【明慧日本2016年9月28日】黒竜江省ハルビン市の双城(そうじょう)区裁判所は今月13日午前、法輪功学習者・王洪斌さん(もしくは王洪彬さん)に対する裁判を行った。弁護士は王さんの無罪弁護をした。一方、起訴側は偽証拠がばれて裁判官に叱られたという。
弁護士の話によると、警官は王さんを逮捕する際には私服で、何の証明書の提示もなかったという。また、いわゆる証人もプロフィールがなく、証人になる必須の身分証明書や連絡先、本人の捺印がない限り、法律の効力はないと判断できる。王さんはハルビン市在住のため、受理先はハルビン市中級裁判所になると指摘した。
そのほか、王さんの自宅から探し出した法輪功の関連内容も証拠にはならず、王さんの所有物とは言い切れない。法輪功を学ぶことはいかなる法律にも触れてはおらず、国民の信仰は自由である。国の新しい規定によると、裁判官は案件の「終身責任」があると定められている。現在、無理やり王さんに罪を加えたならば、将来その責任の追及を逃れられないと述べた。
一方、起訴側の王桂珍はいわゆる証拠をたくさん準備したが、八方破れのため、裁判官に叱られた。
王さんの妻は弁護をした時「法輪大法は素晴らしい」と主張したため、裁判官に止められた。家族は署名を断り、裁判はいい加減に終わった。
王さんは今年5月6日に身柄を拘束され、市拘置所に拘禁された。家族が同施設を訪ねた際、行政拘禁15日のため、23日に解放できると告げられた。しかし、23日に家族が拘置所に行った際には、王さんはその日に刑事拘禁に変更されたと言われた。