【明慧日本2016年9月16日】中国・河北省秦皇島市の法輪功学習者・梁君さん、白雪松さん、盧佳栄さんは先日、警官に連行された。情報筋によると、3人の連行は河北省国家安全局が指示を出し、「犯罪防止弁公室」と「安定維持弁公室」が参与し実行したものであるという。
8月2日の深夜1時半、梁さんは盧龍県から秦皇島市に帰る途中で、盧龍県の警官に連行された。その後、梁さんの家は2回家宅捜索された。
8月4日朝6時過ぎ、盧さんは瀋陽市からの帰宅途中に、秦皇島駅で秦皇島市国家安全局の警官に連行された。盧さんは現在、秦皇島市留置場に拘禁されている。
盧さんの夫・王海金さんは、2014年、秦皇島市撫寧県国保大隊の警官によって連行され迫害により死亡した。今回盧さんは連行された後、家に子供2人と義母が残され世話をする人がいなくなった。そのため子供と義母は、親戚の家に行くしかなくなった。
盧さんの13歳と9歳の子供達を見て不憫に思った白さんは、何か買ってあげようとスーパーに出かけたが、スーパーの前で6~7人の警官に連行された。その後、警官は白さんの家を3回も家宅捜索に入った。
白さんは現在、盧龍留置場に拘禁されている。
梁さんと盧さんの子供は中学校の試験前だが、親が連行されたことで子供たちはショックを受け、落ち着いて勉強することができない。白さんの娘は台湾の学校で勉強している。そのため白さん夫婦は、娘の夏休み中に台湾へ会いに行こうと思っていた。しかし、当局は法輪功を学んでいるとの理由で、白さんの出国を許さなかった。