輪功の紹介と学習者への絶えない残酷な迫害の実態、特に学習者を主な対象とした生体臓器狩りが、中国の全土で公然と横行していることや、国際社会がこれまで迫害を阻止するために努力してきた経緯やその結果が綴られている。
請願書の終わりにはこう書き記した。「中国共産党の法輪功への迫害と迫害に反対する運動は、正義と邪悪の戦いです。イギリス政府はすべての真実を知ったうえに、それを尊重し、引き続き最前線に立って、世界の人権を守り続けていただきたいのです。中国共産党の独裁政権に対して、イギリス政府が人類の普遍的価値観を守るためにも、正義を貫き、引き続き声をあげ続けることを願っております」