【明慧日本2016年9月9日】中国・山東省招遠市張星鎮の法輪功学習者・王忠賢さんは、今年6月14日、済南市にある山東省女子刑務所に赴き、7年間不当に拘禁された妻・王好紅さんの出所を迎えに行った。しかし、妻の王好紅さんが刑務所から出てきた時、王忠賢さんがさきほど不当に連行されたと知らされた。
王忠賢さんは当日の早朝に招遠市から出発し、山東省女子刑務所の入口に着いたとたん、待機していた招遠市公安局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官に身柄を拘束された。王さんはパートカーの中で警官に殴られ、耐えられず住所を教えた。その後、警官らは済南市から直接龍口市に行き、王さんの家に侵入し、家財を押収した。
招遠市に戻ってから、王忠賢さんは公安局で国保大隊の関係者に取り調べられ、副隊長で610弁公室の頭目に暴力を振るわれた。その結果、王さんの身体には大きなアザができ、片方の耳からは血が出た。警官は拷問を加え、王さんに罪を認めさせようとした。
その後、王忠賢さんは市の法律制度教育センターに拘禁された。警官らは暴行がバレないように、王さんと家族との面会を禁じた。その後2カ月間ほど、警官らは王さんの傷跡が残っているかどうかを確認した。8月26日、肌の色が正常に戻ったと確認できてから、ようやく王さんを家に帰した。