【明慧日本2016年9月16日】中国・北京市順義区の警官が、今年1月13日、法輪功学習者・胡衛学さん、陳軍傑さん、苑ブンさん、車永さんを不当に連行した。4人はそれぞれに8月1日、2日、8日、9日に不当な裁判が行われた。
苑ブンさんの弁護士・劉連賀さんは「自分の考えを伝える方法はいくつかあります。例えば、迫害の真相を話すこと、横断幕を掛けることもその方法の一つです。誰にも悪い影響を与えていませんので、犯罪の証拠にはなりません。また、苑さんはいかなる組織にも所属しておらず、1人の法輪功学習者として自分の考えを伝えたに過ぎません。法律の実施を破壊する罪の事実は全くありません」と弁護した。
陳軍傑さんの弁護士・馬衛さんは「この案件は確実な証拠がなく、起訴者側の証拠はまったく成り立ちません」と指摘した。
車さんの弁護士・唐志偉さんは「車さんが国の法律や行政法の実施を破壊した証拠はありません。お尋ねしますが、車さんはどの法律の実施を破壊しましたか?」と問い詰めた。
4人の弁護士は「事実や証拠、または法律の規定からも、法律の実施を破壊する罪は成り立たない。犯罪の結果として、被害者の対象も存在していないため、何も存在していない案件となります」と一致した弁護をした。
一方、裁判所は今回の開廷に関して、内部の関係者すら公開せず、秘密裏に行った。
4人は平常心を保ち法廷で、法輪功を学んでから受益したことを正々堂々と伝えた。