【明慧日本2016年9月21日】山東省煙台(えんたい)市の法輪功学習者・王龍娜さん(29歳女性)は、法輪功を学んでいるとの理由で迫害を受け、今年3月に懲役3年を宣告された。
王龍娜さん
2015年8月28日、王さんは招遠(しょうえん)市の警官により不当に身柄を拘束された。今年3月、懲役3年を宣告されて、煙台市の福山留置場に拘禁されている。
中国当局の上層部により密かに判決を下された
王さんの母親が娘の状況を知ったのは、判決を言い渡された数カ月後だったという。
招遠市国保大隊は王さんの母親に、王龍娜を検察院に引き渡し、その後、裁判所にこの案件を提出したと伝えた。また裁判長に懲役3年を宣告されたことを伝えた。
王さんの母親は裁判長に「なぜ、あなた達は家族に裁判についての通知をしなかったのですか? なぜ私達に判決が下されたことを通知しなかったのですか? あなた達は法律に違反しています」と言った。
裁判長は「それは私の責任ではなく、当局上層部が彼女に直接宣告したからです」と言った。
B型肝炎に感染
母親は5カ月間、会うことができなかった娘と会うことができた。しかし、娘はB型肝炎を患っていた。
留置場の職員は病気の感染を防ぐため、王さんを隔離し、治療のための「服役中の一時出所」を拒否しているという。