【明慧日本2016年9月20日】2016年度イギリス法輪大法修煉体験交流会は先月28日、ロンドンのコロンビアホテルで開催された。20人の学習者が慈悲深い師父の偉大さと、いかに「真・善・忍」に従って心性を高め、正念を強くし、真相を伝え、衆生を救い済度した修煉体験を発表した。
厳かな雰囲気に包まれている中で、発表者が心を込めて体験を語り、向上した喜びを分かち合った。6時間にわたる法理における交流は参加者に多大な感動と勇気を与えた。
ロンドンの有名な皇室芸術学院で仕事をしている西洋人パトリック・ヘイデンさんとロブ・グレイさんはこの間、「中国共産党による生体臓器狩りを調査する」議案の決議に賛同してもらうため、欧州議会に出向き、議員に真相を伝える過程で心性を高めていく体験を紹介した。
パトリックさんが最も深く感じたのは、心性の向上と人を救い済度できるのは大法から離れてはいけないことだという。議員に真相を伝える時、彼はできるだけ自分の観念を取り除き、真相を伝えることが人を救い済度できる唯一の道だと思って進めていくと、大法から知恵と力を得られ、自分の話が常人の観念と誤解を取り除くことができ、効果も良いと悟った。
ロブ・グレイさんは欧州議会を訪れ議員に真相を伝える過程で、師父の助けと指導を感じ取り、心は師父への感謝の気持ちで溢れていた。ロブさんはこのプロジェクトに参加し、困難にぶつかることがあったが、そのようなとき、自分にとって重要なのは自分が全身全霊で物事を進めていたのかどうかだという。なぜなら成功するかしないかは師父が決められることだと悟ったからだ。あるとき、困難にぶつかって、内に向かって探すと、ロブさんは議員が署名することに気を取られ、議員とその周りの人達に真相を伝え救うことを疎かにしたと気付いた。そう思った瞬間、ロブさんは全身にエネルギーが通り過ぎ、同時に師父の法身も見えた。これは師父からの激励だと思い、師父と大法を信じ、衆生を救い済度する正念も強くなったという。
また、数人の発表者が着実に修煉することと衆生を救い済度することの関係について語った。人心と観念が衆生を救い済度する障害であり、それを取り除きより大きな慈悲を持ってこそ、より多くの人を救い済度することができる。とくに中国人に真相を伝えるとき、闘争心、恨み、歓喜心、嫉妬心、恐れ等の心を取り除かなければいけない。困難に出遭った際、自分の一念を正確に把握し、人心など見つけ次第取り除く体験が紹介された。
このほか、同修のあることを聞き、あるいは見たとき、不平に思う心が生じてしまい、内に向かって探してみると、それは嫉妬心のせいだと分かり、取り除くと不平に思う心が現れなくなった。嫉妬心が自らの次元の向上を遅らせるだけでなく、同修との隔たりを生じさせることもできるとの体験もあった。
交流会は感動に包まれる中で午後5時に成功裏に終了した。