【明慧日本2016年9月8日】中国・山西省太原市の法輪功学習者・辺平鴿さんは、今年8月10日、同市小店区裁判所に不正な裁判をかけられた。法廷で辺さんは「法輪功を学ぶことは、罪にはなりません」と述べ、弁護士も辺さんの無罪を主張した。辺さんの援助を受けている学生も自ら書いた弁護文書を裁判官に渡した。
武装した特殊警官らが、裁判所の出入り口の道路の両側を巡回し、同時に私服警官もあちこちにいた。
用があって裁判所に来た人が、それを見て異様に思い「こんな厳しい警戒をして、どんな裁判をしているのか?」と聞いた。
裁判で、公訴人は辺さんに対する「犯罪の事実」の公訴状を読み上げた後、弁護士はすぐさま、中国の現行の関連の法律や規制に基づいて弁護した。
弁護士は「現在の中国の法律や規制は、法輪功が邪教だと決めつけておらず、最高裁判所と最高検察庁の司法的な解釈と警察庁から出した2回の通知も法輪功のことを言及していません。法輪功は真・善・忍を修めていて、世界で100以上の国と地域に法輪功を学んでいる人がいます。なぜ、中国では法輪功を学ぶのが駄目で、法輪功学習者に罪を被せるのですか? 辺平鴿さんは無罪です。もし、裁判官が無理やり辺平鴿さんに刑を下すなら、良心はどこにあるのですか? 一生、その責任を負わなければなりません。現在の中国では、法輪功だけが最も清らかで穢(けが)れ無きところです」と弁護した。
辺さんは「法輪功は人に良い人になることを教えていて、国にも社会にも良い影響を与えています。信仰は法律に触れておらず、無罪です」と話した
裁判の終了後、辺さん夫婦の友人は「弁護士の話は根拠があって、道理があります。公訴人は辺さんに罪があるような法律や規制を、一言も言えなかった」と話した。