【明慧日本2016年9月13日】鄭州市の法輪功学習者・杜雪さんは、法輪功を迫害している中国共産党の元国家主席・江沢民を告訴したため2016年8月12日、鄭州市地方裁判所で不当な裁判にかけられた。杜さんの家族は北京の弁護士を雇って無罪を主張した。
裁判の当日、杜さんは手錠と足かせをつけられており、家族は痩せて髪が白くなってしまった杜さんを見て彼女の困難な状況を察した。
検察官は杜さんが自白書にサインしたと語ったが、杜さんは「私はあなたに暗い部屋で準備されていた文章に強制的にサインさせられた。警官はなんの法的文書もなしに私の家を物色し逮捕しました。あなたは法律を破壊しています」と言った。
杜さんの弁護士は法輪功のへの抑圧は法的根拠がないことを主張した。
「彼女は法輪功を実践して恩恵を受け、他人や社会に悪影響を及ぼすことはありませんでした。この逮捕は法律に違反しており、検察官が提出した証拠を証明することはできないと考えます」
息子を脅す警察官
杜さんは2015年11月13日に自宅で逮捕された。警官は彼女の家を物色し、法輪功の書籍と携帯電話4個を押収した。
杜雪さんは鄭州地区の拘置所に連れて行かれ、その後鄭州市第3拘置所に移された。
役人は杜さんの息子を尋問し、杜さんと交流のあった他の法輪功学習者の名前を聞き出そうとした。また北京の弁護士を雇わないよう脅迫し、この会話の内容を誰かに話してはならないと言った。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な関係者らの情報は、中国語のページを参照)